のんびりMTGA日記①(赤緑恐竜ランプ)
MTG ARENAをやり始めたのでちょっと記録を付けておく。
どんな風に遊ぼうかな
私のMTG歴
2010年(基本セット2011)〜2016年(イニストラードを覆う影)くらいまで遊んでいた。
初めて握ったデッキは基本セット2011のエントリーセット『猛獣の暴走』。
そのせいもあってか、基本的には緑絡みのストンピィっぽいデッキを好んで使っていた。
あとは吸血鬼がかっこよくて好きなので、アリストクラッツ系の吸血鬼デッキも組んでいた。(この話はまた別の記事にしようと思う)
最近のカードは正直よく分かっていない。
遊び方の方針
リアルカードで遊べる友人が数人いるので、そのうちリアルでも組むつもりのデッキにしたい
スタンダードの環境に追随して紙を買い集めるのはしんどい
→ エクスプローラー(パイオニア)をやろう。
デッキを組むこと自体が結構好きなので、(結果的に参考にするとしても)最初からコピーデッキにはしたくない
とはいえTierデッキに全部不利みたいなのだと話にならない
→ とりあえずなんか今強いらしいラクドスミッドレンジに勝てて、あと1つ2つくらい環境上位に得意な相手がいるくらいで良いんじゃないか?(甘い見通し)
デッキを考えるぞ
モデル:過去のお気に入りデッキ「4tタイタン」
大昔のスタンダード(基本セット2011, ミラディンの傷跡ブロック, 基本セット2012の時代)で使っていた、4ターン目に業火のタイタンを着地させるデッキが好きだった。
なーんかレシピはこんな感じだった気がする。
1ターン目に《ラノワールのエルフ》または《極楽鳥》といったマナクリーチャーを出して、
2ターン目には理論上3マナ出るので《耕作》を唱える。これで次のターンにセットする土地も手札に入り、
3ターン目には5マナが出る。ここで《隠れしウラブラスク》が着地!
4ターン目に6マナで着地した《業火のタイタン》には、《隠れしウラブラスク》の常在型能力で速攻がついている。
そのため、戦場に出たときの3点火力に加え、さらに3点飛ばしながら6/6のボディでアタックが可能というわけだ!
3ターン目《隠れしウラブラスク》の4点+4ターン目《隠れしウラブラスク》の4点+《業火のタイタン》の6点+3点+3点で合計20点。相手はもちろん死ぬ! すごい!
「《耕作》4枚しか入ってないから、2ターン目で確実に唱えられなくない?」
「その上さらに《隠れしウラブラスク》を3ターン目までに引いてないといけないってきつくない?」
「マナクリ焼かれたら終わりでは?」
「回避能力がなさすぎるから《業火のタイタン》の火力はほぼ敵ブロッカーに飛ぶんだし、4ターン目20点は詭弁でしょ」
「なぜ《原始のタイタン》が入っていないのですか? お金が無かったのですか?」
などの声が聞こえてくるが、黙っていて欲しい。
10年前の私はとても楽しくこのデッキを使い、カウブレードに蹴散らされていたんです。それでいいじゃないですか。お金も無かったしさ。
まあとにかく、今回もこういう勝ち筋が明確で派手なデッキにしたいなーと思っていた。
重めに構えるデッキなのでラクドスミッドレンジにはかなり強く出られそうだ。
第1案:「4tタイタン」の正当後継「4tエターリ」
正直、現環境にある「強い」とされているカードについての知識がほぼ無いので、Wisdom Guildと首っ引きでなんか良さそうなカードを探していくことになる。
本家デッキの強みは、4ターン目に6マナのクリーチャーを速攻付きで動かせることだ。
というわけで、まずは速攻をつけて殴った時にバリューの大きいクリーチャーを探してみる。
エクスプローラーの6マナでその条件を満たすクリーチャーとなると《原初の嵐、エターリ》になりそうだ、と考えた。
あとは6マナで強い恐竜となると……《殺戮の暴君》かな。
幸い、恐竜には《レギサウルスの頭目》《パラニの孵化者》という2種の速攻付与クリーチャーがいる。
《隠れしウラブラスク》の枠はこれでバッチリだろう。
2ターン目の土地加速はどうしようか?
