福岡の真ん中で「子どもがほしい」と叫ぶ。
人って思ってる以上に「土地の無意識」に浸かって生きてるんだな…
と言うことを、自覚してきています。
最近、仕事で各都道府県に関わることがあったので、
客観的に見てそう思うことがあり。
福岡に産まれ福岡に住み…そんな動きのない私でも、
ー日本には都道府県というものがあってね。
ー外国には知ってる国、知らない国色々あってね。
そんなことはわかってる。
わかってはいるけれども、
知識としてわかってるのとその知識を使えるのは大違い。
自分が意識する範疇をどれくらい広げて生きるか。
それは自由に決められる。
物理的に福岡から出ることは今のとこ確率0%なので、
私は福岡でどうやって子どもを持つことができるのか、
と考えることに集中するのだ。
この話は、夫婦で子どものことを話し始めた頃に関係していて。
どうも我が家はすんなりと子どもができるわけじゃなさそうだぞ?
とは言え、とにかくなんにもわからない。
どこに何をしにいけば適切なのかもよくわかんない。
しかし、このケンカっぷり、夫婦だけで解決できるやつじゃないしこれ。
なんかもう私30越えてるし、年齢的もやばいっぽいし。
どうも今から子ども作るって、お金も時間もかかるっぽいし。
っぽいし…。
こう言う時、今までの価値観とかふわっと見知ったことが読み込まれて、
now loading…って表示したのち、
タカタカ、ターーーン!とenterキーが押されて、
結果が表示されます。
頭の中で。
そんな感じで、ネットで相談できるところを探したところ、
こちらがよさそうな雰囲気がした。
福岡市不妊専門相談センター
https://www.city.fukuoka.lg.jp/kodomo-mirai/shogaijishien/life/funinsenmonsoudancenter.html
ここはありがたかった。
カウンセラーの方が、まとまらない話を丁寧に聞いてくれ、
子どもを作ることのほんとのほんとの基礎知識を
時間かけて話してもらった。
私の価値観のひとつには
「市がやっとるならちゃんとしとるやろー」ってのがあるけど、
確かに、無料でここまで幅広く話を聞いてもらえるのはありがたかった。
実際に病院に行ってみて思ったことだけど、
病院は商売なので、話を聞いてくれるのもやっぱり限界がある。
こう言うゆるい場所はほんとに必要だと思った。
相談センターには、
まずは私一人で行って、
それから旦那さんと二人で行って、
電話相談にも一度乗ってもらった。
旦那さんと一緒に行ったことでフラグが立ち、
まずは不妊治療をガッツリやってる(体外受精とか)病院に行く
というミッションができた。
福岡市で不妊治療をやっているところは数カ所。数が限られている。
一つだけ予約の取りやすい病院があり、そこに通うことにしたが、
病院の対応が合わなくて、足を運ぶのが辛くなった。
他の病院へ転院を考えたけど、
超人気アーティストのライブチケット取るぐらい無理ゲー。
進めば進むほど、問題は具体的になっていくので、
やりがい?は感じることができているけど、
何かを取るには何かを捨てなくてはいけないと言うことも
現実味を帯びてきた。
そんなこんなで、今の状態。
「結局、ガッツリ系不妊治療をするなら今通ってる病院がベター」
ということの確認作業をしています。
人気アーティストのライブチケット取りに行くなら
なんとか裏の方法を見つけるとかしないといけないし、
市外の病院に通うとか壮大な話になったら、
そもそも仕事をセーブする話も通らなくちゃいけない。
あとオプションになるけど、セックスレス系カウンセリングとか、
泌尿器科でそんな気分になる薬を処方してもらうとか。
旦那さんが嫌がるの目に見えてるけど…。
プラス、旦那さんの心の整理期間になっています。
来月、精子の検査というタスクが発生したので。
(私、男じゃないから気持ち分かってあげられないけど、とにかくガンバ!)
取り止めがなくて、読みにくい。
この私の文章そのまんまで。
粘土をこねて柔らかくして、何かの形にして。
やっぱり違ってたら、ぺしゃんこにしてまた形にして。
いったりきたり、答えのない時間のかかることをいい塩梅にまとめている。
そんなことをひとりでなく、さらにふたりでやっているわけなので、
そりゃもう変数の多いこと多いこと!
私の気持ち。
旦那さんの気持ち。
タイミング。
仕事。
そして、住んでる土地。
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これ、なんかめっちゃ大変だから、
楽しんでやらんと人生無駄にするなぁ。
そんなことが頭をよぎります。