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転生上等!似合うの答えは一つじゃない〜後編①変わりゆく常識
長らくお待たせしました^^;
何を待たせたかも忘れられてそうなので…
前編の内容を少し振り返りますと
16PC/ブルベ冬夏→PD診断で「春」へ転生した私。PDのアナリストさんには「ブルベの要素が無い」と診断。
本当にそうなのか?2つの診断結果の相関性について、もう一度似合う色の自己調査を開始。
結果、別の流派のPC診断で、ブルベ/イエベ以外の【ニュートラル】という概念&そのゾーンが得意な人が存在する事を知る。
イメコンにおいては診断方法や流派が変われば結果が変わる人も当然いる。自ら転生経験を経た事で「どのイメコン診断結果が正しいのか?」ではなく、それぞれの診断結果で導き出された答えはそれぞれ正解であり「転生」を繰り返す人こそ「様々な似合う自分」に出会える可能性を持つ「ラッキーな人」ではないか?と考えるに至る。
とまあ、そんな感じの事を書きました。
転生を繰り返すのは迷子ではなく「様々な角度からみて似合う可能性が広いラッキーマンなのでは?✌️」とポジティブに考えていこう!という事が言いたかったのですね。
イメコンと垢抜け、オシャレの考察については前回の「イメコン臭」考察に書きました。
今回は再び転生の話に戻ります。
そもそも「転生人」の話を見聞きする機会が増えたという事はそれだけ多くの人が「複数のアナリストや診断方法で受けている」事に他ならず、イメコン診断リピーターが増えているという事です。イメコン文化がより浸透し発展してきているとも言えるでしょう。
◉そのイメコン定説はもうオワコン?変わりゆくイメコンの常識
ところであなたが最初に受けたイメコン診断は何年前ですか?私は最初に受けてから3年経過してます。たった3年?いやもう3年?
実は3年前と今のイメコン常識/定説を比較した時に随分変わったなと思う点がいくつかあるので一例をご紹介したいと思います。あなたの知識はどこまでアプデされている?
①「似合う」は様々な要素に影響される
イメコンで最初に受けたのがパーソナルカラー診断という方は多いはず。「似合う色がわかれば自分の魅力を引き出せる」という考え方はもう古い?!
(↑特に②の解説に注目)
私ってパーソナルカラーサロン運営してるのに、パーソナルカラーに囚われすぎないで!他にも重要な要素はたくさんあるよ!ってお客様にも言ってて我ながら謎。
— はーたん (@beauty_info_h) February 19, 2024
でも得意な色を合わせたときと苦手な色を合わせたときの顔映りを知ることはすごく大事だからそこはしっかり説明してる。
パーソナルカラーやパーソナルデザインは目安やヒント。服など多くの色やデザインがある中で、より自分に似合うものを探しやすくするためのツール。絶対的なものではなく縛られる必要もないもの。
— 木暮亜紀子/イメージコンサルタント (@kakiko33) February 19, 2024
またそれぞれの個性の方が上なので、タイプとして合わないとされているものでも似合うものはあります。
パーソナルデザインが色使いへ及ぼす影響 pic.twitter.com/mIsuq0LuSM
— ナカムラ (@yaeca1935) May 19, 2024
イメコン沼の方や私のnoteを読まれている方なら「常識でしょ?」と思われるかもですが、PCを診断する方でも「似合う」の要素はドレープ診断の色だけじゃないという事やその人にとって何を重視すべきか?は人によって違うという考え方を発信される方が多くなったと思います。全くその通りだと私も思います。それを踏まえてこちらをどうぞ
②似合うPCやドレープの色≠似合うコスメの色とは限らない
お客様にはいつも話してるんだけど、コスメ選びでパーソナルカラーを意識しすぎると失敗する。
— はーたん (@beauty_info_h) February 18, 2024
パーソナルカラーはお洋服の理論だから配色は出来ても混色はできない。対してコスメは皮膚という土台に直接のせることになるから基本的に混色の理論。コスメは混色だから人によって発色が変わるのよ。
パーソナルカラーは肌色だけでなく、肌質や髪質や瞳の色や血色など考慮して決めるので、色相以外にも明度彩度清濁など様々な要素が絡んでいます。
— はーたん (@beauty_info_h) February 19, 2024
