ばらばら
富豪たちがどんどん自分たちにとって
都合の良いルールにつくりかえている
アメリカの様子をテレビでみながら
限定的なヒト達の為だけの
社会経済のような気がして
寂しい気持ちになった。
しかし、変化するのが時代というもの。
否定ばかりしていてもしょうがないし
それが全てだと錯覚してしまうのも違う。
これからますます
分断の構造は進むのかもしれないし
行き詰まった世界にとって
解体という過程は
自然な流れなのかもしれない。
そんな中、紅白での星野源さんの歌を思う。
テレビ画面前に佇む星野さんの表情が
印象に残り、ばらばらの歌詞をみた。
重なり合ったところに
たったひとつのものが
あるんだ
ばらばらで一つにはなれないけれど、
重ならなければ相手を思うことも、
けんかすることさえもない。
重なったレイヤーをついつい
上からだけ見てしまいがちであるが
それぞれのレイヤーとそこに挟まれる間へ
思いを巡らすことで
見えてくる色はかわるだろうし
そんなイメージで気持ちが楽になる
自分がいる。