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Mr.Children miss you tour 2024/2/11 仙台サンプラザホール2日目 備忘録(ネタバレあり)


 「言っちゃうと叶わなくなるかもしれないからずっと黙ってたんだけどね、今回絶対良い席な予感がする!」

 チケットが当たった時から、根拠もなく何故かずっとそう思ってた。誰かに言ったら正夢のように叶わなくなる気がして最後まで言わないつもりでいたのに、ライブ前日の焼き鳥屋で、楽しみに勢い余って同行する友人に伝えてしまった。笑

 Mr.Childrenのホールツアーは多分というか絶対すごい倍率と思われる。ファンクラブでもなかなか当てられないから、今回はチケットを手に入れられただけで奇跡。それに仙台サンプラザは約2000人ほどのキャパで、ステージに対してカーブを描くような構造の客席は、どの席からでもステージが近く見えやすいようになっている。私の大好きな会場だから、どんな席でも構わないと思っていた。私が住む街のホールという特別なサイズ感の会場で、Mr.Childrenの4人に会えるのだから!


 虹もヒカリノアトリエもチケットを手に入れることが出来ず、今回初めてホールツアーに参加できる私は特別な高揚感で会場に向かいがてら、改めて友人と仙台サンプラザの座席図をおさらいした。

 座席の列はA、B列…という表記だが、座席「ブロック」の表記はよくあるA、B…のような表記とは異なる。
ステージ真ん前のブロックがFゾーン、その後ろがCゾーン、1階〜3階席ともステージ向かって左手ブロックがLゾーン、右手ブロックがRゾーンという表記だった。

 「Fが1番ステージに対して真ん中で近いブロックね!」と確認しあい、会場に到着。
(どんな席でもいいは本心だけど、そうは言っても
やっぱりどこの席になるかは気になるよね笑)


いざチケット発券🎫

 チケットの座席は当日会場に入って発券するまでわからないシステム。このシステム、転売防止のためであろうが、当日のワクワク感がマシマシになるので好きだ。

 16時開演に合わせて入場口に並び、いざ発券!

 。。。。。。。。。。。。。。。ん?


え、Fゾーン!?!?!?!?

 「何だか当たる気がする」発言や、「最前ブロックはなんというブロックか」事前確認というフラグを完璧に回収…。Mr.Childrenのライブではずっとメンバーが大体米粒サイズに見える距離(良くてそら豆サイズ)だったのに…Fゾーンって!😭ホール外の座席図で確認したらなんと前から3列目。やばいやばいやばい。そんな驚き、喜びと緊張で手足が震えながらホール内の席へ向かうと…

 3列目がM列。私のK列じゃない。
 そこで気がついて「エッ!?!?!?」と思わず超高音の声を出してしまった。(後から友人に、あのときすごく高い声出てたねと言われた)


このロープなんのロープかお分かりか?最前ロープだ


 ステージで前2列の席が潰されていて、私たちが3列目だと思っていた座席はなんと最前列だったのだ。それもほぼドセン…!(失神寸前)
 人間は大きすぎる嬉しい出来事に出くわすと、第一次感情が「嬉しい」を超えて「怖い」になるのを、28年間生きてきて初めて知った。隣の人とも、「着席早々やばいですね!?こんな席初めてです!」「私もです!」と会話した。初対面の人と会話が生まれちゃう座席すごい。

 ホールツアーだからなのかどうかわからないけど、今回は開演前撮影OKだったので、席からの風景を撮った。

近い
近い、、青い、、
近すぎ。木が生えてる。木にはランプがぶら下がってた


 ステージは腰上くらいの高さで低めなことも相まってとにかく近い。
 テンパってソワソワしていたらあっという間に開演を迎えた。メンバーが出て来て定位置についたときも、自分がどんな状態、どんな気持ちだったかは興奮しすぎてあんまり覚えていないという世紀の大失態…。

 しかしどのくらい近かったのかは鮮明に覚えている。
私の目の前にはちょうど機材がなかったから、定位置にいる時でさえメンバー全員が近かったのに、桜井さんがステージのふちまで来た時には顔を真上に見上げる必要があるほどで、ありえないほど近くて手足が震えた。
歌う時のビブラートしてる時の喉仏の動きも見えてしまった。なんなら口の中見えた…マイク通さない声までも聴こえて感極まった。

