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東京旅行の記録#3 ゆりかもめ、うんこミュージアム、テレビのインタビューと優しさが身に沁みた話

2023年11月24日
2泊3日の東京旅行、2日目。

「🔍東京観光 子連れ」
グーグル先生がおすすめしてくれたお台場に行くことに決定。

お台場までは、ゆりかもめで。
ゆりかもめは、鉄道でもなく、モノレールでもない新交通システムだそうだ。
なんだそれは?という感じだが、実際に乗って、ゆりかもめの凄さを体験した。

ゆりかもめの始発駅、新橋駅

ホームに着くと、ちょうどゆりかもめが来たところだった。
他のお客さんが続々と乗車するが、私たちは次のゆりかもめに乗るために見送った。

というのも、先頭に座るためだ。
ゆりかもめは、自動運転のため運転席がなく、乗客が車両の先頭に乗ることができる。

一番前の特等席に座れた


甥と同じように、乗り物が好きそうなお子さんが後から2人ほどやってきて、私たちの隣の席に座った。

この先頭の特等席は、子どもの特権でもある。
それにあやかって、180度見渡せられる東京の景色を目に(スマホにも)焼き付けた。

高層ビルの間を抜け、東京タワーが見えたり、時には電車と並走したりしながら海の方へと走っていく。
東京湾に照りつける太陽の光が燦々としていて、東京の海も良いもんだなと思った。

遠くにあったレインボーブリッジが、みるみるうちに近くなり、あっという間に中を通過し、テレビでよく見るフジテレビのあの球体の近くまで来た。

東京の街並みを180度楽しみながら移動できるゆりかもめ、なんて素晴らしい乗り物なんだ。


話は逸れるが、最近、スーツ旅行チャンネルにハマっていて、鉄道などの乗り物の移動時間も旅の楽しみの一部なんだと感じてる。


さて、お台場での目的はというと、うんこミュージアムだ。

ダイバーシティ東京で展示されている、うんこにまつわる遊べる展示。
子どもも楽しめると口コミも良かったので、チケットを事前予約していた。

1回に入れる人数制限があり、予約の際に時間を選択する必要があった。
私たちは11時入場を選んだのだが、5分前くらいに行くと、すでに15人くらいが列をなしていた。
海外の方もいて、人気の高さがうかがえた。

スタッフさんに案内され、照明があまりない暗い部屋に入った。

そこで姪が、泣き出してしまった。
急に暗い部屋に閉じ込められたと思ったのか、怖がっていて、ずっと姉に抱っこしてもらっていた。

暗い部屋の中にはカラフルなトイレが並ぶ


それからも姪は、終始つまらなさそうにしていて、滞在時間20分くらいで姉と出で行ってしまった。

お義兄さん、甥、私の3人は、ほぼお絵描きスペースにいて、甥は、うんこの絵を描いては消して、描いては消してをエンドレスに繰り返していた。

自分のうんこを描き、トイレットペーパーで消す(流す)遊び


うんこミュージアムは楽しめる工夫がいっぱいあったのだが、姪と姉が早くに退散したこともあって、100%は楽しめなかったというのが正直なところ。

姪甥には、ちょっと早かったかな。

小学生くらいの子が一番楽しめそうな内容だったと思う。(うんこー!と叫んで声の大きさを競うゲームがあったのか、男子小学生たちが、大声で連呼していて、とても楽しそうだった。(笑))


1時間くらい滞在した後、姉、姪と合流し、ドラえもんショップやサンリオショップを見た。

外にドラえもんのベンチがあったのでパシャリ。
かわいい笑顔の2人が撮れた。

ドラえもんは何年経っても人気者

その頃には、姪のご機嫌もすっかり治り、楽しそうにしていて安心した。

お台場といえば!のガンダムも見た。何時間に1回とか動いていた。

でかい、かっちょいー!

それから、近くの広場で開催されていたお魚フェスティバルでサクッと昼食。
割高感は否めなかったが、秋刀魚を食べたり、あら汁飲んだり。

ここで姉とは別行動になった。姉は美術館やら、子連れではなかなか行けない東京で行きたいところに出掛けて行った。(楽しんできてね〜)

私たちは、広場のベンチで、姪甥とアクセサリーごっこで遊んだりしてダラダラと過ごした。

トイレに行くためにダイバーシティに戻った帰り道、姪と手を繋いで歩いていると、テレビ局の人に声をかけられた。

「こういう番組でインタビューさせてもらっているんですが」と言って、藤本美貴ことミキティと横澤夏子のパネルを見せられ、「今、ママにお話を伺っているんです。お時間よろしいですか?」と。

えっ!?これが東京だ!すごい!とミーハー心がざわついて、インタビュー受けても面白いかなと思ったのだが、そこは「私、この子のママじゃないんです。」と言った。

テレビ局の方は、そんなに驚く!?と思うくらい、とても驚いていた。

確かに、側から見ると夫婦が子ども連れているようにしか見えないか、とも思う。

「姉の子どもなので、姪なんです。すみません。」と断ったのだが、もしそこに姉がいたのなら、どんな質問にどんな回答をするのかとても気になった。

後々、調べると『夫が寝たあとに』という番組で、ママの本音をあーだこーだ言うトークバラエティーだった。フジテレビではなく、テレビ朝日だった。

旅行から帰ってきて、TVerで見た。
なるほど。
これはママじゃなきゃ答えられないやつだ。
断って良かった。(当たり前か)

