川尻蓮という月の光にみちびかれた話

 
初めまして、最近蓮くんに落ちたオタクです。ずっと書きたいと思っていたことがようやく形になりそうだったので、文章にすることにしました。
蓮くんの沼にいかにして落ちたかを拙いながらかきとめた備忘録です。
ミラクル・ロマンス。

(ちなみにどうでもいいわたしのJAM時系列:蓮くんにハマる→JO1沼に落ちる→バジーノイズ観に行く→感想書く→ようやく蓮くん沼に落ちた話をまとめられるフェーズに入ったと感じた→イマココ)
 
□はじめに
 
4月9日、youtubeのショートを流し見している時だった。
 
唐突に流れてきた動画で、わたしは、ひれ伏したくなるほどのうつくしさを持つ人間に出会った。
 
という話を今からえんえんとするのだけれど、これは備忘録として、わたしが推しと出会い、何を考えたのかを残したくて書いているものであることは前提としてあげておきます。こういうのは深夜の、しかもほどよくお酒が入ったときに書くのがいいということがわかっているので、(?)朝読み返したらポエムすぎて恥ずかしくなるほどの文章であることは承知の上で今これを書いている。すでに何回か加筆修正しながら読み返しているので、もうだいぶ照れながら書いている。文章力ください。
 

 
初めて蓮くんを見たのは、景瑚くんからかかってきた電話をとって話しているインライの切り抜きだった。どこかの記事でも書いたような気がするんだけれど、JO1のことはINIの先輩ということくらいしか知らなかった。でもその話し方といい、声といい、伝え方といい、全部が優しくて、ああ、この人はめちゃくちゃ優しい人なんだろうな、というのが最初の印象で、そこでわたしはまず打ち抜かれたのだった。好きになる、というよりかは、惹かれる。魅入られる。目が離せなくなる、みたいな、強い引力に引っ張られたような心地になったことを覚えている。
 
そのときのポスト。
 
・着実にじぇーおーわんの沼にはいりつつあるんだけど、切り抜き見たりお顔と名前一致するくらいまだほぼミリしらで、とりあえず川尻蓮くんぜったいめちゃくちゃいいひとなんやろなってことだけはわかる
 
そこからの沼落ちの速度はめちゃくちゃ速かった。あなた川尻蓮って言うのね!からスタートしたこの沼の全貌をわたしは未だ知らず、何ならいまもまだまだ浅瀬で足を浸している程度ではないだろうかと思っているのだけれど、それでも知りたいと思った。この人のこの不思議な魅力というか、人を惹きつける、月の引力のような強い輝きの正体を知りたいと思ったのだ。だから、このnoteを書くことにした。パソコンに向かって、思考を文字に起こしながら整理することが好きなので、この方法が一番良かった。
 
冒頭に書いたとおり、わたしはJO1にハマりたて、JAMになりたてなので、ライブに行ったこともなければ、JO1のコンテンツをすべて網羅したわけでもない。恥ずかしいことに、日プ無印も全部見れていない。しいて言うならば、Hi!JO1を全部見たくらいである。こんなペーペーなオタクが書いていてすみません。。。
 
でも、いま感じたことをまとめておきたいというのが一番の理由なので、これはそういう文章だと思っていただければ幸いです。
 
□川尻蓮くん、彼から発せられる言葉について考えたこと。
 
『Yves Saint Laurent|Push The Boundaries Ren Kawashiri』
https://youtu.be/Gaf2aBP3k9w?si=4azx3IYBIhswEZ5Z)からの引用。


『僕にとってダンスとは、僕と誰かを繋ぐためのツールみたいな感じです。大事にしている言葉が、“創造とは思慮深い模倣にすぎない”。合わないだろうなっていうものを足してみたりとか、そういうことから何か新しいものが生まれるのかなっていう。その言葉を聞いて思ったので、いや……、って思うことでも一回トライしてみるみたいなのが、僕の中で大事にしていることですね』
(中略)
『パフォーマンスリーダーだっていう肩書きを、みんながくれて、お仕事とかやることもあるんですけど、この曲はどんな曲で、その中でもこういう歌詞で、こういう雰囲気。揃え方にもすごいたくさんのバリエーションがあるなって気づけて。こう、何かでこの人の人生を少しでも良い風に変えられたらなあっていうのが、僕の夢です』
 

JAMの先輩から教えていただいた動画で、観た瞬間に、刺さりかけていた“JO1・川尻蓮”の矢印が、あ、もう抜けなくなった、と感じた。“創造とは、思慮深い模倣にすぎない”。彼が引用した言葉。どのような経緯でこの言葉が、蓮くんにとって大切な言葉となったのか。彼の心の中にどんな考えがあるのか、それが気になって仕方なくなった。
 
川尻蓮くんを知りたい、と思ったきっかけがこの言葉で、まずはこの言葉の理解をしたいところなのだけれど、この文章を検索したところ一冊の本のタイトルが出てきた。まだ読めてはいないので、これは今度じっくり……読みます……。この引用の言葉と、蓮くんのコメントからわたしが考えた・思ったことをとりあえずまとめておく。
 
