見出し画像

オシャレな人になりたい!〜イメコン臭とは?〜

お久しぶりです。
やっと秋?になりましたね
今日は急遽、テーマを捩じ込んでみました。

イメコン診断を受けて
そのメリット、デメリットについて今まで様々考察してきましたが

今日は私の長年のテーマである
「イメコンでオシャレな人になれるのか?」について語ろうと思います。

◉「イメコン臭い」って何ですか?

今回のテーマきっかけになったのは界隈で話題になっていた「イメコン臭」というワードです。ご存知ですか?

『イメコン臭い=ダサい』って事?
私の渾身のイメコンコーデを見た事ある?
と握った拳を振り上げたくなったあなた!
セイセイセイ…落ち着きましょうw
この賛否については一旦置いといて…

『何をもってダサいと判断したのか?』

恐らく…ではあるのですが
アナリストが提案している洋服のLOOKやおすすめのコスメを使ったメイクとか。
今はイメコンオフ会も盛んなようですから。
それらをみて、そう判断する方もいらっしゃるのかなと考えました。

オシャレになる為に診断受けたのに…
その結果も踏まえて頑張ってるのに…
『我々はオシャレから遠のいているのか?!』

◉オシャレな人コンプレックス

ここで私の体験談をお話しします。
私は中学生の時に友人から
「ダサいからもっとオシャレに気を遣え」と
直球で言われた事があります。
その子はオシャレが好きで、事実そうだったから返す言葉もありませんでした。
あと、「美人は得してる」じゃないですが、オシャレな人って社会においていつもどこか得してる風に見えていたんです。
だって多数の中から光が当たって選ばれる人って決まっている気がしていたから。
『オシャレな人の存在感が羨ましい』

以来、オシャレな人に憧れて観察するようになりました。
オシャレな人がどんなモノに興味を持って、どんなお店で買い物するか?どんな雑誌を読んでいるのか?ロールモデルは?とか。

高校生、大学生になり、社会人になり、シュウカツや接客・サービス業も経験しましたので、沢山の人を見る機会に恵まれた2.30代。

街中でも仕事でも
「オシャレな人」って初対面でピンと来るようになりました。

と、ともに。

オシャレさんと相対する時に
「どこか気押される」「緊張する」自分がいるようになりました。比べてセンスのない自分が惨めになる気持ちというか…。
いつもの自分が出せない。

オシャレになる努力をしているのにその域に届かない…本当に自信を無くす事が多々あった。

オシャレな自分にならなきゃ
人生上手く生きていけない…
いつのまにかそんなプレッシャーを抱えて
オシャレ=義務のように思える日々を過ごしてきてしまいました…

いやいやそうじゃないと。
イメコン診断を受けて色々と考察してきた今なら過去の私にそう言えます。

◉オシャレとは何か?似合うとは何か?

さて、イメコンで頻出するこの2つの言葉。
私見としまして、「オシャレ」と「似合う」は同じ世界にいるように見えて、違うと考えます。ここでそれぞれの語源を考えてみます。
「オシャレ=お洒落」

じつは、おしゃれの「しゃれ」とは、「戯れ(じゃれ)」が転じた言葉です。そして音としても意味としても似ている、「洒落(しゃらく)」が当て字として使われるようになりました。「洒落(しゃらく)」には、物事にこだわらず、さっぱりしているさま。しゃれているさま。粋。という意味がある。
つまり、おしゃれには、
「戯れ(じゃれ)」の「遊び心」と、「洒落(しゃらく)」の「さっぱりして粋」という意味合いが込められているというわけです。

下記記事①より引用

「似合う」

「相応しい」は動詞の「相応う」を形容詞化した言葉です。形容詞化とはその字の通り、ある言葉が形を変えて形容詞として使われることを指します。

そもそも「相応う」は、平安時代に使われていた「触添(ふれそふ)」が変化したもので、似合う・よく釣り合うことを意味します。名詞の「相応」にも同じような意味があることから、字を当てて「相応しい」という言葉が使われるようになりました。

下記記事②より引用

「似合う」に関しては同義語の「相応しい」から引用しました。
両方の記事の抜粋以外の部分も読んで頂けるとますます「お洒落」と「似合う」が違う意味合いを示している事が伝わると思うのですが、いかがでしょう?