 それにジェンとナカケーもあんなに間近で見たの初めてだけどすごくカッコ良すぎた。ジェンとナカケーがなんか話してたり、クラッシュシンバルの隙間からジェンが田原さんを覗き込みながら叩いてるところも見れて感無量だった。田原さんは反対側だからちょっと遠かったけど渋くて高貴な感じで、とにかくすんごい近くにメンバーがいて、その景色がいつもより夢みたいだけど、いつにも増して現実味も強かった気もする。
 何回もライブに足を運んだことがあるのに、「Mr.Childrenって実在してるんだ!!!」ってこの日に初めて実感した気がする。こんな幸せなことがあって良いのか?今もずっと思ってる。一生の思い出とはまさしくこの景色を見た瞬間のことだと思った。

 この席で体験したこと感じたことを貧弱な語彙力で適切に言葉に表すのが難しいが、ここから本編の話に入る。(前置きが長くてすみません)
 ここ以前もここ以降もうまくまとめられていないが、できるだけ忘れないように語彙力と記憶振り絞って書きます。
※レポというより当時の感情や自分なりの解釈が中心になりますのでご了承ください。

 ではまずはセトリから🎶↓









◯セットリスト◯

  1. Birthday

  2. 青いリンゴ

  3. 名もなき詩

  4. Fifty's map 〜おとなの地図

  5. 口がすべって

  6. 常套句

  7. Are you sleeping well without me?

  8. LOST

  9. アート=神の見えざる手

  10. 雨の日のパレード

  11. Party is over

  12. We have no time

  13. ケモノミチ

  14. pieces

  15. 放たれる

  16. 幻聴

  17. Your Song

  18. おはよう

  19. 優しい歌

  20. The song of praise

  21. 祈り ~涙の軌道


Birthday始まりからの青いリンゴ

 桜井さんのギターかき鳴らしからの、Birthdayのイントロきた時のブチ上がりと言ったら…(嗚咽)
 半世紀へのエントランスでも演奏されるかな?って思ってたんだけど確かされなかったよね。半エンはあくまで30周年の入り口に過ぎないから…ということが理由なのだとしたら、もうすでに半世紀へのスタートを切って走り出しているよってことなのかな?
 Birthdayといえば青いジャケットだが、その「青」色繋がりとも思える「青いリンゴ」への流れもたまらない…。30年以上も続いてるバンドなら大御所や大先輩であるが、 「青春」「青年」「青二才」とかいう言葉のように「青」は「若さ」を表現する言葉だから、俺たちはまだまだこれからも進んでいくよっていう新しいスタートの宣言にも聴こえた。

 そして続く名もなき詩で、前の歌までの宣言が真実だということを後押ししてくれているような気がした。
桜井さんの声の調子も最高!!


尾崎に憧れて育った

 Fifty's map 〜おとなの地図 を歌う前の桜井さんから直接この言葉が聞けるとは思わなんだ…私も尾崎を聴いて育ちました!!(世代全然違うけども)
 私が生まれた時には尾崎はもう亡くなってたから新曲を聴くことは出来ないんだけど、大好きなバンド今も歌ってくれてて、その中で尾崎をオマージュした曲を作ってくれて、新曲として聴ける日が来るなんて想像すらできなかったよね。とても貴重な経験をリアルタイムでできた気がする。


口がすべって⇄常套句

 口がすべって!大好きなアルバムの大好きな曲!
そして続いて常套句!
 友人とセトリ予想してた時にmiss youと親和性高いアルバムは blood orange、歌ってほしいけど合わないのはSUPER MARKET FANTASYなのでは?っていう話をしてたので、口がすべってを聴けたのは嬉しかったし予想と反して意外とマッチしてた。それに常套句はやっぱりツアーの雰囲気に合う!!ホールサイズの空間に合う!!

我らのセトリ予想良い線いってない??



 個人的には、
「口がすべって」…(間違ってないけど)うっかりもらしてしまった言葉
「常套句」…いつも決まって使う文句
 で、表現の仕方としては対比する関係になってて、それぞれで歌われている内容も別のことなんだけど「言葉」という軸で小説みたいな流れを作り出してるように感じた。

ここからしばらくみなさんをアルバムの世界へお連れします

 …的な桜井さんのMCから始まった、
Are you sleeping well with out me?からのケモノミチまでの流れ。
 ライブ中は全く気づかなかったのだけど、帰ってセトリをぼーっと眺めてたら気がついた!これアルバムと全く同じ曲順での演奏だ!(その場で気づかなかったのは聴き込みが足りてなかった)(ごめんなさい)

