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キングダムハーツについての感想
今回はキングダムハーツシリーズについて書きたいと思います。
【今回、わりと酷評です。ご注意を】
1はまず間違いなく面白い
酷評といつつ、1は間違いなく面白い作品でした。
ディズニーやFFのキャラが必要箇所で登場し、大切に扱われてましたし、ワールドごとにテーマが存在してゲーム性もシナリオも満足のいくものでした。
ディズニーとスクエニが協力して、キングダムハーツという作品を作り上げてた感じがしました。
この頃は良かった。
念の為言うと、私は古参中ではありません。
シナリオがしっかりしていれば新しい作品も好きです。
チェインも良い出来です
チェインも完成されていました。
全体的には1の補完というか。そういう感じです。
キングダムハーツオリジナルのキャラクターが出て来て話の膨らみと、それまでの回収がよく出来ていたなと言う印象。
バトルはカードゲーム性でした。
カードデッキを組みのは不慣れでしたが、プレイすることで慣れることが出来たあたり、ゲーム性も良かったと思います。
キングダムハーツのオリジナルキャラがメインでしたが、それは当然かなと。
特に気に入ったのは、ナミネとリクレプリカですね。
2はバトルシステムが大幅改良
題名通り、2はバトルシステムが大幅改良されました。
特にフォームチェンジは良かったです。
ミニゲームも追加され、シナリオも全体を通して悪くはなかったと思います。
少しワールドごとのテーマ性が落ちた感はあるけど、気にならずプレイできました。
途中FFのキャラが出過ぎて「それ、FF内でやってくれない?」という所はまま見られましたが、レオンやシド達はいい仕事してました。
(誤解を与えるようですが、私はFFシリーズも嫌いじゃありません。ただこのシーンにおいてはプレイヤーが置いてきぼりになった感じはありました。)
またパーティーのドナルドやグーフィーがあまり活躍しなくなったのも、ちょっとさみしい感じがしました。
DAYSも悪くない出来。
DAYSはちょっと特殊な立ち位置です。
作業感が強く、ディズニーキャラがパーティーにいない為か、ディズニーとの絡みは薄かったように思います。
アグラバーのジーニーとかはいい仕事してましたけどね。
でもストーリーの方はとても良くできてました。
特にロクサスとシオン、アクセルの友情はとても良かったです。
バースバイスリープも面白かった
バースバイスリープではDAYSで翳っていたディズニーキャラが上手く活用されてました。
久しぶりにディズニーのワールドをプレイしているんだという感じが良かったです。
ただちょっとソラやカイリの顔が増殖され過ぎて、もう良くない?とか思いましたが、きっと何か理由があるのだろうと思いました。
それでもヴェントゥス達のキャラクターは好きでしたね。
1もチェインもDAYSもバースバイスリープもですが、心理描写という意味ではキングダムハーツシリーズは1と番外の方が面白い傾向にあります。
3からちょっと鼻につき始める
少し番外編を飛ばして、3をプレイしました。
この作品からちょっと鼻につくところが出てきました。
何がというとキャラクター達の台詞です。
何かにつけて「友達だ!」「友情だ!」というようになりました。
君たち、それは今までストーリーを通して伝えてきたよね?
まあ、テーマを直接口に出す作品もあるにはあります。
でもそれで成功してる作品の殆どが、此処ぞという時にその言葉を口にするんですよ。
だからかな。
そう頻繁に口に出されると、プレイしてるこっちが気恥ずかしく感じました。
加えて、リアルで「友達だよね?」と口に出される同調圧力的なものを感じるのと似た感覚を覚えました。
この辺りからテーマ性が薄れていくのを感じざる負えませんでした。
此処で一旦区切りが付いたというのもありますが、続きをプレイするのが不安になりましたね。
今、4をプレイする環境はうちにはありませんが、正直ちょっとプレイするのが怖いです。