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『楽しむ力』はどこから生まれるのか

Schooの講義を見るたびに追いたいテーマが増えていくのですが、
今日は脳科学者/ 医学博士である岩崎一郎先生の『脳科学で知る「楽しむ力」の鍛え方』という授業を受講しました!

〈まとめ〉
ストレス状態にさらされると、脳は扁桃体の働きが優位になりFight or Flight(戦うか逃げるか)の状態に追い込まれ、このFF状態が続くと視野が狭まり、苦しさを感じ、脳の破壊がはじまってしまう。(定常化するとうつになったりする)

一方で、物事を楽しんでいるときはフロー状態というスポーツでいうとゾーンに入り、苦を感じることなく物事に集中することができ、視野も広がる。
逆に言ってしまえば、フロー状態に入ることができれば、自然と「楽しい」状態の実現が可能。

だけど、フロー状態は無意識下で行われるので、意図してスイッチオンすることは難しい。
私たちにできることは、フロー状態に入る確率を増やす無意識を育てること(脳磨き)。
フロー状態になりやすい人は、僧侶のように、エゴがなく、自己超越した利他の心を持つ人。

脳磨きに必要な要素は6つ
・普遍的感謝
・前向き
・心の安全地帯がある
・利他の心
・マインドフルネス
・Awe体験をする〉大自然や宇宙の悠久さ、広大さを前に感謝の気持ちが沸き自己超越する体験
 何かと一体感を感じることでもよい(ワールドカップで日本代表を応援した時のような一体感、ありがとう!と感じた体験とか)

〈所感〉
講師である脳科学者 岩崎一郎先生のエピソードを聞いて私はAwe体験をしました。。

ご自身の苦悩に真っ向から立ち向かったこと、そして側で見守ってくれる人がいたこと。
岩崎先生の過去のご経験や、誠実なお人柄に心が震えた人も多かったのではないかなと思います。

本屋さんに行けば沢山の本がありますが、その著者の方々が、苦しんだにせよ楽しみながらにせよ、それぞれのテーマに向き合った結果、それらの知見が残っていることに感服する日々です。。

スクーは録画配信をみましたが、受講生の皆さんが「感謝」をスレッドに投稿していくシーンではとても心温まりました(*˘︶˘*)
感謝という感情のポテンシャルはすごい!

岩崎先生の著書『科学的に幸せになれる脳磨き』(サンマーク出版, 2020/10/21)もぜひ読んでみたいと思いました。

トウフメンタルな私が、心身ともにハードな局面が多いコンサル業界に入り、日々落ち込んだり励まされたりされながらも、気持ちのバランスを保つことが難しいなと思うからこそ、
逆にこんな自分が、楽しみながら世の中やクライアントの役にたてる境地まで到達できるかどうか、脳科学の知恵を借りて実験してみたい、軌跡を残していきたい、と思うのでした。。

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