 未だかつてミスチルライブでアルバムの曲順再現したライブあったか?あったら教えてくれ。
(追記:REGRESS OR PROGRESSで丸々やってましたねごめんなさい…ライブ参加したことあるのが終コン以降で、アルバム順で演奏したライブ行ったことなかったので思わず興奮してしまいました涙 でもそう考えると深海と同じようにやっぱりコンセプトアルバムなのかな。深海以外でもアルバム順でやったライブあったら教えてください。)

こんなんアルバムの世界へお連れされますに決まってますわ。
アルバムの曲順てきっと意味がある順序だし、
その順で生歌生演奏聴けるって最高の贅沢すぎません?

 Are you sleeping well with out me?はスタンドマイクで歌ってたけど、「汚して 拭き取って」の時の手の動きがセクシーだった。終始セクシーだった。

あと何の曲での場面が忘れちゃったけど、ステージの袖に向かっておそらくマイクの調子?のサイン送ってたのがよかった🥺近くで見てないと気づけない動き…なんの曲だったか覚えてる人は教えてほしい…。

 LOSTも今回のアルバムで好きな曲!マイク持って動き回って歌ってたと思う。「年老いた2匹の犬が僕の帰りを待っている」の部分で本当にワンちゃんと触れ合うような素振りをしてたのリアルで良かったな!あと最後「立ち尽くしている」で本当に立ち尽くす素振りしてた!

 そしてそして…アート=神の見えざる手
 アルバムで聴いてた時は、どういう感じで歌うのか全く想像出来てなかったのだけど、ライブではなんとドラムの後ろに少し高い段が出来て、椅子が用意されてそこに桜井さんが座って歌い始めた!
 原曲よりセリフ味がある歌い回しだったと記憶してる。(気のせいだったらごめんなさい)椅子から立ち上がってたくさん動いたりして歌っていた…(殴ったり蹴ったりの動きしてた)桜井さんは終始ドラムの後ろにいたけど「ピー」のところはハッキリ聞こえた(笑)
 桜井さんが後ろに下がって、スクリーンで映像見せつつ演奏隊が前にいる構造が、舞台みたいでより曲の世界観に入り込めたし、めちゃめちゃ新しいMr.Childrenを見られた!どこまで進化するんや。
 あとそんなにたくさんのアーティストのライブ行ったことあるわけじゃないけど、桜井さんの表現力はすごいなと思う。歌の中の人物になりきっていて、私たちを惹きこむ。
 雨の日のパレードもアルバムで聴いた時は面白い歌詞だな(オッサンとか子供の飛び蹴りがミゾオチにとか)と思った印象が強めに残ってたけど、雰囲気あって良かったな〜!より好きになった!

 そして個人的今回アルバム最推しのParty is over。
桜井さんと田原さんでアコギでの演奏。セトリ終盤に持ってきたら悲しすぎる曲だからこのタイミングでの演奏で救われた…。
 あと、この歌詞を桜井さんから直接聞くと心にぶっ刺さってやばかった。愚か者て私のことじゃんて…

過去に留まって
現在(いま)を御座成って
生きていくなんて 愚か者の愚行
.
過去に拘って
現在(いま)を怠って
死んでいくなんて 愚か者の愚行

「Party is over」Mr.Children

 しんみり…からのWe have no time
この曲楽しかったな〜!ジェンがめっちゃ小芝居しててブルース・リーのところで物真似してたのも記憶に残ってる笑
 手拍子で乗ってたけどサビの手拍子の仕方がまだみんな手探りだったような気がするな?私的にはサビはバスドラムに合わせて乗りたい。
※用語がわからないため説明力赤ちゃん※


 ケモノミチ
は楽器隊が徐々に増えていくような流れだったような気が…(曲違いだったら誰か訂正頼む…)
 アルバムmissyouのtrailerで切り取り取られた部分のみ聴いた時はラブソングかと思いきや、全体では恋愛に限らないもどかしさ不安定な気持ちを歌っていて、フルで聴いた時いちばん心が動いた曲だった。生演奏でも鼓膜にしっかり喰らった。

 ここでアルバムコーナーは一旦終了!
 続いてのpiecesはblood orangeからの演奏2曲目!
この曲は映画「僕等がいた」主題歌。当時高校生で映画館に観に行って聴いたな…。
 30周年の時にサイトか何かに使われてた「いつか描いたやつより 本物にしよう」の歌詞がある曲がこのタイミングで演奏されるの、なんか意味あるのかな〜。

