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今だからいえること-前編‐

実は、僕…。どうも、よなむです。


本日は、誰にも言ったことのないお話をしたいと思います。



「必ず言わなきゃいけない。でも、言いづらい…。」



そういうこと、誰にでもあると思います。そんな時に、どうすれば言いやすくなるのか、その時の解決策についてを、今回、僕の実体験を交えてお話ししたいと思います。

僕自身、暗く書き進める気は全くもってありません。軽い気持ちで読み進めていただけると、幸いです。
総文字数2402文字。そして、前後編に分かれております。気合い入れて書きましょう。



経緯

僕は、現役大学生です。2018年の春に大学生になり、本年度(2022年3月現在)で単位を既に修得し卒業、4月からは無事に新生活をスタートさせる予定でした。


…そう。予定だったんです。


先日大学から通知された成績には、僕の卒業資格の有無について書かれていました。

僕の成績表には、卒業単位には少し届かない単位数が書かれていたのです。



留年です。



正直な話

年明けの試験の時点で薄々感じてはいたのです(そもそも4年の後期に単位が残っているのがみたいなところはある)が、無駄な希望(現実逃避ともいう)を抱いていた部分もありました。

まぁ、心当たりがあるときって、大体的中しているものですよね。

僕の場合も、そうでした。


なんてったって、記述式の試験の半分以上が空白だったんですから。



僕の犯した最初の間違い

成績開示の日、あまりの現実逃避に、成績表が見られませんでした。


そうです。変えられない現実から、逃げようとしたのです。


成績開示の日は、2月中旬でした。僕はそれを、3月中旬まで引き延ばしたのです。その期間、約1か月。卒業式まで、残り1週間といったタイミングで、僕は、留年の事実を受け止めたのです。

 …これが、最初の間違いでした。

ご存じの方も多いかとは思いますが、大学の成績に関しては、「成績疑義照会」といって、自分の成績に関して「不服な点」「不明な点」を、教授本人に問い合わせることができるシステムが存在するのです。

僕の大学にももれなく存在するのですが、「成績疑義照会」には勿論期間があります。今回の場合、成績疑義照会の期間は、2月末。



僕は自らの手で、足掻く術を失ったのです。
もし、教授に必死に問い合わせれば成績は覆っていたのかもしれない。ですが、僕はその機会すらも自身の手で逃していたのです。


成績開示の日に、すぐに成績を見なかったこと。
これが、僕の1つ目の間違いです。



2つ目の間違い

僕は、もう1つ間違いを犯していました。

1つ目の間違いの部分でも言った通り、僕は2月の時点で薄々留年の危機を感じていました。何なら、試験が終わったその瞬間から。

要は、2か月前から自覚はあったのです。


僕は、学費を両親に支払ってもらっています。2回生までは、割と僕自身のことや大学生活のことを両親(主に母親)に話していたのですが、3回生にもなると、コロナ禍でオンライン講義だということもあり、自然と学生生活を両親に話す機会も減りました。

たまに聞かれる「リモートは慣れたん?」の言葉に「まぁまぁ。」と返すぐらいで、会話は終わりました。


…脱線失礼しました。
まとめると、学費を払ってもらっている以上、ある程度の単位の取得状況などは、両親も把握しておくべきだったと考えるわけです。

上記の理論でいうと、試験終了段階で、両親は僕の留年の可能性を把握しておくべきだというわけです。


しかし僕は、留年の可能性はおろか、4回後期にもなって卒論以外の未収得単位があることすら、両親に伝えていなかったのです。



「そんなの、自分が理解していれば逐一両親にいう必要はなくない?」「大学生なんだから、そこにまで親が介入してきても…」という意見があるかと思います。
僕も当時はそう思って、両親には伝えていませんでした。しかし今となっては、ざっくりとでも伝えておくべきだったと後悔しています。

伝えておけば、もし留年することになったとしても、両親への伝え方や手続きをスムーズに運ぶことが出来ます。留年していなければ、「無事に卒業が決まってよかったね」だけで終わるのです。



僕の犯した2つ目の間違い。早い段階で、留年の可能性を両親に伝えていなかったこと。



今後について

現状、僕が今からしなければいけないことは1つだけ。


両親に、留年の旨を伝えること。


これに尽きます。



僕の両親は、どちらもできた人間です。
父親は高専出身。卒業後は某有名企業に就職し、サラリーマンとして勤めていました(数年前に退職)。現在は、小さな社長として、現役で働いています。
母も、四年制大学を卒業し、その後は金融業界に身を置いていました(結婚を機に退社)。
更には姉も、関西の有名大学を卒業。その後は、大学で学んだマーケティング力を活かし、バリバリのキャリアウーマンとして働いています。


対して僕は、並の四年制大学を留年(圧倒的小物感)。




言葉を選ばず言うと、僕の家族の中で僕だけが「落ちこぼれ」なのです。

きっと、両親は僕のことをひどく怒るでしょう(当たり前だ)。
ですが、仕方ありません。僕がもっとしっかりと勉学に励んでいれば、こんなことにはならなかったのです。

…勘当覚悟で、留年を伝えることにします。



さて、考えなければいけないのはその後のこと。


僕がこの先選ぶことのできるルートは2つ。

留年し、もう1年通うこと」または「留年せずに中退すること」。


正直、決め切れていません。ここに関しては、両親としっかりと話し合う必要があると思います。金銭面など、両親に助けてもらう必要がある部分は、沢山あるのです。



最後に

まずは、できるだけ早いうちに両親に伝えること(時すでに遅いが)。恐らくこっぴどく怒られるかとは思いますが、それも覚悟のうち。すべて、過去の自分が蒔いた種なのです。




次回、両親に留年を打ち明ける。反応はいかに。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。



よなむ。

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