《耕作》はエクスプローラーリーガルだが、本家でも問題になった通り4枚だけでは心許ない。
恐竜に寄せるのであれば《装飾庭園を踏み歩くもの》が強そうだ。このデッキならどのマッチでもすんなり土地7枚は並ぶだろう。
あとは《豆の木の巨人》、《大狸》というのもあると教えてもらって採用した。
土地が伸びてから唱えてもそれなりに仕事をしそうなのが嬉しい。
あとは赤を触るなら火力的なものも入れてー……とこね回した結果が下記のリスト。
……さて、このリストを友人に見せてみたところ。
「この恐竜デッキの6マナ枠なら《殺戮の暴君》より《嘶くカルノサウルス》じゃない? 《嘶くカルノサウルス》で《レギサウルスの頭目》《パラニの孵化者》めくれたら宇宙じゃん」
「……たしかに」
第2案:速攻カルノサウルス
というわけで、《嘶くカルノサウルス》をフィニッシャーに据えたデッキを考えてみることにした。
当然ながら、《嘶くカルノサウルス》を活用するのであれば、発見でめくれて弱いカードは極力減らしたい。
発見でめくれて弱いカードの筆頭とは何か?
そうだね、マナクリだね。
代わりの1マナで何をするかだが、《薮打ち》は強そうだ。
《嘶くカルノサウルス》でめくっても2つ目のモードが使えるので、7/6以上と格闘させることができる。
同じような理由で《勝利の噛み砕き》も強い。
《装飾庭園を踏み歩くもの》が出た時点で1マナ4点火力として使え、《嘶くカルノサウルス》からなら7点火力だ。
さて、一方でマナクリを抜くと1→3→5のジャンプアップは諦めることになる。
とすると、恐竜デッキらしく素直に《雷群れの渡り》を入れても良いかもしれないな……(※このあたりで、「《嘶くカルノサウルス》でめくれると弱いカードは入れたくない」という前提を忘れ始めている)
あとは、5枚目以降の《薮打ち》として《恐竜との融和》とか……(※完全に忘れている)
ということで作り直したリストがこちら。
当初のリストに比べると、爆発力は低くなったが勝ち筋は太くなったように思う。
あとは実際に対戦しながら調整していくか、ということで、早速アリーナに潜ってみることに。
ランク戦に挑戦するぞ
現金突っ込んで20000ジェムを購入してカードを揃え、エクスプローラーのランク戦へ。
ブロンズ帯
流石にブロンズ帯はそもそもカード資産自体がないデッキが大半なので、ほぼ全勝で抜ける。
負けたのは1戦で、そちらも完全に出来上がった白単人間にボコボコにされた。
このへんで《恐竜との融和》が全然強くないことに気づき、4枚目の《勝利の噛み砕き》と2枚目の《打ち壊すブロントドン》に差し替えた。
シルバー帯
シルバー帯もあまり難はなく抜けたが、エルフが明確にきついな、と思い始めた。
人間も結構しんどいがギリギリ追いつくかも、くらい。
このあたりで、《嘶くカルノサウルス》で《雷群れの渡り》がめくれてしまった場合、浮いた土地も手札の恐竜カードもないと唱えることさえできないのがかなり嫌だということに気づいた。
これならまだ《耕作》のほうがマシだな、と思い全て《耕作》に取っ替えてみる。
また、《原初の嵐、エターリ》は確かに面白くはあるのだが(エニグマっぽい相手に出してめちゃくちゃなことになった)、流石に運ゲーすぎて安定しないな、という感があった。
代わりに《コグラとイダーロ》を採用してみることにした。速攻を自力で付けることもできるし、《レギサウルスの頭目》らに速攻を付けてもらっていれば相手のブロッカーを排除して顔面を殴りにもいける。
《打ち壊すブロントドン》と実質同じマナで置物破壊ができるのも嬉しい。
ということでこんな感じになってきた。
ゴールド帯
ゴールド帯は少し苦戦したが抜けられた。
とはいえ勝率は50%を切っていそうだ。
引き続きエルフがきついが……それ以上にアブザンパルヘリオンとかいうデッキに勝てる気がしないんですが!!
全体的な傾向で言うと、雑にやっててもカードパワーで押し潰せる感じではなくなっているが、手も足も出ない相手は(アブザンパルヘリオン以外は……)そんなにいない感触だった。
「丁寧にやれば落とさなかったかもなあ」というマッチが結構あるので、そろそろちゃんとプレイングを磨いていく必要がありそうだ。
さて、デッキのほうだが。
《嘶くカルノサウルス》で《耕作》がめくれるのはやっぱり弱い……が、1枚くらいは引いて嬉しいときがあるかもなあ。ということで、《大狸》と《豆の木の巨人》に枠を譲った。
ビートダウン同士の終盤の競り合いで《大狸》が突然着地したりすると、相手がしばらくの沈黙の後に爆発したりして結構強い。
ただ、《耕作》を減らしたことで手札の土地自体が足りなくなるタイミングがありそうなので、土地は1枚増やしておいた。
ということでプラチナまで来た
今のところなんとか戦えているが、そろそろ全然勝てなくなってくるかもしれない。
まあのんびりやっていこうと思う。
あと、こうして記事にしていて気づいたがどのアーキタイプと当たってどういう結果だったのか記録しておくほうが良いかもしれない。
今後は記録してみよう。
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?