 放たれるはREFLECTIONに収録&シングル曲。これも聴けると思わなかった!
 piecesと続けて聴くと紐づいてる気がする…全くちがう曲なんだけど…。
このあたり↓の歌詞を見ると、違う視点から見た同じ物語とか舞台みを感じる。

強く早く駆け抜けるほど
向かい風もきつくなるんだな
右へ左へ煽られて
バランスを崩しながら 僕等ここにいる
軌道を逸れて 放り出された
夢が 夢が萎んでく
どこかに不時着しようかって頭をかすめる
粉々になったら 匂いに紛れて
君の元へ飛んでくから
そのときは思いっきり 吸い込んでよ

「pieces」Mr.Children

右へ左へ 迷いながら
その度に蔓を巻き
陽の当たる場所に登りたい あなたもそこに来て
もう一度その温もりに その優しさに包まれていきたい
払い落としても消えない愛が
ひとつあるの それで強くいられる

「放たれる」Mr.Children


幻聴→声→Your Song


 ファン(私)大歓喜の3曲セット!!
これ喜ばない人いないでしょ、、この流れずっと待ってたくらい(泣)嬉しすぎて卒倒レベルです。

僕を手招くのは華やかな場所じゃなく
口下手で 人見知りで ちょっと寂しがり屋の溜息
遠くで すぐそばで 君の呼ぶ声がする
そんな幻聴に 耳を澄まし追いかけるよ

「幻聴」Mr.Children

別に巧くなくていい 声が枯れたっていい
受け止めてくれる誰かが その声を待っている

「声」Mr.Children

ふとした瞬間に同じこと考えてたりして
また時には同じ歌を口ずさんでたりして
そんな偶然が今日の僕には何よりも大きな意味を持ってる
そう君じゃなきゃ
君じゃなきゃ

「Your Song」Mr.Children

 この歌×声に関する曲の流れほんと最高(涙)
ではyeahのところを桜井さんと観客で交互に歌った!
最初のほう観客が桜井さんターンと被ってしまって、「まって!オレのターンだよ」て感じでジェスチャーしてたの可愛かった笑
 そしてこの部分はホールならでは、桜井さんマイクなしで発声!生声間近で聴けたの激ヤバだった…😭今も思い出すだけで鳥肌立つ😭
 あとは「別に巧くなくていい」のところの歌い方が
クスッと笑いながら話すように歌ってたところが印象的&お気に入りのシーン!

 この後に及んで初めて気づいたけど、Your Songのサビのバスドラムが心臓の音みたいでめっちゃいい!!
「君と僕が重ねてきた 歩んできたたくさんの日々は
今となればこの命よりも失い難い宝物」っていう歩んできた時間=命の重なりと、命よりも失い難い宝物のことを次のサビで歌ってて、それに合わせて心臓の音表現してるんだ!!(と自分なりに解釈した)

 幻聴もYour SongもMr.Childrenとしては比較的新しめの曲だと思うけど、こんなに長く活動してるのにライブでバンドと観客を繋ぐ定番曲生み出してくれるの本当に嬉しいし尊い…。
 今回のアルバムの感じ(聴かせる、見せる感じ)を最後まで通すのもアリだったけど、コロナ禍後初の声出し可ツアーだったし、アルバム作品をしっかり魅せつつ近い距離で心通わせるような場面も設けるのはミスチルらしいし、アリだったと思う。
 私としても初めて参加したホールツアーで、会話をしてるような気持ちになれて最高だった。
ありがとうMr.Children。


次の日も。

 「次が最後の曲です。」

 に対してみんな「え〜〜〜〜」って言ったら、困った笑顔で「ありがと」って言ってた桜井さん(笑)
ていうかここまで本当にあっという間過ぎてもう最後!?!?嘘つかないで!?!?と思った。
 体感時間が今まで参加したミスチルのライブでいちばん短かった…(2時間半はあったのに)(ここでのくだりと記憶してるけど、アンコール最後の曲手前のくだりだったらごめん)

 「今日(ライブ)が終わって明日朝起きた後も僕たちにもみんなにも今日の思い出とか昨日良い日だったなっていう気持ちが残りますように…」っていう感じのMCからのおはよう。(何度も言いますが私の記憶は雰囲気ですので、誤りがございましたらお許しください)