記事内にもお洒落についてこのようにまとめられています。

・真面目や教科書通りで満足しない、遊び心を取り入れられる
・流行や人の目を気にし過ぎず、自分らしさや好みを大事にできる
・いつもと違ったコーディネート(服の組み合わせ)を楽しめる
・色々なことに興味を持って楽しむ、余裕のある心を持つ
・頑固さを無くして柔軟に対応できる
・こだわらず、さっぱりとした態度でいる

オシャレ=遊び心、戯れ、楽しむ
規律に従わない自由さを楽しむ
似合う=分相応。自分に釣り合う。

わかりますかね?このスタンスの温度差…

「オシャレな人は自分に似合うものを理解している」というのは成立すると思うのですが

「自分に似合うものを選んだからオシャレな人になれる」かというと…私は違う気がします。

◉パッと見てオシャレに見えやすい人がいる!


少し視点を変えましょう。
私がイメコンを考察してきた結果、初対面でパッと人目をひくオシャレに見えやすい人がいる事が一定数いらっしゃる事に最近気がつきました。

さあ、それはどんな人??

パーソナルデザインの「ファッショナブル」と「キュート/アヴァンギャルド」の方達!
どんな方か一例を見てみましょうね。

パーソナルデザインはその人が持つ「全体のイメージを捉えた似合う」をエビデンスに診断しますが、この二タイプの方は
「存在感や個性がともかく強い」のが特徴。

故にパンチやデザイン性の高いもの、人目を引くもの=他の人には着こなせないものを纏うのが得意。個性的なモノが似合う。

私、先日、知人の紹介でとある初対面の同世代の女性の方とお会いしたんですけど、見た瞬間に

(生粋オシャレさん、キターっ!!!)

って思いましたもん。
久々気押されましたwwww

纏っているお洋服やお持ちのカバン、アクセサリー、眼鏡とか。頭から足元まで本当に個性的でオシャレなんですよ。流行もキチンと取り入れて「今っぽさ」もある。
これだけ盛り込んでもオシャレなんです。

以前の私なら気押されて終わりでしたが…
私はすぐに視点を切り替えました。

(あ、この人アヴァンギャルド持ちの方だわ)

後で紹介者の方に聞いたらやっぱり
「オシャレさん」らしい…w

うん、わかるわかる。
もちろん、この方は素晴らしい美的センスをお持ちだろうし、自分をわかってらっしゃる。オシャレを好きで楽しんでるのが伝わります。
加えて持って生まれた資質があるとも思いました。
この人に全身ユニクロとか無印良品のマネキンルックなんかさせたら素材が勿体無いよ!
と切に思ったわけです。

他のタイプの人がオシャレする資格がないという意味ではもちろんありませんよ。
それぞれの道でオシャレを楽しむ仕方はある。

ただパッと一瞬で見た時に個性的でセンスある感じに見えやすい雰囲気を既にお持ちだなって思う。それはちょっと羨ましいですね。

ただ今なら、私がこのタイプを真似ても同じようにはならないと理解できます。私とは持って生まれた資質が違うからです。

◉似合うのその先にあるものを目指して

最初の話に戻ります。
「イメコン臭い」
イメコンは似合うものを探す診断です。
自分に似合うものを突き詰めることを非とは言いません。

ただ、それがお洒落=粋か?となると、
分相応のスタイリングだけを突き詰めるように見えるから、そういう風に揶揄されてしまうのかなと思います。型を理解する事は大事ですが、いつまでもそこから抜け出せないなら、本来の「自由に楽しむお洒落」のマインド/スタンスから離れていくように感じます。

似合うものを知るのはスタート地点に立つこと。お洒落はきっとその先にある。
あなたが「オシャレな人」になりたいなら
アナリストの敷いたレールだけを歩いていてはその場所にいける可能性を潰してしまうかもしれない…

そんな意味で「イメコン臭い」というワードが使われているのではないのかなと捉えます。


オシャレの境地にいくためにはトライアンドエラーを惜しまない事。
様々なチャレンジをしてみるという姿勢。
自分で考えてみる事。
他人と比べない事。
それは義務ではなく楽しむスタンス。

あの人はオシャレだねと思われたいなら
私はオシャレに興味がある!
自分のスタイリングが好きです!
と、自信を持って言えるくらい「自分のファッション感性」を楽しめるようになれたらと思います。

私もまた、道半ばなのでね。

今日も長文お付き合い頂きありがとうございました。
(次こそは…イメコンまとめの続きを書きたいと思います💦)

いいなと思ったら応援しよう!