豆キャラ
【おかめちゃんとおさめちゃん】
登場人物
🐢おかめちゃん
亀と人間のハイブリッド
亀の名残りは、甲羅と
ゆっくりの歩みのみ
ハイソサエティにみえるが
じつはおとぼけな二十歳
🐬おさめちゃん
サメと人間のハイブリッド
サメの名残りは、
鋭い歯とへの字口
そしてサメ肌
いちご大福が大好きな
自他共に認めるおとぼけな
二十歳
今日はおかめちゃんが
おさめちゃん宅へ
ご訪問
🐢「おーさーめちゃーーん」
🐬 …☆……
🐢「おーさーめちゃーん
どこーー」
🐬「あーーごめんごめん
ここー台所
……(*□*)!!……… 」
🐢「返事しないから
留守かと思ったよーー
……
ってーどうしたの?
豆が鳩ぽっぽ
くらったような顔して 」
🐬「鳩じゃねんだよ、
豆太郎なんだよ!
んで、鳩ぽっぽって
なんだよ」
🐢「鳩がポッポって
鳴いたら、はっ?
ってなるでしょ?
てか
えっ? 豆太郎?」
🐬 (-""""-)……
🐢「おさめちゃん?」
🐬「はっ (@Д@;
ビックリしたー!
急に大きい声
ビックリするやん」
🐢「だってーー
返事せえへんから」
🐬「あーーごめんごめん
今 わたしが、
考えてること……
私の将来がかかってるねん
アイデアがね……ぼちぼち……
まとまりつつあるよ………
……
うん☆よし☆言うよ、
聞いてください」
🐢「かしこまメーー」
🐬「えっ?」
🐢「かしこまりましたって
言う意味です。
執事と豆と羊をかけました!
すみません
言うてから恥ずかしく
なりました
お話すすめたもう」
🐬「はいわかりました。
お疲れさまです。
あのね
えんどう豆のさやから
豆を取り出す作業
してるとするよね
そしたらね 豆の一粒がね
『俺はイヤ』って言うねん
私は そら耳かと
思ったんやけど
『こらっ!よく聞け
俺は お前らには
食べられるのイヤ』
って 豆がいうねん
思わず あんた誰?
って言うと
マメタロウマル~
っていいながら
ザルからピョンて
飛び出してね
逃げてった!
豆太郎丸の決めゼリフは
『豆から飛び出でて
にわかには
信じがたいよの~
おぬし』っていう話
どう?」
🐢「あーー
豆太郎やろ(。・ε・。)」
🐬「おかめちゃん
涼しい顔して
さらっと言うねーなに?」
🐢「いや だから 豆太郎
ちょくちょく
家にも来るよね!」
🐬「えーーー!?ー」
🐢「えーっつーか
知らんかった??
豆太郎を知らん
おさめちゃんの方が
私からしたら 驚きやけどな!
あーーそう!そう!
あれも、もらえるからね…」
🐬「あれって…… なに?」
🐢「あっ…あら
そうなん?
おさめちゃん
ほんまに会ったことないんや
豆太郎は
巻物くれるねん……」
🐬「巻物?」
🐢「そやねん、
豆粒より小さい巻き物をな
豆太郎の話を
聞いてやったらくれるねん」
🐬「ちがうちがう!
これは 私が
考えた想像のお話やで?
巻物とか
勝手に話を進めんといてーよ」
🐢「えーーちがうのは
おさめちゃんのほうだよ
豆太郎本当にいるねん♪
口に巻物加えて たまに
えんどう豆やら
豆類の中に雲隠れならぬ
豆隠れしてるで
俺を見逃してくれ!
見逃してくれたら
これあげるっ!
って言うて
口に加えてた
巻物くれるねん
それが証拠に豆には
茶色が一筋
入ってるでしょ」
🐬「それ…☆…
おかめちゃんの他に
誰か知ってる人いる?」
🐢「えーーあんまりに
普通のことすぎて
人に話さへんかったけど
おつるちゃんとかも
見てるかもよ」
🐬「あーじゃあ
仮に 豆太郎が
実在してたとしてよ
それをキャラクターにして
売り出す→利益発生する
→金持ち
どう 一緒に」
🐢「あーー
残念でーーすヽ(´ω`)ノ
今回は 時代にようやく
おさめちゃんが
追いついた感じ
すでに
豆キャラのかわいいのが
過去にヒットしてるよ
おさめちゃんが売り出しても
二番煎じか 下手すると
キャラを真似したって
訴えられるかもよ!」
🐬 m(..)m……
🐢「おさめちゃ…
落ち込んでいるのかい?
でも 豆太郎は
本当にいるけど
それを 想像で
イチから作ろうとした
おさめちゃんの発想力
素晴らしいよ」
🐬 (´_`)……
「じゃあ
猫の形のロボットの
お話とか……」
🐢「40年以上前からあるよ」
🐬「じゃあ
猫にかぶとをかぶせて…… 」
🐢「ゆるキャラで
大ヒットしてるよ……
おさめちゃん……
千里の道も一歩から
そのうち
おさめちゃんしか
考え出せねえ
アイデアがうまれるよ」
🐬「あっ!イチゴ大福の
キャラは……?
名前は……イチ福丸」
🐢「おさめちゃん
おめでたい人だよ」
о(ж>▽<)y ☆
おさめちゃんの
一攫千金
キャラさがしはつづく……