 しんみりする系の曲で本編が終わるのもホールならではな気がする!おはようの最後の生口笛聴けて感動した…なんであんなにちゃんと口笛吹けるんだろう……。
生口笛のとき(一旦切ったあとの最後の締めの方)、あまりに感動して合掌スタイルで「すごい〜…」と口パクで言った瞬間にバッチリ桜井さんと目あって、口笛吹きながら微笑まれて心射抜かれました。
※※※近過ぎて逆に目合わないかなと思っていましたが、このライブでは何回も目があったと思いました。その中でもこのタイミングでは気のせいだと思えないほどバチーンと合ったのです。いやいや気のせいだ、という意見は受け付けません。この世の中そう思ったもの勝ちです。総ては捉え方次第だ。(noteにこれ書くの怖いけどそれよりも忘れたくない気持ちのがでかいので書く)
 あと一緒に私が口パクで口ずさんでるところで目合った時も恥ずかしくて口ずさむのやめてもうたのが悔い😭(何を恥ずかしがったのか?)そんな感じで終始緊張してしまったけど、ずっと楽しかったな。


 ((余談))
 ジェンがステージから降りる時に、階段ないのに階段降りるふりのジェスチャーして消えて、しばらくしてからひょこって登場したのいまだにジワる(笑)再登場するまでの時間だいぶ溜めてたw

アリーナクラスのアンコール

 拍手でアンコールたくさんしたけど、桜井さんが出てきた時に「大きな拍手ありがとう、アリーナレベルの大きさだったよ」って言ってくれたのが嬉しすぎて…!
 最近大きい会場だとスマホライトとかも出てきてから拍手しない人も多かった気がするけど、拍手に対して具体的にありがとうって言われたのいつぶりだろう…?久しぶりな気がする!と思って感動した!伝わってよかった♡

 アンコールの最初の曲は、桜井さんとSunnyの弾き語り。

 「どんな歌を歌ったら良いかわからない時にできた曲です。また何を歌ったら良いかわからない時が来た時も今日のみんなの拍手とか歓声とか、こんなに多くの人が聴いてくれてるってことを忘れずに曲を作りたい。」
 「…ではやりますよ〜(黄色いシャツを腕まくり)」
という前置きで演奏されたのは優しい歌。

 以前のライブでロードムービーが出来た経緯を話してくれたのもそうだけど、曲ができたエピソードと合わせて我々へのメッセージを伝えてくれることが多くなったのが嬉しい…!答えがわからないものを自由に解釈するのも好きなんだけどね!


スーパーロングコール&レスポンス(11分!?)

 MC田原さん(!)によるメンバー紹介!
田原さんはファンクラブサイトで聴けるラジオ「誰も得しないラジオ(仮)」に触れていた。

 そしてジェンのターン…みんなで「おいっす!」(だったかな?)のコール&レスポンスをやった!
この時間に起きたこと↓↓


・3階席→2階席→1階席の順でやった
・1日目より元気だね?と言われた
・ジェンの口から仙台育英が出てきた
・観客の「大丈夫!」だかを「すみません」に空耳して「え?すみません?こちらの方がすみません」と言うジェン
・ナカケーとステージ移動中に「ヒジが最近カサカサする」という話をするらしいジェン
 →ジェン「ひじかたとしろうです!」
  他のメンバー「としろうじゃなくない?」
・晴れているのに舞う雪のことを羽虫と桜井さんが言っていた話
・男性の返事を煽るジェン、女性の返事に沸くジェン
・ちょっと声もっと出るんじゃない??とジェンが言った時にしれっとスタンドマイクを客席に向けてた桜井さん(惚)


 肌感このパートでたぶん3曲分の時間は使ったと思ってたけど、Xで福岡の人のポスト見てたら、11分使ったというウワサ(笑)
 声出しライブが久しぶりなのもあってのコーナーかな?と思ったけどこれまた観客との距離近くて、意味不明な感じもおもしろかったからまたやってほしい笑笑
 何回も桜井さんと田原さんに巻いてって言われたり
田原さんの冷たい視線を浴びてるのに全然巻かないのも笑っちゃった(笑)

 一通り終わった後の、桜井さんからの「ジェン次から次に思いついたこと言ってるのかなってくらい喋るけど、ポジティブなことしか言わないのすごいよね!」って言う言葉も印象的だった。
 そういう会話の中で良いところ知ってるよってすぐ言えたり見守ったりできるところが、4人がずっとここまで一緒にいられてる関係性が滲み出てた気がするな。

