40代の面接〜メガベンチャー1次面接編〜
さて、転職活動を始めてから2週間ほど経った頃、IT業界に強いエージョントより、仕事を紹介したいとの連絡があった。
まずはzoomで面談。担当のエージェントは26から28くらいだろうか、、。若い方だった。
今回、転職を希望するに至った経緯や、これまでの職歴をヒアリング。
1番の目的は、いまの福祉的な職場から一般企業に戻る事。
そして、給与を人並みに戻したいと言うこと。
それを軸に、これまでの経験を踏まえて、とあるメガベンチャーの求人を紹介された。
給与は430万〜。そして、数年以内にTOEICを高得点に乗せるポテンシャルがある事が条件。
当方は育児&転勤でブランクありのアラフォー。TOEICの点数は600後半といったところだ。
しかし、今後のキャリアを考えると、今のうちにTOEIC高得点を目指し、その後は実際にコミュニケーションがとれるレベルまで引き上げる必要性は感じており、語学学習を始めている。(というか、ブランクなしの人材と肩を並べるには、もはや語学をブラッシュアップするしか道はない)
今回のメガベンチャーは、今時点で600後半ある事と、担当業務が先方のニーズにマッチしている事から、書類選考を通してくれたようだ。
面接は、30代前半くらいの人事担当者が一名。ポロシャツでラフな出立ち。ベンチャーらしい雰囲気を醸し出している。
面接が始まると、怒涛の早口で面接官の自己紹介が始まった。
早口だけれど、非常に理路整然。そして、先に自分のキャリアを話す事で、こちらが話しやすい雰囲気を作ってくれてると感じた。
そして、いよいよこちらのターン。これまでの経歴や、現在の仕事内容について述べる。
面接官は忙しそうに記録を取りながらも、こちらの話に大きくうなづき、「まさに、そういう事をやってくれる方をいま探してるんですよ!」などと反応してくださった。
自分が今、福祉系子会社でやっていることは本当に恥ずかしいほど規模の小さく、本当は鼻で笑いたいくらいの物だったと思うが、マイナスな反応は一切せず、ひたすらこちらの長所を引き出そうとテンションをあげていくスタイルの面接だった。非常にポジティブ。
面接中、私が話したのが3割、そして面接官が話した時間が約7割 笑
中には、とにかく語学をさらに伸ばすといいですよ!自分の市場価値と、転職先の世界が段違いに広がるので!と、キャリアのアドバイスまであった、、。面接なのに、、。
年齢とか、ブランクを焦点を当てて突っ込むのではなく、
いま現在何ができるのか?
そして、これからどれだけ自社に貢献してくれそうか?
そして、志望者にどれだけのポテンシャルがあるのか?
これらに焦点を当てて、質問をしてくるのは、非常に今っぽいなと思った。
メガベンチャーならではだろうか?
一般的な面接は、足元ばかり見てくる面接官が多いからね。
フルスピードで成長する企業は、常に前を見て仕事してるんだなと、いい勉強になった。
面接官のエネルギーに圧倒されたので、てっきり不合格だろうと思っていたら、なぜか通過した。
次回、2次面接編につづく、、、