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パーソナルデザイン診断受けてみた④〜まとめ編

という事で…
パーソナルデザイン診断のまとめ考察です。
ここまでに至る経緯は是非こちら↓をご覧下さい。
本日も大変長文ですのでよろしくお願いします。

結論としては

パーソナルデザイン診断結果
🔳似合うデザイン:キュート(ボーイッシュ)
🔳似合う色:春 (4分割診断法)

似合う色については以前に受けたクール冬夏(16タイプPC診断)とは全く異なる結果となり、
似合うデザインタイプは自分にドンピシャ!納得いく結果となりました。


今回の診断を通して
私が知りたかった事/感じた事を素直に本音でまとめていきたいと思います。


❶結局パーソナルデザイン診断とは何ぞや?

あくまでも私の受けた流派(ベストカラーコム)上の話になりますが、他の流行のイメコン診断との違いを考えてみました。(16タイプPC、骨格診断、顔タイプ診断など)

①『外国由来の元祖トータルスタイリング法』(PD)

⚪︎似合う色と似合うデザインは1セットで成り立つもの=それで初めて似合う洋服が選べる

⚪︎装う本人が全体的にどんな雰囲気の個性(身長、顔、声、立ち振る舞い他)を持っているかが重要。デザイン決定にはそれが寄与する

⚪︎印象に対する分析力が重要、その観察や想像力がアナリストのセンス/経験

⚪︎「人にどう見えるのか/見られやすいか」を把握する事によるイメージ戦略

②『日本で広まった独自のイメコン診断法』

⚪︎外国由来のPDのうちの「似合う色」だけが先にクローズアップされて流行って、日本で独自の進化を遂げた。後に骨格や顔タイプ診断なども創設されるが、それぞれ独立している診断となっている

⚪︎分析<結果先行型
あなたの骨格や顔立ちにはこういう特徴があるからこのタイプになる→だからこれが似合うという結果に対する理論
(詳しくは過去考察を参照)

⚪︎バラバラの結果をどうまとめてその人の似合うファッションの指針とするか?
→総合力/応用力こそアナリストのセンス

私見ですが、一言で申し上げて
「森をみて木はそこまでみない」(PD)
「枝をみて木をみる、ただし森はよくわからない」(②の診断)

の違いがあるのではないか?と感じます。

森=全体像、木=森を構成するパーツ
枝=パーツの細分化
と置き換えて考えてみて下さい。

1番端的だったのはPC診断。
やはり4タイプと16タイプでは似合う色のグループ分けによる差異が大きいと感じた。
(詳しくはこちらの解説もご覧下さい)


確かに春にも似合う色はあったのは事実ですし、似合う色の見直しも出来ましたが…
正直16タイプを受けた後に4タイプだと、個人的にはいささか物足りなさを感じてしまいました…

それは骨格診断についてもいえそうです。
最近では7or12タイプとどんどん細かくなってきているこちらの診断法ですが、PD診断においては「あなたの骨格は◯◯タイプ」という仕分けはされません。
私の場合、ただじっと眺めたり、確認するのみに留まっていました。

このように似合う色も骨格も顔も雰囲気も全てを加味した上で導き出された結論が「PDタイプ」なのです…
(↓骨格診断の参考記事)

ですので「似合う〇〇診断」とは出てくる結果やその詳細さがだいぶ違う…と受けた方なら感じると思います。

ただ、診断方法が細やかでかつジャンルもタイプ分けも枝別れのように多くなるほど、
より詳細な結論を導きだせる一方で
全体像が見えにくくなる一面もある

なので、②でチグハグに悩んでいる方がPDを受けると、疑問が解消したり新しい視点が見つかるというのは合点がいきます。

また、その出自から考えると、
PDの方が「他人からみたあなたはこんな風に思われるから、こんな風に装うと相手の印象に残りますよ、印象良くできますよ」というイメージ戦略性の高さも感じました。

迷える木こりに必要なものは?』
森を見渡せる幅広い視野なのか?
広がる枝を見て、切るべき木を選び取る細やかさか?

