見出し画像

ワックスでお花を作ってみた

こんばんわ。ぽんです。

毎日投稿する!と意気込んで始めたnoteですが、気が付けば、なにも投稿せず4カ月経ってしまいました。大学が冬休みに入ったので、気を取り直してまた少しずつ投稿していこうと思います!

私は大学一年生で、美術を勉強しています。彫金を専攻しようと考えているので、教授に道具を借していただいて、ワックスでお花を作ってみることにしました。

ワックスでお花を作るってどういうこと??

彫金は、文字通り金属を彫って、模様を付けたりオブジェを制作したりする分野です。それなのに、「どうして金属じゃなくてワックスでお花を作るの?」という方も多いのではないでしょうか。(ロストワックス製法について分かる方は飛ばしてください!)

彫金は、元々の意味では金属を彫ることを意味しますが、今ではジュエリーを作るという意味も含まれることがあります。ジュエリーを作るときに使われることが多いのが、ロストワックス製法です。

ロストワックス製法とは、ワックス(蝋)を切ったり削ったりして形を作り、それを金属に置き換えるという製法です。ワックスは金属に比べて柔らかいため、加工しやすいのです。削ったワックスを鋳造会社に送れば、自分のつくった形が金属になって帰ってくるので、自宅で金属を溶かして流し入れる必要もありません。

道具があれば家でもできるので初心者の方におすすめです。


道具の使い方が分からない!

上で偉そうに説明した私ですが、大学1年生のうちはデッサンや色彩構成などの基礎がメインなので、ワックスをさわるのはこれが初めてでした。

先生から貸していただいたDVDを見ながら、とりあえずお花を作ってみることにしたのですが、、、

動画のお兄さん「カニコンパスでしるしをつけていきます。」

私「???」

カニコンパス

これがカニコンパスです!Google先生に聞けばこれがカニコンパスだっていうことは分かるのですが、使い方までは詳しく分かりませんでした…

でも、見よう見まねで平行な線を引いたり、円を描いたり、なんとか印をつけることが出来ました。たぶん合ってる!(月曜日になったら大学の先生に聞いてきます)

ちなみに使ったワックスはシートワックスと呼ばれるもので、薄くて手の温度でも柔らかくなります。

印をつけ、その中にペンで下書きを描いたら、スパチュラと呼ばれるもので花びらの形を切りだし、手の温度でワックスを柔らかくして形を整えます。(動画の内容をあまり詳しく書くと怒られそうなので詳しい作り方は省きます!実際作るときはちゃんと動画見たり本を読んだりしながら作った方が安全です!)

お花途中

これが、形を整えた花びらたちです!

金属になっちゃうのでワックスの色は関係ないのですが、なんだか桜みたいできれいだなと思いました。

この花びらたちを熱で温めて、くっつけます。この作業はだいぶ苦戦しました。。。モデリングヒートペンで、花びらを熱するのですが、熱しすぎると溶けなくていいところも溶けてしまったり、何度も触るうちに花びらが折れてしまったり。。。

でも、やっていくうちにちょうどいい温度や熱する時間が見えてきました!

5枚くっつけた後、緑のハードワックス(シートワックスよりも溶けにくい)で球体を作り、花の中に落としたら完成です。

お花完成

これが完成形です。花びらをくっつけるときに苦戦したせいでだいぶでこぼこになってしまいました。。。でも、この凸凹が逆に自然物らしさを表しているような感じもするような。。。

職人さんのようなお花を作るにはまだまだ修行が必要ですね!頑張ります!

せっかく作ったのですが、これは金属には変えず、とっておこうと思います。動画を見て作ったのでオリジナルな作品ではないですし。。。

でも、なんとなくワックスの扱いに慣れてきました。次は桜を作ってみようと思います。2回目でどれだけきれいにできるか分かりませんが、それが上手くいったら金属に変えてみようと思います!

※ここに書いた作り方は、分かりやすく説明するために、道具の説明や注意点などを省いています。ワックスを加工するときは、安全に作業するために本やDVDなど他の資料も参考にして加工してください。

こんな感じで、作品を作って投稿していこうと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

いいなと思ったら応援しよう!