【蟲神器】全国大会直前!2弾環境注目デッキタイプ12選(サンプルデッキレシピ付き)
はじめに
お久しぶりです。ぽんぽろです。
いよいよ蟲神器全国大会が一週間を切ったということで、私なりの蟲神器2弾環境のおさらいをしたいと思い、この記事を書くことにしました。
蟲神器全国大会開催!
蟲神器全国大会が2023年10月22日に開催されます。
初の蟲神器全国大会ということで、出場する蟲主はもちろんのこと、そうでない蟲主の多くも注目していることでしょう。
私、ぽんぽろも兵庫県会場で当選したため出場します。
全国の名立たる蟲主と戦えることにとてもワクワクしています。
また、今回の蟲神器全国大会では、優勝者予想を行われています。
優勝者を当てた人の中から抽選で10名様に景品が贈られるそうなので、推し蟲主や優勝しそうな蟲主に投票して全国大会を盛り上げていきましょう。(私はいい線まで行って大事故負けをかます気がするので本気で景品取りに行くなら私に入れるのは推奨しません。)
優勝者予想応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeALAa-yRs7tb6ImmP-3xlcUuNLjMkB2btTeXtI8xb_uO4qSw/viewform
蟲神器ゲートの紹介
今回紹介するデッキタイプすべてにデッキレシピのサンプルをつけています。
デッキレシピの画像はびしゃもんてん( @bsymntn )様の「蟲神器ゲート」で作成した画像を使用しています。
手元にカードが無くてもデッキレシピをデータで残すことができて非常に便利なのでぜひ使ってみてください。
蟲神器ゲートURL https://bsymntn.com/
それでは、早速どんなデッキがあるかを確認していきましょう!
アグロ
1コストの虫を多く採用したデッキ
1弾環境では相手の「とびだす」や「玉響の蠢き」or「蜉蝣の閃き」+「空蝉の皮鎧」によって止められやすかったのに対し、「金色の顎門」の登場により突破力が大幅に増した。
小回りが効くため1ターン目から攻める「速攻の動き」と手札をある程度揃えてから動く「カウンターの動き」の二つを相手に合わせて使い分けることが出来る点も魅力。
弱点としては、息切れしてしまうと1枚あたりのパワーは低いため後半にジリ貧になってしまうことにある。
そのため、ある程度割り切って攻撃を仕掛ける必要がある。
「金色の顎門」以外での大型虫の対策としては、1コスト特化型にして「百足の狂乱」を入れたり、擬態やかくれる持ちを増やして「雀蜂の毒針」を入れるなどがある。
相手のとびだすによる運要素が大きくはあるが、相手が対策札を引けていない場合は一方的に決着をつけることができる。
ぶっとびアグロ
1コストの虫を少し減らしてとびだす、擬態持ちを入れたアグロデッキ
とびだすを多く採用することでゲームスピードを少し落とした代わりにアグロデッキに起こりがちな次のアタッカーを用意出来ないといった問題や、守りの弱さが解消されている。
術の枠が「金色の顎門」、「退魔の蚊遣火」、「電気虫の稲妻」からの選択で、「金色の顎門」を採用することで中速デッキに強くなり、「退魔の蚊遣火」を入れることでコンボデッキに強く、「電気虫の稲妻」を採用するとアグロ、セミデッキに強くなるなど、環境に合わせて対応することができる。
アグロデッキに強いアグロデッキであるため、対応範囲が広く、使いやすい点も魅力。
3軸ビート
3〜4コストまで貯めて、ジョロウグモ、ナナフシモドキなどの強力な3コストの虫を起点に攻めていくデッキ
使い方はカウンターの動きをした「ぶっとびアグロ」に近く、より速度を落とした代わり「蜉蝣の閃き」で「ニセハナマオウカマキリ」や「ヘラクレスオオカブト」を召喚することにより突破力が上がっている。
アグロなどの早いデッキに対しては少し辛いが、遅めのデッキに対しては「ジョロウグモ」の蜘蛛の巣から有利に進めることができる。
玉響ワンショット
序盤から必要札を手札を溜めていき、後半に「玉響の蠢き」、「蜉蝣の閃き」で大型蟲を大量展開して一気に捲るデッキ
2弾では「金色の顎門」、「リュウジンオオムカデ」の登場により、突破できる範囲が大幅に増えた。
最近では1コストを多めに採用してアグロの動きを取れるようにしたり、かくれるや擬態持ちで序盤に数枚縄張りを割りながら生存を狙うデッキも増え、ワンショットにも幅ができている。
「蜜蝋の壁」の採用でアグロに強くする、「オニヤンマ」の採用で「ヘラクレスサン」や「オオキバウスバカミキリ」を対策するなど、環境に合わせた微調整で対応範囲が変わる。
使用者が多く、ミラーマッチ時のプレイングが難しいうえによく起こるため、それなりの練度が必要。
ミッドレンジ
2〜3コストの虫を起点に順次溜まったエサに応じて虫を出していくデッキ
デッキ自体の自由度が高いため、採用カードに個性が強く出る。
「金色の顎門」の登場で早いデッキに対して辛くはあるが、自由枠が多いため、組み方次第で対応範囲を大きく変えることができる。
タッチ赤単
赤の虫を多く採用して、「ヒアリ」を強く使うデッキ
