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仙人あらわるの巻②

【おかめちゃんとおさめちゃん】

登場人物

🐢おかめちゃん
亀と人間のハイブリッド
亀の名残りは、甲羅と
ゆっくりの歩みのみ
ハイソサエティにみえるが
じつはおとぼけな二十歳

🐬おさめちゃん
サメと人間のハイブリッド
サメの名残りは、
鋭い歯とへの字口
そしてサメ肌
いちご大福が大好きな
自他共に認めるおとぼけな
二十歳

仙人=おかめの親戚の
  おっちゃん
  インドの山奥で仙人の
  修行をしたらしい



前回のあらすじ

蟻と友達になりたい
おさめちゃん
はたして 
そんなことが出来るのか
おかめちゃんの親戚で 
おかめの家に
一時滞在中の
インドの修行者 
おっちゃんに聞くことに!
おかめの家に向かう二人……



🐬「おかめちゃんの
  親戚のおっちゃんて
  インド人?」


🐢「ノンノンノーーン
  生まれも育ちも 
  となり村だよ」


🐬「じゃあ 
   なんでインドに?」


🐢「それはね
  何度聞いても
  こう言うんだよ 
  あそこにインドが
  あるからだってね」  


🐬「あそこってどこ?」


🐢「インドだよ」


🐬「はーー( ;)蟻としゃべるの

  長い道のりになりそう

  つーか、難しそうだね 」


🐢「確かにね……
  
  はい着いたね
  おっちゃーーん 
  おっちゃーーん」


🐬「ドキドキo(^o^)o」


🐢「おっちゃーーん……
  あれ?
  いないのかな?」


仙人「ワシに用かな?」


🐬「うわあ びっくり!」


🐢「おっちゃーーん 
  なんで木の上に?」



仙人「木に誘われたのや♪」

🐬「ワオ 
  いい感じやわ~

  そういう
  テイスト待ってた!」

  

🐢「おっちゃーーん 
  あんな
  おさめちゃんがなーー
  蟻となーー」 



🐬「おかめちゃん 
  そんな大きな声で
  言うたら恥ずかしいやん」



🐢「そうなのん? じゃあ
  おっちゃん 
  ひとまず木から
  降りてきて!」


🐬「すんませーーん」


仙人「はいはーーい 
  ちょっと待ってて~」


サルのように降りてくるかと
思いきや………
なかなか降りられず…


仙人「おかめーー
  はしご持ってきてーー」


🐬🐢「エーーーッ」



仙人「ヨイショ……
   ヨイショ………えい
はいお待たせーー!(・∀・)」 


🐢「おっちゃん 
  降りんのそんな
  大変なら 
  どうやって登ったん?」



仙人「それは言われへんわーー」


🐢「なんでーーー?」


仙人「まあ いろいろと
     
      事情があってなー」


🐢「おっちゃん 

    このとなりのギャルが……」


仙人「いらっしっい♪
     おさめちゃん」


🐬「なぜに私の名を?」


仙人「まあ いろいろとなー」


🐢「言葉濁すなーー」


仙人「ところでなんの用事や?」


🐢「あーーそうやった!
  あのね 
  おさめちゃんがね
  蟻と 
  話が出来るように
  なりたいって!
  できる?」


仙人「まあ できなくもないが
   蟻となーー
  しゃべれるようになったら
  騒がしさは 
  都会の喧騒どころの
  話じゃね~よ?」


🐬「どういうことです?」


仙人「蟻の組織の数は
   ハンパねえ
   相当な数いるから
   蟻言葉がわかったら相当
   うるさいよ?」


🐬「おじさんは 
  蟻の言葉が
  わかるんですか?」


仙人「まあ そうやな」


🐬「すげえ!」


仙人「あり🐜がとう」



~つづく~


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