創造について考えてみる。それはわたしにとってはこうして言葉を紡ぐこと、であるように、蓮くんにとってはダンスをすることなのだろう。そこに創造がある。創造とは、思慮深い、模倣にすぎない。思慮深いとは、慎重に考えること、とか注意深く考えること、とかそういう感じか。この文章においては、模倣にかかるこの“思慮深い”とは、つまり敬意をもって、ということではないかと考える。インプットと、アウトプットの関係。自分の中に落とし込んだ、自分が味わって吞み込んだ創作物が、みずからの咀嚼(=解釈)の果てで、あたらしい文脈を作る。それを蓮くんは創造と呼んでいるのではないかな、と思った。あくまでわたしの解釈だけど。自分が見て、聞いて、考えて、そうして吞み込んだものが、あたらしい“創造物”として生まれること。それはたしかに模倣から生まれたものであり、だが同時に“オリジナル”でもあるのだろうと思う。(そのあとの蓮くんのコメントを見るに、(『合わないだろうなっていうものを……』のところ)化学反応、相乗効果、このあたりのニュアンスにもきこえる。)
 
1+1が無限大であるように、蓮くんの頭の中のため込まれた膨大な「模倣」が、蓮くんの心を通して、目を通して、体を通して、わたしたちに新しいものを見せてくれるのだろう。ここの蓮くんのコメントに関しては、蓮くんを推し、解釈するうえでめちゃくちゃ重要なコンテンツなのではないかと勝手に思っており、まだその全部をつかみきれていないような気がしてもどかしくも思いつつ、これからも考察を深めたいところ。。。と思っている。
 
□“川尻蓮”が解釈するダンスが大好きだということ。
 
ある日のわたしのポスト。
 
・やっぱりラブシカのブレーキのところの蓮くん、ガガガガガッってなってるのめちゃくちゃ好きだよ、神は細部に宿るっていうけど細部という細部に宿りすぎてもはや川尻蓮が神だもんね
 
曖昧で申し訳ないのですが、おそらくCDTVライブ!ライブ!(すみませんいつの放送かわすれました。。。)で披露されたLove Seekerを録画で見返していたときの感想だったと思う、興奮しながら呟いたことしか覚えていない(コワ)。
サビ前のSEブレーキ音の振り付けで、ハンドルをギュンッと回すしぐさ。これ大好き。ここの振り付けで、蓮くんは右手がブレーキ踏んだときの衝撃を受けて震えているような表現をしていた。ラブシカを披露した番組では全部が全部この表現じゃなかったと記憶しているんだけど(他のラブシカパフォーマンスの時もやっていたかもしれない)、この時はブレーキ踏みながらハンドル回して舗装されていない道をギューン!!!と走っているのがめちゃくちゃ想像できてすげー!!!ってなった記憶がある。右手がガガガガガッ!ってなってたのが本当に超痺れた。
 
わたしが今まで見たコンテンツの中で、これ以外にも特に好きな蓮くんのダンスの表現や仕草がいくつかある。
 
・2024/5/10 JO1|“Aqua” REN×SKY×JUNKI×SHO
https://youtube.com/shorts/WeYj4DvNETY?si=6p-G0LYGWALc8IoM
・2024/7/24 JO1|“Aqua” s**t kingz # kazukiさん
https://youtube.com/shorts/oEWMV77A_Ls?si=D3TVeK4LE-1VUk52
の最後の「潤して more and more」のところの振り付け、右手を肩にぐっと近づけて、ほんの一瞬、ぴたっと止まる。そのあとすぐ上に手を伸ばすのだけれど、この「ぴたっ」が、何かわからんけど軽い重み(?)があって惹きつけられる。その一瞬の緩急が心地良い……
 
・2024/4/20 JO1|”Test Drive” SHOSEI×REN×KEIGO
https://youtube.com/shorts/qz78NCr5V-s?si=h46g7QskHTN63Qh5
サビの「Ay no break」の「Ay」の腕振り回すところ。一回目の勢いがめちゃ好き。
 
ぱっと思い出せるのはこのあたり。全然思ったより思い出せてなくて草。
 
神は細部に宿る。蓮くんのダンスを見ていると、本当にそうだなあ、と思うのである。蓮くんが、歌詞を、曲を、雰囲気を解釈して、そうして生み出された表現が、たしかに「唯一無二のパフォーマンス」を作っている。だから、この人の解釈が好きなのだろうな、と思った。そうなのだ。蓮くんのダンスの、解釈が好きなのだ。こんなにも目を惹きつけて離さない。考え抜かれて、そのフレーズのその一瞬に一等ふさわしい表現を、彼の頭の中にある膨大な選択肢の中からぱっと取り出せる。彼が「創造」のために費やした思考や時間のすべてがそこに凝縮されており、それを見ることができるのはなんて幸せなことなんだろう、とさえ思った。
 
もうひとつ自分のポストの引用。
 
・蓮JAMの皆様がおっしゃってた「テレビでは物腰やわらかで品があり、頭もキレるが決してでしゃばることなく一歩引く男、だがパフォーマンスでは「俺を見ろ」という感じ」←これハピアン見ててほんとうによくわかる 川尻蓮という奇跡、生きているだけで全人類が沼に落ちる
 
