ニュージーランド55日紀行　16/55　何もなくても。

昨日に引き続き、良く晴れて暖かい。
爽やかな風と、肌がヒリヒリする強い日差しのギャップが、まだ慣れない。

何も予定がないので、今朝はゴロゴロしようかと思っていたが、いつも通り６時には目が覚める。
日本は朝２時か。

と、夫からメッセンジャー。ここ数日、面接やら書類の件で、日本に居るときよりも頻繁に毎日何度もやり取りしている。迷い、戸惑い、励まし、感謝、全部いつもすぐ、話してしまう。胸の内を明かせる人がそばにいてくれて、本当に良かった。

９時くらいに、アスパラガスとマッシュルームを炒め、目玉焼きとパン、コーヒーで、遅めの朝ご飯。

仕事探し中のフラットメイトと、ビザ関連の話をする。

海外で生きていこうとしている人たちは、何がそうさせるのだろう。わざわざ大変な道を選んででも、他の国で暮らしたいという想いは、どこから来るのだろう。
自分もそうなのだけど。

皆それぞれの大変さを抱え、自分の一度きりの人生と向き合っている。ごまかしのきかない、人生を。

私は、歴史や思考を伴った、人の話を聞くのが好きだ。

さて、のんびりと書類のことを調べたり出来ることを進めようかな、と部屋に戻る。

窓のすぐ隣のお家の人が、ノリノリの音楽をかけながらDIYにいそしんでいる。
お互い同士が丸見えである。
筋肉隆々のお父さんが急に大きな声で歌い出し陽気である。

・・・集中できそうにない。

空が青い。
家に閉じこもっているのがもったいなく感じる。
うずうず。

・・・出かけるか。。。

ということで、昼間は近くのショッピング街を探索してきた。

子どもたちといるときもそうだったけど、何かしなきゃと常に思ってしまうなあ。

本来とても怠惰であるんだけど、やっぱりどこか緊張状態が続いていて、怠惰でいることを選べず、落ち着かないんだなあ。

リラックス方法、見つけたい。