でもどこまで行ってもパーソナルカラーはお洋服の配色に重きを置いた理論でメイクの場合は第3の変数が隠れていてそのまま当てはめるのは難しいと思います https://t.co/JjUut90hRf
教科書上は正しい理論なんですよ。でもドレープの色をまんまコスメに当てはめるとうまくいかないのです。
— はーたん (@beauty_info_h) February 19, 2024
PC冬でショッキングピンクのドレープが似合うけどショッキングピンクのチークやリップが浮く方はたくさんいらっしゃいます。でもPC理論だとドレープで合っているからそれは似合う色なんです。 https://t.co/uFTU3Ovmqs
ブルベ冬のフレッシュさん
— イワサキ ヒロミ★横浜 メイクレッスン|パーソナルカラー|顔タイプ診断®|骨格診断| (@hiromi_styles) October 15, 2024
以前ブルベ冬と診断されショッキングピンクのアイシャドウを勧められ使ってみたけど似合わないのでカラーが違うのではと思ったそう。顔タイプのイメージに合わなかったようです!ツヤを意識するだけで溌剌とした爽やかな魅力がアップしてピュアな可愛さ爆発しました♡ pic.twitter.com/vx59tDIw1r
ブルベ冬の診断例を挙げてみました。実は私も最初にPCの『青みガンガンのブルベ冬色コスメこそ、あなたの魅力を引き出すコスメ』としてプロに紹介されてしまい、迷走とこのnote考察が始まったのです。その頃は圧倒的にこの考え方のアナリストが多かった。でも今は「そうじゃない」と言ってくれるアナリストも増えましたね。
コレの何が重要かと言うと「プロのメイクさんではなく、イメコンのアナリストさんがそう発信している」という事です。以前も考察していますが、元々プロのメイクやその出身の方はPCに囚われすぎない考え方やノウハウを発信されている方が多いのですが、イメコンのアナリストさんはどうしても「あなたのPCはブルベ冬!だからこんな色のコスメを使って」というセオリー通りのアドバイスやカウンターでのコスメ選びについて指南しがちでした。だから、この変化はとても画期的だと思います。
ちなみに最近ではこんな新説も見かけました。
どうでしょう?真偽はともかく、私は興味深い説だと思います。PCタイプのコスメ色が合わないと悩まれる方、こんな視点での探し方はどうでしょうか?
ちなみにアクセサリーの色選びについての見解も載せておきます。
イエベ=ゴールド、ブルベ=シルバーという選び方だけに囚われない選び方です。
アクセサリーの選び方は、どの診断結果を重視するかで変わると思うので「絶対だめ」な間違いは無いと思っています。テイストに合わせて選ぶのが統一感が出ておすすめですが、それに色や骨格があっていると更に高見えしたりする。 pic.twitter.com/362EXRXGQE
— イワサキ ヒロミ★横浜 メイクレッスン|パーソナルカラー|顔タイプ診断®|骨格診断| (@hiromi_styles) February 2, 2024
③「イレギュラータイプ」の存在
『イレギュラータイプ』とは私が勝手に命名しましたw
あらゆるイメコン診断において、典型的タイプ別セオリーから外れていて、複数の「似合う」「似合わない」要素を持ち合わせる。
『セオリーから外れるのがセオリー』の特異タイプ。極めてアドバイスが難しい。そしてこのタイプが転生人に多いと考えます。
イレギュラーになりやすいタイプの一例は
「顔、PC、骨格のチグハグタイプ」
『わたしのパーソナルカラーと顔タイプと骨格の兼ね合い、相性のバランスが難しいタイプだと思うんですよね😭』
— サキエルちゃん💄イメージコンサルタント (@sachiel_chan) October 12, 2023
お客様からよく言われる事です✨
実際に服を選ぶ時に、『このタイプは探せばすぐ見つかるな』なんて事はよくあります❣️… pic.twitter.com/1vOlqHgmvx
1つでも整合性や親和性が取れないとイレギュラーになりやすい。こんなデータもあります↓
顔タイプと骨格とカラーの組み合わせが難しい人ってどれぐらいいるのかな??
— RAN☆顔タイプ診断®︎/パーソナルカラー診断/骨格診断 (@rantee_beauty) February 15, 2024
なんと、ほぼ半数に近いと思いませんか?
「意外〜!」なんて微塵も思いませんw必然でしょうね。
例えば私のようなブルベ冬×フレッシュだとこういう現象も起こり得ると…ホントこの通りで納得。
他にも同じ顔タイプでもこんな「イレギュラー要素」も
フレッシュさんにも「強め」さんがいる!
