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公務員(技術職)を目指す方へ❷


技術職でも専門によって違うこと

①技術職の種類(土木・建築・電気・機械・造園・農業・林業・保健・保育・情報)

ここで書くのは地方自治体(市役所とか町役場とか)の技術職のお話です。
私は今の仕事に就くまで、技術職は土木職と建築職しか知りませんでした。
確かに土木職が圧倒的に多い。

建築職に近いところから説明すると、電気職・機械職がある。
建築工事の仕事をするときは建築職と電気職と機械職が3人1チームで1つの建物を担当する。(小さい自治体は建築職だけしかいないところが多いけど)電気機械職は建築関係以外の部署だと環境系の部署に行くことがある。

あとは、造園・農業・森林職があるところもある。
造園職は私が知っているところだと公園課や都市計画課に配属になっている。
その他だと関わりが少なくて詳しくは知らないが、福祉系で看護・保健職もある。保育職もあって、実は保育士も公務員になれる。
これは知らずに就活している人もいるのでは?と思う。
保育士さんは給料が安いとよくメディアでも言っていて、お世話になっている身としてはもっとお給料あげてください…と思っている。
保育士になりたい。でも給料やワークライフバランスも大事にしたい。と言う方は市営の保育園に勤めるという選択肢はおすすめ。給料は他の事務職等と同じように上がるし公務員なので福利厚生ももちろん◎

②直接のお客さんは誰か?とストレスの関係

仕事をする上で、ストレスの大小は「直接のお客さんが誰か」で決まると思う。最終的なお客さんはどの職種も自分の組織の外にいるのだが、どの専門分野かで実際に普段関わる直接的なお客さんが変わってくる。
具体的に言うと、建築職の直接的なお客さんは学校工事で言うと先生で最終的なお客さんは児童。
他の工事でも直接仕事でやり取りするのは建物を管理している人だ。
土木職の直接のお客さんは市民の方々全般で最終的なお客さんも同じ。
福祉職も土木に近いイメージ。

その点建築職はラッキーな仕事で、お客さんと言えど建物を管理している人は同業者(公務員)だったりそれに近い人が多い。(消防署なら消防士、保育所なら保育士、公民館なら事務職など)
建物は持ち物としては自治体が所有していてそれを貸しているようなスタンスが多いので、クレームや嫌なことを言われることはほとんどない。

直接関わるお客さんが市民の方々全般な職種だと、いわゆる公務員叩きをする人や自分の利のために無理な主張をしてくる人や理不尽なことを言ってくる人が少なからずいる。(もちろんほんの一部の人だとは思うが…)
建築と土木はよく似ていると思われているが、その点は土木の方が圧倒的に要望やクレームが多く大変だと思う。

せっかく始めるなら長く過度なストレスなく働きたい。
そのために、自分のできることや耐性を加味して職種を選択したり、その職種の関わる人たちの特徴も知った上で職種を選択したりするのもアリだと思う。

ご参考までに!


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