熊本②(2022年12月26日)阿蘇
7:00朝食
部屋でお茶の飲んで7時から朝食ビュッフェ。全部美味い。阿蘇で採れた食材をふんだんに使用している。絶景を眺めながゆっくり食事を楽しむ。食後のコーヒーが気持ちいい。
8:00〜露天風呂
このホテルは露天風呂がある。露天風呂は離れにある。浴衣でタオルだけ手に向かう。寒すぎて心折れそうになるが、無事到達。おれ以外誰もいない貸し切り状態。眼前に広がる瀬の本高原をバックに露天風呂から湯けむりが立ち上り、それが朝陽に照らされて光が乱反射し幻想的な雰囲気を演出。夢みたい。肩まで湯に浸かり、芯まで冷え切った体が少しずつ温められていく。実に心地よい。いつまでも入っていたい気分だ。
9:00〜出発
荷造りを終え、ロビーで露天風呂の余韻に浸りながらくつろぐ。そろそろチェックアウトの時間だ。
ホテルのロビーもいつまでいられるわけもない♪ということで出発。
10:00〜草千里ヶ浜
少し雪化粧されていた。夏は緑鮮やか、冬は幻想的な白銀の世界に包まれるらしいが、今日は何とも言えない状態だ。馬と一緒に写真撮りたかったが、どうやらオフシーズンのようで馬がいなかった。乗馬体験もしてみたかったわ〜。
10:40中岳第1火口
有毒ガス発生のため、今日は見学できず。残念。
11:00南阿蘇パノラマライン展望台
南阿蘇村を眺める。
ここから先、路面凍結しているエリアがあってかなり運転怖かった。スタッドレスタイヤにしとけばよかった。
11:20〜白川水源
毎分60トンもの水が湧く。全国名水百選にも選ばれたパワースポットだ。
ここの天然水はそのまま飲むことができる。100円で空のペットボトル1Lが販売されていた。こんなの買いたくないんだけど仕方なく買い、そのまま湧水を汲んだ。雑味が一切無いし舌触りが軟らかくておいしい。そこまでキンキンに冷えてるわけでもなかった。飲みやすい。白川水源では降水から湧水までの全過程に約50年かかるとのこと。50年前の水を飲んでるってことか。
それにしても水がめちゃ綺麗だったな。神社もあった。不老長寿のご利益があるということで、健康に長生きできますようにと祈っておいた。
12:00〜上色見熊野神社
白川水源のすぐ近くにある上色見熊野神社。神社のあるところまでひたすら階段を登る。
階段登り神社に着いた。ここはなんのためにつくられた神社なんだろうか。説明を読んでみる。
神話における穿戸岩の由来が「阿蘇大明神の怒りを買って追っかけられた従者が岩壁に追い込まれた時に、その岩壁を蹴破ってできた穴」。めちゃ嘘っぽい話だ。
一方で、歴史を背景とする穿戸の歴史の方は興味深い。「自然物が神ではなく、人々の崇拝を通じて自然物が神になると考えられた」。たしかに、穿戸穴から差し込む陽の光が神々しかった。神いそうだった。穴の方まで階段を登っていく。階段が凍結しててめちゃ登りづらかった。
12:50〜やま康
お昼ご飯の時間なので何かお腹に入れよう。上色見神社と白川水源の間にあるあか牛の店やま康へ。
あか牛ステーキ食べる。
30分待ち。朝食ビュッフェ食べすぎたのでまだそんなにお腹空いていない。あか牛のステーキ単品110gだけ注文。
豆板醤つけるととてもおいしい。ただそれに気づいたとき、もう最後の一切れしか残っていなかったのが悔やまれる。ペロリと平らげ、熊本市街方面へ出発。
15:00田迎サウナ
熊本市街にある銭湯へ。昭和レトロ。というかもはや自分が昭和にタイムスリップして迷い込んでしまったかのよう。
お客さんがこの時間なのに6人くらいいた。全員おじさんだった。みんなサウナにぎっしりと入っていて、サウナについているテレビのワイドショーを見ながら世間話を繰り広げていた。熊本弁がきつめでなんの話ししてるか半分くらいしかわからない。てかこの人たちはそもそも知り合い同士なのか?この場で出会っただけの関係なのか?わからない。
自分だけ話の輪に入れてない感じで、なんだか気まずかった。各々自分のタイミングでサウナから出て行き、水風呂へ向かっていく。
するといきなり水風呂の方から「バシャーン」という爆発音が聞こえてきた。なんだ?と思い水風呂の方を覗いてみるとおじさんが水風呂に思い切りダイブしていた。 ここの水風呂はノールールなのか。その後に続くようにサウナから出てきたおじさんたちが次から次へと水風呂にダイブしていく。そのたびに大きな水しぶきが上がり爆発音が浴場に響く。しばらく潜水するおじさんもいる。お腹の出たおじさんたちの丸々としたシルエットも相まって、まるで水族館のアシカショーを見ているような錯覚に陥った。これはここの常連さんにだけ許される芸当なのだろうか。一見さんのおれは遠慮気味に軽く潜水だけさせてもらった。きもちいい。
みんなサウナ→水風呂→サウナ→水風呂を何度も繰り返していたが、おれはちょっと居心地が悪かったのでそそくさと1セットで上がる。
上がったところは休憩スペースに直結している。
洗面台の鏡を見るとなにやら注意書きが。
髪染めに厳しい。水風呂はノールールなのに…。
16:50〜御輿来海岸
夕陽を眺めにやってきた。ちょっと遠かったな。明日天草行くからその帰りに寄る方がよかったか、ミスった。でも景色は最高だった。見に来てよかった。もうこれで熊本でやりたいことだいたいできたから充実感がすごい。
余韻に浸りながら帰路につく。
18:30〜東横イン熊本新市街チェックイン
東横イン熊本新市街に泊まる。繁華街のど真ん中にあるので、夜飯食べ行くのとかにとても便利。全国旅行支援のおかげでコスパ最高。ここはおすすめ。
このホテルはコインランドリー付き。替えの下着を持ってきていなかったので洗濯がてらホテルの目の前にあるローソンで酒とつまみ買って部屋で休憩。
部屋で1時間ほどくつろぎ、外に出る。
写真では伝わりにくいが、このアーケードはややなだらかにカーブしている。ここはもともと白川の本流だった。熊本城付近にある坪井川までぐにゃりと蛇行してせり出して合流していた白川を、加藤清正が城下町づくりのために分流したためにこうなっているらしい。
20:30〜馬桜
馬刺し、日本酒飲み比べセット、辛子蓮根を注文。馬刺しはクセがなくて舌触りが良くておいしい。辛子蓮根は想像を超える美味しさだった。また食べたい。
21:30〜JANG JANG GO
ホテルから歩いて2分くらいのところにある中華料理屋。太平燕目的。これで腹を満たしていく!
ボリュームあって優しいお味。酒飲んだ後にしみる。
22:00〜23:00
夜の街を散策。ホテル前で夜風に当たりながら酒飲んでたらお姉さんから綿菓子買いませんか?と声かけられた。まじでいらなかったから丁重にお断りしたけど冷静にどゆこと?ホテル前で綿菓子売るってなに?この時間に買うわけないじゃん。明日まで保つと言われたけど、綿菓子にお腹のキャパを微塵も埋められたくない。ご当地グルメで満たしたいのだ。
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