↑最終結論はこのポストに尽きる。わたしはしばしば、川尻蓮くんのことを月みたいな人だとたとえることがある。人を惹きつけて離さない不思議な引力の持ち主だと思っているということ。あと、彼の軽やかなダンスは重力を感じさせないよねというところからも来ています。
 
で、川尻蓮くんのことが少しわかってきたぞ。。。というときのポスト。
 
・可愛いゲラでありJO1のやさしいママ 手足が長くスタイル抜群 いちど射抜かれたらもう元に戻れない気さえする宝石のような冷たさをはらんだ目 川尻蓮、どこまでオタクを骨抜きにしたら気が済むん? 一生をささげそうになるわ
 
突然ですがわたし、目の表現というのがとてもスキ侍と申すんですが、蓮くんの目がめっちゃ好みなんですよね。
何を見たときにそう思ったのかもう忘れてしまったけれど、宝石みたいだ、と思った。鋭いひかりをはらんだ、だけれどその自分のかがやきを世界に見せつけてくれるような。眩しく燃える、だけれど表面にあらわれてくるのは冷たさや冷静さのような印象。青い炎のようなイメージ。かと思えば、向日葵のような笑顔と、やさしく揺れる瞳を見せてくれたり。子供のような無邪気な笑顔に、きらきらと光る眼。彼のパフォーマンスのときに見せてくれる目の表現がめちゃくちゃ好き。全然秒でとりこになる。
 
そして、めっちゃゲラ。爆笑している蓮くんスキ。それに笑うときにめっちゃ手たたくの可愛すぎる。以前ダウンタウンDX(2024/4/11放送だったと記憶している)でSUPER EIGHTの横山くんとたたいてかぶってジャンケンポンしてましたよね。わたくしめはSUPER EIGHT沼にもながらく生息しており、あのときは蓮くんのこと知りたてほやほやだったので、ヨコとゲームしてるよーー!!かわいー!!!ヨコめっちゃ楽しそう!!!がメイン感情だったんですが、「お前強いな!!!」と横山くんに言われたときの蓮くんの拍手と笑顔がばぶちゃんすぎて、本当に、もう、蓮くん沼に本格的に落ちるすげえやべえ追い風になったのは言うまでもないんですけど、そのパフォーマンスの時とのギャップにまんまとやられたわけなんですね。。。ありがとう。本当にありがとう。。。
 
□推しを推すということ。
 
最後に、わたしの推し活についてのいまのスタンスをまとめておこうと思う。
 
まず、蓮くんへ。あなたに出会ってから、まだ全然日が浅いのですが、たしかにわたしの人生が明るく彩られ、良い風が吹いているような気持ちでい続けられています。本当にありがとう。
 
またもやわたしのポストからの引用。
 
・月みたいな人だよね しずかに輝いて夜を明るく照らすような それを祈りのような心地で私は見てる
 
これは先述したとおり。わたしは蓮くんのことを月だと思っている。(語彙力)

めちゃくちゃ素直に文章にすると、川尻蓮くんの作り出すダンスの世界観、その雰囲気、空間すべてを、神聖なものとして見ている自分がいることに気がつきました。そのパフォーマンスに興奮するんだけど、一番は圧倒される、がある。何かすごく眩しいものをしずかに観てる感覚におちいる。それが惹きつけられるってことなのかもしれない。
 
やっぱり蓮くんのダンスの表現が本当に好きだ。そこに一等惹かれる。彼の中で曲に対する世界観というものがひとつひとつ完成されていて、その作り上げられた世界観を受け取ったとき、それをひとつの芸術としてわたしは見ている。その世界観の精密さ、と言うんだろうか、それが彼の特化しているところなんだろうと思った。彼がその曲の持つ世界観を緻密に、精細に考えて、アウトプットしているその表現たちを、できるかぎりすべて受け取りたい。理解したい。
 
うまく言えないけど、日本語合ってるかあやしいけど、蓮くんから表される「この曲はこうだよ」という表現の仕方が、わたしにとってすごく心地よく感じるんだと思う。これからはここをもっと深く考えていけたらいいな、と思う。その心地よさを、どうしてそう感じるのかいつかちゃんと言葉にしたい。
 
川尻蓮というアイドルに惹かれたとき、この人を理解したい、と思った。それがこの推し活のはじまりだった。
 
不思議な魅力を持つ人。あの春の夜に彼のことを知ったとき、まるで春雷のように、心の中にたしかに、わずかな電流が流れて、彼から目が離せなくなった。彼が何かを表現するとき、何を考えて、どのようにアウトプットするのか。それを知りたいと強く思った。まだまだわたしは足りなくて、もっともっと深く知りたいと思うから、これからも推していきたい。彼の表現に触れると、すっと背筋が伸びる思いがするんですよね。それに触れたとき、自分をととのえられるというか。その理由をつきつめていきたい、というのが、いまのわたしの推し方だなあと思う。
 
だから。 

深い夜の、月を見ているときのような心地で。
 
わたしは、今日も川尻蓮というアイドルのことを考えている。


 終

いいなと思ったら応援しよう!