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今だからいえること。‐後編‐
ついに、打ち明けました。どうも、よなむです。
さて、前回は僕の留年に至るまでの経緯と、今後のお話を少しだけしましたが、今回ではいよいよ、両親に打ち明けた時のことについて、お話したいと思います。
後編の総文字数は1748文字。さっそくいきましょう。
両親の反応やいかに…?!
自分の成績を見たその日の夜。夕飯をおいしく食べたあと、僕は母親のもとに向かいました。
母親はいつも通り僕にちょっかいをかけつつ(日常茶飯事)、楽しそうにテレビを観ていました。
その横に、黙って正座する僕。父は明日の仕事に備えて、早々に床についていました。
結論から言うと、母は黙って頷くだけで、僕を叱咤することはありませんでした(心の中ではめっちゃ怒っていたかもしれない)。
僕の話(半ば懺悔)を聞いた母親は、落ち着いたトーンで「ママの意見を言ってもいい?」と言いました。恐らく、懺悔の時点でボロボロに泣いていた僕が落ち着くのを待っていてくれていたのだと思います。
母はこう言いました。
「お母さんは、お金のこととかは考えずに、もう1年頑張って卒業してほしい。」と。
…本当に、いい親の元に生まれたと思いました。
僕の家庭は、一般家庭よりも所得がありません(かといって「貧乏」かと言われればそうでもない)(それを分かっているなら余計4年で卒業しなさいよ貴方)。
家計の財布事情を事細かく把握をしているわけではないですが、そう簡単に学費を出すなんてこと、可能であったとしても苦しいはずです。
今回、僕がもう1年通うことを決意した暁には、両親の仕事に対する負担は今まで以上に大きくなることでしょう。
(うちの親は気にしないですが)周りの目もあるかもしれません。
かなりマイナスな印象しかない(かもしれない)状況にもかかわらず、温かく受け止めてくれた事実に、涙が止まりませんでした。
これからどうする?
先ほど述べたように、母は「金銭面は気にしなくていい」といいました。
勿論、ゆくゆくは学費を返済していきますが、やはり気になるもの。
僕は、「もしもう1年大学に通ったとして、そこから何が得られるのか」を考えました。
(ここから先は、単位最優先で考えたうえでのお話をします。)
1つ目。「+αの勉強ができる」。
言い方を変えれば、「大学で学んでいる分野以外の、自分が興味のある分野を学ぶことができる」ということです。
僕の残っている単位は6単位ほど。就活を加味しても、後期はかなり時間に余裕があります。
大学生活の中で、専攻している分野以外にも、興味のある分野が出来ました。更には、もっと伸ばしたいスキルも出てきました(免許取りたい、とか英語の勉強をしたい、とかね)。
今後は、単位を修得しつつ、そういった分野にも手を出せると思ったのです。
2つ目。「行きたいところに行くことが出来る」。
1つ目と共通して、「時間に余裕ができる」ので、4年間の中で、行きたかったけれど行けなかったところに行くことが出来るのです。
勿論、どこにでも行けるわけではありません。諸々の状況が落ち着いてからにはなりますが、状況を鑑みて好きなところに行くことが出来るのです(わーい)。
暖かくなったら遠出したいし、冬場には温泉も行きたいなぁ…(呑気だな)。
上記の他にも出来ることや得られることはありますが、割愛します。
要は、「4年間のうちに出来なかったことを、することが出来る」のです。
生憎、僕には友達といえる友達は数少ないので(4年間ぼっちを極めていました)(1人大好き)、周りと予定を調整することなく「ひとり○○」を楽しむことが出来るのだと考えました。
母親が言うには、「就活で、新卒扱いになるよ」とも言われました(盲点)。
諸々の理由を加味した結果、今の僕の気持ちとしては、「きちんと学業を修めるために、もう1年大学に通う」に傾いています(考えは変わるかもしれませんが)。
最後に
両親に打ち明けて、早数日。両親と気まずくなるかと思いましたが、両親が気丈に振舞ってくれているお陰で、これまで通りの関係性を保てています(尚、僕の申し訳なさは日々増加中)。
僕から言いたいことはただひとつ。
言いづらいことこそ、早く言いましょう。先延ばしにしても、いいことはないです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よなむ。