そもそも赤には優秀な虫が多いため、赤に寄せたからといってそこまで構築の幅が狭まらないことも魅力。
低コストに寄せてアグロにしたり、「オオコノハムシ」などの緑の虫を数枚入れてセミを対策したりと、できることは多い。
擬態王台
序盤から擬態持ちを使いながら縄張りを割っていき、相手が仕掛けるターンの直前に擬態+「不滅の王台」で1ターンもらってからリーサルを狙うデッキ
除去術が入っていないワンショット系統に強い点が魅力。
相手の手札や盤面から仕掛けてくるターンを見極めたり、王台後のプランを用意しなければいけないため、練度が必要。
セミコントロール
「テイオウゼミ」の「セミの帝王」を用いて捨て札からセミ科の虫を復活させて有利盤面を作っていくデッキ
「繚乱の足掻き」などを用いて「テイオウゼミ」の効果を使い回すコンボに寄せた型と、大型の虫が並ぶデッキの中の4〜5枠にテイオウゼミパッケージを入れた型がある。
前者の場合は序盤から縄張りを割ってくる早めのデッキに強く、場に残る形で虫を大量展開できるため、相手を息切れさせることが出来るが、火力が低いが故に大型虫が並ぶデッキに対して山切れによる判定負けや引き分けが起こりやすい。
後者の場合は早いデッキに対しての安定感は落ちるものの、大型虫が並ぶデッキに対して力負けしにくく、セミの展開力で有利に進めることができる。
りんぷんコントロール
「ナミアゲハ」の「りんぷん」や、「キリギリス」の「鳴く」で攻撃順の制限をつけ、隣に強力な虫を並べていくデッキ
攻撃順の制限をつけることで、互いに攻撃し合うシーソーゲームをズラすことができ、相手に隙が生まれやすくなる。
除去術も豊富で対応範囲が広い一方で、攻撃するかどうかの判断がシビアであり、玄人向けのデッキとなる。
羽化アレクサ
攻撃後の「アレクサンドラトリバネアゲハ」の幼虫を「白夜の羽化」を用いて成虫に変えながら戦っていくデッキ
「蜉蝣の閃き」で幼虫を出して羽化させる場合は、エサ場を減らさずに攻撃しながら1コストで成虫を出すことができる。
アレクサ以外の羽化できる虫も「りんぷん」を持っていたりと優秀な他、エサも加速できるため、高コストを並べやすく、遅いデッキに対して強い。
一方でアグロに対してはアレクサの「不死鳥の舞」が活かし辛く、そのまま突破されてしまうため、環境に合わせた調整が必要。
安定感は若干落ちるが、ワンショットに羽化パーツを入れることで3枚目の玉響の蠢きとして使うことができ、ワンショットミラーや遅いデッキに強くなったりと、意外にも出張性能がある。
6軸繚乱
少年の夢、6コストのレジェンドレアの虫をふんだんに使った豪華なデッキ
6コスト2枚、「玉響の蠢き」、「繚乱の足掻き」が揃うと0コストから6コストの虫を場に残すことができる。
「蜉蝣の閃き」から繚乱に繋ぐルートも取れるが、こちらはエサが減ってしまい6コスト虫の素出しプランが取りにくくなるため、なるべく「玉響の蠢き」から入ることを推奨する。
安定感こそ低いものの、揃った時は攻撃面も防御面も圧倒的強さを見せる。
サナギツールボックス
「口寄せの時蛹」により4エサ目から6コストを召喚していき、以後大量の6コストを展開することで詰み盤面を作るデッキ
最初の数ターンを凌げば攻撃、防御共に非常に高いため、遅めのデッキに対して非常に強い。
弱点としては1ターンに出せる虫はそこまで多くないため、後半に残り縄張り数以上の虫を並べてくるセミやカウンターの動きをしたアグロに対して勝ち切ることが難しい点である。
そのため、ラストターンに蜜蝋の壁を張って判定勝ちを狙ったり、残りの山札から逆算して早い段階から勝つプランを作る必要がある。
おわりに
今回紹介したデッキタイプ、レシピはほんの一部ではありますが、ここまで多種多様な強いデッキが存在するのは、蟲神器のゲームバランス良さと蟲主の皆さんのアイデアの賜物です。
どのデッキもかなりのポテンシャルを秘めているデッキであるため、気になるデッキや対策がわからないデッキは実際に組んで動かしてみることで実際の動きと対策法を知ることができて一気に上達できると思います。
また、自分のデッキはどのデッキに有利・不利なのかを確認したり、各デッキが対面だった場合の動きを予め決めておくことで、素早いプレイングを身に付けるなど、デッキの知識をつけておくことは強くなるための近道です。
ぜひこれらのデッキの情報を活用して、自分に合ったデッキを作り、最強の蟲主を目指してください。
ちなみに私は全国大会に向けて、どれにも当てはまらないデッキを製作中です。
しかし、リアルが忙しいうえに呑気にこの記事を書いていたため、全く完成する気配がないです。(泣)完成しなかった場合は使い慣れた「ワンショット」、「ぶっとびアグロ」、「サナギツールボックス」から適当に選ぶかなぁ。
また、今冬に蟲神器3弾が発売されることが決定し、こちらの先行体験会にも当選したため、次回は体験会後に公開された新カードの考察の記事を書くか、裏で作っていた新作デッキの作成経緯&紹介をするつもりでいます。(要はノープランです。)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた次の記事でお会いしましょう!