— イワサキ ヒロミ★横浜 メイクレッスン|パーソナルカラー|顔タイプ診断®|骨格診断| (@hiromi_styles) February 14, 2024
クセのないお顔立ちだからこそほかの要因でインパクトを足した方がオシャレになる方もいますし、実際眼力のある方もいます
ソフトエレガントよりエレガントの方が寄せやすいタイプかなと思っていますhttps://t.co/6SQa2eMIU2 pic.twitter.com/1sO8623VyN
【強めフレッシュさん】
— イワサキ ヒロミ★横浜 メイクレッスン|パーソナルカラー|顔タイプ診断®|骨格診断| (@hiromi_styles) February 16, 2024
私の考えるポイント例 エレガントさんと同じで「どこかにインパクト」を入れる感じ!診断結果のセオリーに縛られずに自由に楽しんで
ただしお顔から離す方が取り入れやすい傾向もありますhttps://t.co/PkMgu83Me8 pic.twitter.com/907azHkkM7
「強めフレッシュ≒エレガント寄せ」!これ見た時は結構驚きました。私自身「フレッシュ」なのですがフレッシュの幅広さってすごい…と、同じフレッシュさんと交流させてもらって痛感します。自虐的に聞こえるかもしれませんが、私の中で「8ある顔タイプの中でそれぞれの特徴的顔要素にどこにも属さなかった顔タイプ≒フレッシュ」と解釈してます。
顔タイプフレッシュでPDボイとかPDアバの人はPDを優先した方がいい🙆♂️
— fuchi【仙台】パーソナルカラー┊骨格┊顔タイプ┊ 好印象アドバイザー®︎ (@fuchi_ch) December 17, 2019
「フレッシュ×ボーイッシュ」はまさに私なのですが…これはすごく納得。
振れ幅広い「フレッシュ」の中でも「王道フレッシュ」から外れる人は必ずいらっしゃいます。
自然で素朴なフレッシュの顔印象と個性的でパンチのあるPDアヴァンギャルドの組み合わせなら…確かにフレッシュ<アヴァの方が個性が優先になるのはわかる&このタイプは結構イレギュラーかと思われます。余談ですが、SNSではこのアヴァ持ちフレッシュの方は割といらっしゃる印象です。
④続々と現れる新しい診断、自分を深掘りするイメコンへ
既に過去考察でも紹介していますが、最近ではもっと診断結果が細分化された詳細な結果がわかるイメコン診断も出てきており、ここで転生を経験される方や転生を経て受診される方も多いようです。
例えば「パリ流(FS)」や「テイスケ」。PCだと「サイアート」や「グラデーションスケール」も再び注目されていると感じています。
ご存知のものはありましたか?
各診断ともメジャーな4or16タイプPC診断やPD診断とはまた違う視点での診断方法ですし、新たなタイプの結果や知見を得られそうですね。受けられた方の話やレポをみると、これで今までの診断結果とまた違う結果が出て、それにより過去の診断結果のもやもやに整合性がとれたり、また違う新しい自分に出会えたという意見もみかけました。
もうこうなると
「転生上等!かかってこいや〜」のマインドだと思います。転生を機に自分を深掘りしまくる強者と言っても過言ではないでしょう。
◉まとめ
どうでしょうか?2度にわたる「転生シリーズ」。以前のイメコン界隈では「転生」は割とネガティブなイメージがありました。
「転生=過去の診断が誤診だった、プロにミスを犯された、迷子になる」という印象があったからです。とりわけ、最初の転生は今までの過去の努力についても「無駄な努力だったのか…」と否定される気持ちになってしまうのです。実際、転生を言い渡された時に私も最初はそう思ってしまいました…
が!今は違います。そもそもイメコンや診断結果に「正誤」を求めてはいけない。やり方や見る人の数だけ「答え」が存在するし、その答えにバリエーションがあるからこそ「転生」があり得るのです。
似合うの正解は1つではないと思います。
転生が怖いと思われたり、転生で悩まれている方に届くと幸いです。
イメコンって答えが見つかるように見えて、実は「答えがない」が答えだなって個人的に痛感してる🫠
— fuchi【仙台】パーソナルカラー┊骨格┊顔タイプ┊ 好印象アドバイザー®︎ (@fuchi_ch) April 24, 2023
各診断ごとの答えは見つかるんだけど、集めた結果を元に、何を優先して何を選ぶかとか最終的な結論を出すのは診断士じゃなくて自分なんだよね。
次回は今回書ききれなかった「イメコンアナリスト時代の終焉?!と未来」について書こうと思います。
本日も長文お付き合い頂きありがとうございました。