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英語の文化を理解する大切さ

初出 2017/10/12 Blogger「PonoLipo 子ども Lab」

 英語にどっぷり浸かって真面目に勉強してみると、英語が独特のリズムとフレーズを持つ大変音楽的な言語であることを実感すると思います。英語圏から、ジャズやロックなどの新しい音楽が生まれてきた理由が分かる気がします。

 この英語の音楽的な楽しさ、面白さから英語学習に入ると、その魅力が理解しやすく、楽しく英語学習をすることができます。「音」から入る言語習得は、幼児期の子どもの言語習得と同じ道筋ですので、お子さまと一緒に楽しい遊びとして家庭に取り入れることができます。

 英米で親しまれている昔からの伝承童謡「マザー・グース」や、新しく創作された童謡や子供向けのRhymeを総称して「Nursery Rhymes」といいます。英語では、昔から韻を踏んでRhymeを作っていくことが広く言葉遊びとして定着しています。日本語でいえば七五調と同じような感じでしょうか。韻を踏むことによって英語の音楽的な面白さが際立ち、老若男女を問わず楽しめるものになります。詩も、そうしたRhymeの文化をベースにしていますので、朗読されるものをライブで聴く方が翻訳されたものを読むより、面白さが理解しやすかったりします。ラップミュージックの面白さも、この韻を踏むRhymeをベースにしたものです。


 英語圏の文化の持つ楽しさ面白さを幼い頃から吸収して理解していくことは、成長して実際に英語でコミュニケーションを取っていく場面で大変重要になります。日常交わされる会話の端々の機微、映画やドラマでの会話の妙味、ギャグやジョークなども、そうした文脈の中から生まれてくるからです。


 単に英語を学習するのではなく、英語圏の文化に幼い頃から楽しく接する機会を持っていく中で英語に学んでいくことが、その子自身の世界を広げ人生をより豊かにしていくのではと思います。各出版社からいろいろ出ているマザーグースの絵本や、アメリカで半世紀以上にわたって子ども達に絶大な人気のあるPhonics絵本Dr. Seussシリーズの絵本などを、ぜひお手に取って口ずさんでみて、その面白さをお子さまと一緒に体験してみて下さい。このRhymeの面白さが分かると、映画のセリフや洋楽の歌詞など数倍味わい深く鑑賞することができますよ。

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