それから、自由の女神像を見て、ゆりかもめに乗って、メトロに乗り換えて東京スカイツリーへ。

スカイツリー近くの居酒屋で姉と合流予定にしていた。

子どもと半日遊ぶだけでもヘトヘトの私。あぁ、座りたい。。。
電車の席が空くと、一応周りを見渡して誰も座らない事を確認し席についた。
私は姪を膝の上に抱えて座った。

しばらくすると、姪は夢の中へ。
すやすや眠っていて(かわいい愛おしい尊い)、起こしたらいけないとプレッシャーがかかる。
起こすタイミングを間違うと機嫌が悪くなると姉から聞いたことがあった。
起きなかったら抱っこのまま、乗り継ぎ頑張るぞと意気込んでいた。

乗り換え駅に到着する少し前に、姪を起こさないように、体勢を考えながら荷物を整理しようとゴソゴソしていたら、近くにいた外国人女性の方が話しかけてくれた。

眠っているのね?可愛いわね、荷物大丈夫?ドアのそばで待ってるからゆっくりで大丈夫よ。と微笑みながら。

英語は雰囲気でなんとなくわかった。

あぁ、
なんて優しいんだ。

焦っていたり、ヘトヘトなとろこで、特にこういう優しさが身に沁みる。

センキュー!を連呼して、ありったけの感謝を伝えた。

暖かい人もいるんだなぁ、と私もそういう場面に出くわした時、迷わず行動できる人になりたい。


この件もそうだが、東京で感じたことは、日本人より、外国の方が優しかった。

というか、

日本人は、基本、他人です。という感じで干渉しないオーラがぷんぷん漂っている。

外国の方は、あら、元気でいいわね〜ニコニコ。という感じで、暖かいやさしさの空気を纏っている感じ。

子連れだと、何かと周りへ迷惑がかかっていないかと気を遣うことも多い。
みんながこういう、やさしい空気を纏っていたら、ホッとして暮らしやすくなるよなぁと感じた。

そんなこんなで、しばらく歩いていると、姪もスッキリした顔で起きてくれた。
ほっ。4歳児を抱っこでずっと歩くのはさずがにキツい。
イヤイヤ言わずに歩いてくれたので、だいぶ助かった。

日も暮れ、うっすら暗くなる頃に、スカイツリー最寄りの押上駅に着いた。
東京の街中クオリティーのイルミネーションに心躍りながら、姉が待つ居酒屋さんへ歩いて向かう。

姉は1時間くらい、1人飲んでいた(笑)

私たちが、予定より遅れたためだ。
乗り換えの地下道の距離がかなりあって子どもの足で歩いたり、イルミネーションで足を止めながらだったので思ったより時間がかかってしまった。

子連れお出かけあるあるだろうか。予定している時間の倍はかかると思っていた方がいい。

姉が見つけてくれたお店、加賀屋。
大衆居酒屋の雰囲気で、割と安くて美味しく、たくさん食べた。


押上駅付近でスマホの充電が切れたため、ここで食べたものやスカイツリーの写真がないのが残念だ。

ご飯を食べ終え、スカイツリーに行くと、かなりの人がいた。
想像以上に並んでおり、スカイツリーの人気を目の当たりにして、ちょっと東京タワーが心配になった。

姉私姪甥は、ずらし旅の特典でスカイツリー展望デッキまで入れるクーポンを持っていた。
お義兄さんは個別で買う必要があり、チケットが時間によっては完売していて焦ったが、なんとか購入でき、無事に一緒に入ることができた。

チケットを提示するまでも並び、提示してからも並び、エレベーターに乗るまでも並んだ。合計30分以上は待ったと思う。

並んでいる途中で、トイレに行きたくなったのだが、今行くと絶対はぐれてしまうし、人波にもまれて戻ってこれないと思い、我慢した。

やっと、エレベーターの順がきた。
高速のエレベーターで350m上の展望台まで一気に昇っていくのだが、なんだか気持ち悪くなってしまい、着くや否やトイレにこもった。
しばらく経ったら、落ち着いたためみんなと合流し、展望台をぐるりと廻り夜景を見た。

気分が悪くなったせいもあるのか、スカイツリーからの展望はきれいだが、チケット2000円は、それにしてもけっこう高いなという印象だ。
今回は、ずらし旅の特典で入れたので良かったのだが。

それに加えて、近くの沖縄カフェでバナナジュースがもらえるという特典もあったのだが、夜で子どもたちも疲れてきている中、いくら徒歩2分とはいえ、体力的にも精神的にも厳しいという判断で、バナナジュースは諦めた。

みんな疲れている時が、機嫌悪くなったり、喧嘩になりやすいから、諦めも肝心だ。

スカイツリーからホテルまでは、メトロで帰ったのだが、これが失敗。
乗り換え大変すぎ。違う路線に乗り換えるための地下道?の距離が長すぎて、ヒーヒー。ハーハー。

姪甥も疲れてて、歩くペースはトボトボ。かといって抱っこだと、大人の体力の消耗が半端ない…。

東京の人ほどよく歩くっていうのは本当そうで、田舎は車社会だから、毎日ほぼ歩かないのよね。
都会に行く度に駅のホームまでの距離とか地下道の長さにびっくりする。


なんとか、ホテルに到着。

後から、タクシーの方が早いし人数で割ったら安かっただろうという話になった。
メトロの選択肢しか頭になかった。もっと柔軟に広く考えたいよね、何事も…。
勉強になったということで、これからの旅に活かそう。

でも本当に、この日は姪甥めっちゃ頑張った。
体感では、大人の倍歩いたってことよね。

ほんとお疲れ様!!!!!!!


次回は、東京旅行3日目のお話。
上野へ〜!


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