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Pono #1 肩こり①

肩こりとは?


症状:

肩こりとは、首(頚部)から背中(肩甲部)にかけての範囲で、筋肉が硬くなり凝り固まって、肩周囲の緊張感、重圧感および鈍痛を伴う症状です


首すじ、首のつけ根から、肩または背中にかけて張った、凝った、痛いなどの感じがし、頭痛や吐き気を伴うことがあります。

肩こりに関係する筋肉はいろいろありますが、首の後ろから肩、背中にかけて張っている僧帽筋という幅広い筋肉がその中心になります。

日本整形外科学会


肩こりの分類:

肩こりは3分類に分けられています
同じ肩こりの症状を呈していても、肩こりに至る原因が異なれば治療のやり方や考え方を考慮しなければ問題解決には至りません

①本態性肩こり:
・特別な基礎疾患が見当たらない肩こり症状
例えば頚椎ヘルニアなど関節の障害がないのにも関わらず肩に重さがある肩こりで、主には悪い姿勢やデスクワークといった生活習慣からなる
難しい言葉を用いれば筋、筋膜性の肩こりと言えます
セラピストが積極的に介入していきたい肩こりになります
②症候性肩こり:
・頚椎、肩疾患を中心とした基礎疾患に基づく肩こり症状
例えばレントゲンで関節がズレている、お医者さんから診断を受けたなど
明らかな基礎疾患に基づいて肩こり症状が現れている肩こりです
お医者さんの指示の下、肩こりケアをしていった方が良いですね
③心因性肩こり:
心因性で精神領域では、心身症やうつ、パニック障害でも肩こり症状を訴える症例が多い
簡単に言えば、心が問題で肩こり症状が出ているものになります
話を聞いてもらったら肩こりが楽になったというイメージです
精神的な問題が強い場合はお医者さんの指示の下、例えば内服などでコントロールしてから肩こりケアをした方が良いです

精神領域は広く、線引きしずらい(※誰にでも起きる)ので、精神的な病気がない(一時的にネガティブになっている)人の身近な例としても、    
例えば得体の知れない痛みに悩まされていたけど、病院で原因を説明されたら気が楽になったみたいな
つまり、こういう病気なんだと「納得できた」とか、「理解できた」ことによって気持ちがスッキリしたというケース
自分の体の状態を知って理解できただけでも体は楽になるのです

また、日常の人との会話で、言いたいことがあるけど上手く言えず、もやもやしていると相手が話の意図を読み取って逆に説明してくれて
「そうそう!そういうことを言いたかったのよ!」
「あ~、スッキリした」みたいな
良く分からないふわっとした抽象的なものを具体的に言語化できたときに心と体が一致してそのジレンマが治まる
(不安や恐怖にかられ)頭が先走ってしまうことで、心が不安定になり、心と体のバランスが崩れる
心を体の不一致を知らせるために「痛み」という信号を脳が送ってくれてると私は解釈しています

(まぁ、長くなってしまったのでここまで笑)


この、①本態性肩こり、②症候性肩こり、③心因性肩こり
の3分類に分けられることで、原因に対して肩こりケアをしていく必要があるのです

皆さんはどれに当てはまりそうですかね?
なんてw

もちろん実際はこれらが完全に分離して存在している訳ではなく、相互に交じり合いながら存在しているので、セラピストはしっかりと患者さんと向き合いながら評価し治療していきます
色んな視点から色んな角度から「人」を見て、理解していくのです

私自身も
「やっぱりこういったが概念がないと治るものも治らないよな~」と
痛感し自分を鼓舞して勉強してます!
まぁ、楽しいからいいのですが😊

なので湿布や薬をもらってばかりという方は是非Ponoにお越しください♬



読んでいただきありがとうございました!






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