もし枝だけに囚われて行くべき道を見失っているのなら、森全体の姿を俯瞰するのも有効な手段の一つではないかと。
それが今のイメコン診断における、PD診断の意義では?と解釈しています。

❷グループによる診断とその意味


これも私が今までに書いてきましたが、
「オブザーバー制度」
(と勝手に私が呼んでいますが)にする事で
他者の診断を通して自分のタイプとの違いや理解を深める事ができます。
また、診断結果自体の公平性や信頼性を担保する事にもなります。

『皆で見て、この結論に至ったよね?』という事実。

それが結果に結びつく事は、暗に誤診ではないという事をその場で指し示す意味がある。

またそれ以上に、自分の俯瞰力が試せる場でもあります。イメコン好きな人なら自分同様、他人様の特徴からスペックを予想し、違いを学べる場は貴重でありそれはそれで楽しめると思います。

デメリットを言うならば

・一人一人のカウンセリング時間が少なめになる事、人により時間に差が出る

・知らない人の前で年齢と素顔を晒す

私は今までマンツーマンの診断しか受けておりませんが、すっぴんを堂々と晒せるのは他人が居なかったからです。
今回は他の方々は私よりだいぶ年下でお若くキレイなお嬢様達でしたから、こんな私を観察させちゃって何か申し訳なかったです💦 

後、1人あたりの診断時間はどうしても短くなる。仮にグループで1人でも診断が難航するタイプの方が居ると余計にそうなりそうな気もしました。(今回はそうでも無かったが)

もちろん同じ流派でもマンツーマン診断をしてくれるアナリストもいらっしゃるようですが、私はグループ診断を体験できて良かったと思います。

❸どんな人に向いてる?オススメ?

先に申し上げた「森と木と迷える木こり」のような関係性と捉えております。

具体的に言うと
あなたがPC/顔タイプ/骨格診断をそれぞれ受診済みとして

△それぞれの結果に親和性が無くチグハグしている

△似合う服と似合うメイクがイマイチ違う

△顔タイプ〇〇と診断されたが寄せる方向性に迷いがある

(特にフレッシュ/ソフトエレガントの多数派)

◯オケージョン服やドレス、セットアップが必要
(結婚式のドレスやお呼ばれ、就活、営業、家族イベントの服)

◯自分のスタイリングをイメージ戦略的に使いたい、知りたい人

◯イメコン香水探しにもお役立ち
(自分のイメージに似合う香水探し)

特にフレッシュ/ソフトエレガントに関しては顔タイプ診断でいうところの多数派で
直線曲線/大人顔子供顔
の要素が混じり合う事で、〇〇寄せが1番しやすいスペックと言われています。

と、ともにどこに寄せるのが正解なのか方向性に迷う方も多いです。

「王道◯◯タイプが似合わない」
「好きな方向に寄せたのにイマイチ?」

という方は、PD診断で結果がガラッと変わる可能性もあります。
(顔タイプが子供顔だったとしてもPDキュートにはならない確率も十分ある、その逆も)

オブザーバー視点としましては「どれを選ぶか悩ましいタイプ」の人ほどこの診断は面白いですし、アナリストの選別の視点👀が細かくなると感じます。
(わかりやすい人はアッサリ終わる可能性大)

また、似合うコスメやメイクを探されている方は「似合うデザイン×色のテーマでコスメやメイクの提案をしてくれるので、チグハグも無くなると思います。
(この場合、似合う色も加味するが、あくまで似合うファッションデザインを優先させたコスメ選びやメイク方法をレッスンしてくれます)

お若い方は自分の人生の「ハレ」の日に向けて検討される方も多いようですから、それは有意義だと思いました。
お仕事等で私服でセットアップが必要な方にも有用だと思います。
あとは婚活パーティーとか?