 ジェンのコーナーのあとのナカケーの自己紹介は、
ナカケーが「手短にいきます」って言ったから観客のブーイングが起きたのに対して、「このあとの俺の話にどんな話期待してるの(笑)」って言ってたのが可愛かった!
 そういえばナカケーずっと目の前にいたのに1回も目合わなかったな😂

「次の曲はみんなの歌声も合わせて完成する曲。
だれかを痛めつけるんじゃなくて、讃えるような支えるような声を頂戴、例えばこんな…」


 と桜井さんがコーラスのお手本を歌ってみせて始まったのがThe song of praise。
 
「誰かのために小さな火をくべるよな 愛する喜びに満ち溢れた歌」からの自分自身を、相手を、お互いを讃える歌。Cメロの桜井さんの歌に合わせてみんなでコーラスするの、すごく気持ちよかったな!まさしく讃えたい景色だった。


さよならに代えて

 さよならの言葉に代えて…祈り~涙の軌道。
 さよならに代えてっていったのは覚えてるんだけど最後の曲を迎えてしまったのが悲し過ぎて詳細のMCを覚えていない…どなたかのレポで確認させていただきます…。

 にしてもこのアルバムツアーでpiecesと祈りをセットで聴けると思わなくて…!
 この曲もblood orangeからだが、piecesと合わせて映画「僕等がいた」の前編後編の主題歌だったんだよね。だからこの曲は私の中ではニコイチっていうイメージがある。
 「笹舟のような祈りを浮かべればいい」のところで
桜井さんが笹舟を浮かべる仕草をしたのをすごく覚えている。

 イントロ聴いた時は最後の曲としては悲しすぎやしないか!?と思ったが、よく聴くと希望が詰まってて、より強くありたい、強くあろうっていう覚悟とか約束的なことが歌われてる曲なんだよね。その中で悲しくて辛いことがあってもちゃんと頑張った証は残るよ、次につながるよっていう励ましや決意の曲なんだと思ってる。
 ガッツリぶち上げて終わるのも良いけど、じわっと沁みるような締め方もすごくいいなと思った。映画のエンドロールみたいで良きでした。


おわりに

 夢のような時間はあっという間でした…
総括も難しいので、全体を通して言いたいことを箇条書きにて記します。

*名もなき詩、Your Song、優しい歌、The song of praiseなど、アルバムを軸にMr.Childrenにとっての、ファンにとっての、みんなにとっての「歌」がなんなのかを確かめ合う時間でもあったように思う。

*miss youは聴けば聴くほど魅力が深まるスルメアルバム。静かそうに見えて実は燃えたぎる炎のような熱量が潜んでいる。

*アルバム以外の曲はSUPER MARKET FANTASY
blood orange、REFLECTIONからは複数曲ずつ演奏されており、これらのアルバムはミスチルを聴き始めてから中〜大学とリアルタイムで聴いていた作品だったので、私の青春ど真ん中をなぞる様なセットリストで大興奮。名もなき詩、優しい歌を除いては2008年以降の曲で構成されているのも珍しいのでは?
→過去15〜16年間の作品を中心に構成されている。

*Mr.Children4人とも、遠目や動画や雑誌で見るよりも遥かに近くで肉眼で見たときのかっこよさが尋常じゃなかった。惚れ直した。

*桜井さんがどっかの場面で「Mr.Childrenでした…(もっと大きな声で)Mr.Childrenでした!!」と二回言った時、ほんとにMr.Childrenの4人でいてくれてありがとうの気持ちでいっぱいになった

*アルバム順のセトリやセトリ全体を見ても一つの舞台や物語を見ているような感覚。

*テンションぶち上げ盛り上がり花火どかん!みたいな構成ではないからこそバンドの演奏や表現力が重要になり、ホールでやることが誤魔化しが効かないのと逆に映える内容だったと思う。

*モンスターバンドなのにホールツアーをやっちゃうミスチルがすごいし(しかも半年間でたくさんの会場!)、当然箱が小さい分キャパも少ないのでまたホールツアーやる時にチケット取れるかはわからない。けどいろんな街を巡ってくれて、近い距離でライブをやってくれること自体が尊いし嬉しい。またホールでミスチルに会えるチャンスが欲しいから、またホールツアーやってほしい!お願いします!

 おわり!(なんか思い出したら加筆する)


私が座った席!


夜の仙台サンプラザホール


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