ママさんであればお子様のイベント服(七五三、入学式、卒業式、学校行事服ほか)

このようにビジネスシーンやオケージョンのシーンではファッション、トレンド性より、その場に合わせたイメージ戦略性も必要になる場合もありますのでね。

あと、私が以前に書いた「自分のイメージに似合う香水探し」のヒントとしても使える材料だと思います。
これもピタリじゃないか?と自画自賛しましたw
(詳しくはこちらをご覧ください)


一方で気になった点としては…
実際にどんなトータルコーディネートを組めばいいのか?の詳細についてはオプションの「アフターフォロー(無料)」「お買い物同行(有料)」で初めてわかるという点です。

時間の制約もありますし、1人1人に個別のアドバイスをかけられない&後で聞いて下さいという感じでした。
(上手いビジネスモデルですねww)

ただイメコン受診初心者や
そもそもファッション/メイクが苦手な方だと少々これは難しいかも…。
なぜなら最初に何をどこから探せばよいかが検討つかない方も多いと思うので。
(そのためのアフターフォローだが、実際には常にお買い物同行はしないと思うから)

それでいうと実は「枝を見る=顔/骨格タイプ診断」の方が最初の指針として具体的なプランを提案してもらえますので良いと思いました。

またこの診断の特性として、他者視点からの印象診断がテーマのため「自分の好み」「◯◯寄せがしたい」というニーズの診断とは少々異なると感じます。
ですので、自分のタイプと苦手な服ジャンルを理解/把握した上で、それを着こなすにはどうするか?
という設問や捉え方が向いていると思います。

例)
・キュートの人のスーツスタイル
・グレースだけどカジュアルな装い
・ボーイッシュのスカートスタイル
・フェミニンのデニムスタイリング 他

❹まとめ〜受けた価値はあった?〜

いかがでしたでしょうか?
PD診断未受診の方に参考になったでしょうか?

高額を払って受ける価値はあるか?

この答えについては難しいところですね…
人による…というのが大前提ですが
何にせよ『ファッションスタイリング(装うもの、服)』が主題になる診断である事に違いはありません。

私の場合で申し上げると…
楽しい時間ではありましたし、今までの診断結果や予想と違う「解」が出てきたワケですから受けた意義はあったと思います。
ただですね…

「まだ全額分の元を取ったとは思わない」

というところが本音ですw

なぜならば他のイメコン診断と同様に
「受けてからが本当のスタートライン」
である事に変わりがないから。


ただ私が受けた流派ではメールでのアフターフォローをずっと受け付けてくれるはずなので、コレを使い倒す事により元を取る事は充分に可能かと思っております。

診断時間にはどうしても聞き切れなかった事も色々ありますからね…(質問魔の女)

またこの流派で得られた結果であれば、同流派で違うアナリストさん達の見解もSNS等で探しやすくなります。

比較的メジャーな流派ですし、アナリストの人数も多いので自分が受けた先生以外の「キュート/ボーイッシュ」の見解を読む事で、納得できる部分や更に新しい知識を得られる事ができるのはメリットだと思います。

(これは16タイプPCや他の診断にも言える事です)

そもそも、なぜ私がこの診断を今更受ける事にしたのか?
まだお話してませんでしたね…

この診断を実際に受けられた方に勧められたという事もあったのですが、それ以上にあった想いとして

イメコン診断迷子の卒業試験

のつもりで受けたのです…実は。

今まで色々自分なりに試して考察してきた事、自分に対する俯瞰力、それらを他のプロの視点から見てどう評価されるかも知りたかった。
どのタイプに分類されるかより、そちらの方が大事だったんです…私にとっては

そして、理論上
好きだけど似合わない/難しい
とされるものすら自分の手の内に入れられたなら、それはもう「迷子」を卒業出来るサインになるのではないかと…

ちょっと予想の斜め上をいく結果になりましたがw

「あなたはちゃんと自分をわかっている」
「調整力もある」「すでにオシャレです」

と、最後に先生に仰って頂いた事で肩の荷が降りた気がしました。

私がたどり着きたかった着地点、方向性は間違えてなかったのかなと…

とはいえ、先に申し上げた通り
まだ元を取った気はしていませんのでw
しっかりまたここから、私らしい
好きと似合う」の世界を探していきたいと思います。

新しい「イエベ春転生」という宿題テーマももらいましたしね…
香水もまた探したいですねw

そうそう、「コスメ好きからみたPD診断に基づくメイクレッスン」については、また別の機会にお話し出来ればと思っています。

その他のイメコントピックスについてもまた新しい視点でお話ししていけたらいいな。
そして今まで書いた記事も編集を加えていけたらと思います。
だいぶ解釈が変わるものもあるかもしれませんね。

という事で今回の長編PDレポートと考察にお付き合い頂きありがとうございました。

またお会いしましょう!





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