【イッシュ1on1】ズルズキンで後攻アンコ【最終93位】
どうも、ぽんくろと申します。
今回はゔぃゔぃぴさん主催の『イッシュ地方1on1』に参加してきたので記事にしてみました。
【大会ルール】
【環境考察】
今回は考察をはじめる前段階で致命的なミスが2つありました。
・準伝説も使用禁止だと勘違い
・最終進化のみで絞り込んでいたためキリキザンの考慮漏れ
上記の使用可能ポケモンの一覧画像をしっかり見ておけばちゃんと書いてありましたが、さらっと流し読みしただけで考察に入ってしまいダメダメな結果でした。後で何かの役に立つかもしれないので考察プロセスの記録としては一応残しておきます。
まずは600族のサザンドラから検討を始めました。特性浮遊と相性の良い鋼テラスにすると耐性も優秀で、技範囲も悪波とラスカがあれば基本的には等倍以上で攻撃できて困ることはなさそうです。この2ウェポンで足りるので、固い相手用の悪巧みや速い相手用の追い風も入れる余地があります。オボンで耐久力を補強しておけばそこそこ汎用性は高そうです。
スペック的に高い水準でバランスの取れている鋼サザンドラがメタの基準になると考え、ここを考察のスタートとしました。
続いて考えたのは対サザンドラに有利なウルガモスです。妖テラスにすることで鋼サザンドラに対して炎打点が刺さり、炎警戒でテラスしてこなかった場合は妖テラバが刺さります。S種族値も上なので蝶舞から入ればサザンドラに対して安定しそうです。
また、ウルガモスはアタッカー型以外にも蝶舞・鬼火・朝の日射しで守りを固めて戦う型もそれなりに居そうなのと、炎の舞がC上昇のオマケ付きなのでアンコール勢に対しても強そうです。これらを総合的に見ておそらく使用率1位か2位には入りそうと思いました。
上記2つが特殊アタッカーだったので、物理型で強そうなポケモンも考えたところ、オノノクスとチラチーノが候補に挙がりました。
オノノクスはサザンドラやウルガモスよりSが微妙に遅いので初手に岩石封じで襷削り・S操作・テラス確認をしてから高火力技で締める戦い方を考えました。もし相手も蝶舞等のS上昇から入ってきた場合はタスキで耐えて後攻から倒す方針です。
オノノクスはこの他にもいかさまダイスを持った竜舞スケショ型もあると思いましたが、耐久がちょっと不安なので襷が一番多そうです。
続いてチラチーノです。チラチーノはアンコールがあるので相手は迂闊に変化技から入ってこれないため、初手を襷で耐えつつお片付けでAS上昇させ、2ターン目に連続技で倒す動きが強そうです。スイープビンタが命中不安なのは目をつぶることにします。
他にも5連続技はタネマシンガン・ロックブラスト・スイープビンタの3種類あるのでスキルリンクと王者の印で怯みを狙う型もありそうです。
その他に環境に多そうなポケモンとして天邪鬼が強力なジャローダとトリッキーな動きができるエルフーンも検討しました。
ジャローダはリフストで攻撃しながらCを上げつつステラバーストで仕留める戦法が普通に強そうです。ステラだとタイプ耐性が悪すぎるので持ち物は襷が必須だと思います。
エルフーンはアンコール警戒で変化技は撃たれにくいので、対物理にはコットンガード・対特殊にはタラプの実で耐久を上げて正面から戦えばそこそこいけそうです。
他にも宿り木の種・守る・身代わり・アンコールの耐久型も考えられますが、宿り木は草のエルフーン・ジャローダに効かないのと、ウルガモスやチラチーノの草テラスもそれなりに居ると思うので、さすがにダメージソースが宿り木だけの型は少ないと考えました。
ここまでが環境に多そうなポケモンで、これらと戦えるポケモンを探していたところ、後攻アンコール型のズルズキンがマイナーポケモンの中でもそこそこやれそうで面白そうだったので以下の型で参戦することにしました。
なお、冒頭でも触れましたが、飛行テラバ霊獣ランドロスや負けん気の輝石キリキザンを全く考慮できていなかったのでそれらに対してはかなり不利な型となっています。
※後で見たHOMEの使用率ランキング
【個体紹介】
ズルズキン @ タラプのみ
テラスタイプ: ほのお
特性: いかく
性格: ゆうかん
171(244)-156(252)-135-65-137(12)-64 *S19
ドレインパンチ / テラバースト / かみくだく / アンコール
(調整意図)
S:下からアンコールするために下降補正
HA:物理・特殊に両対応するためにHA振り
技構成はメインウェポンのドレパンと格闘が入らない相手に撃つ炎テラバ、シャンデラへの打点として噛み砕くです。叩き落とすにしなかったのは対HBウルガモス等の固い相手に対してBダウンを狙うためです。
ちなみに最遅を孵化厳選しようと思って野生のズルックを捕まえたところ、人を知らない証を偶然持ってて珍しかったのでそのまま使いました。
【立ち回り方・対戦振り返り】
初手の後攻アンコールで相手の行動を固定し、物理には威嚇・特殊にはタラプで耐久を上げたところでドレパンの回復も含めて正面から殴り勝つのが基本的な戦い方になります。
(対 ウルガモス) 2勝1敗
相手の初手は炎舞・蝶舞・鬼火あたりの可能性が高いので炎テラスのアンコールから入っていました。2勝はそれぞれ炎テラ珠オバヒと鬼火をアンコした対戦でした。オバヒは炎テラスとタラプで耐えてドレパンで勝利。鬼火のほうは炎テラスで透かしている間に3回攻撃するもギリギリ落とせず。日射しで回復されたものの上手くアンコを合わせてPP枯らして攻め勝ちました。
1敗はアッキの実+水テラスの型でした。炎舞をアンコしたところまでは想定通りでしたが、アッキでBアップして余裕で耐えられた後、日射しのタイミングでアンコを合わせて噛み砕くのBダウン狙いで粘ろうとしたら、最後は水テラバで抜群を突かれて負けました。
水テラスの使用率は低かったので1敗のほうはマッチング運が悪かったということにしておきます。
(対 サザンドラ) 0勝2敗 ※再戦1回
2回当たった相手は毒テラス+オボンでドレパンが半減の上に回復もされて相性不利でした。使用率的には格闘抜群のテラスが50%程度は居たようなのでマッチング的にはちょっと下振れでした。
(対 シャンデラ) 0勝1敗
スカーフトリックを想定して初手アンコールしましたが、まさかの小さくなる型でした。3回積まれるとどうしようもないので、相手が草テラスを切ったのを見て炎テラバでワンチャンに賭けてみましたが案の定貰い火で終了。3回積まれて身代わりされて絶望。ついでにシャドボのDダウンも貰って全く見せ場無しの完敗でした。
後で見た使用率ではスカーフがトップでしたが、まさか光の粉+小さくなるが33%もいるとは想定外でした。
(対 オノノクス) 0勝1敗
初手アンコールしたらギロチンでした。3回目で被弾しました。威嚇でAを下げたとはいえ初手からギロチンとは思い切りの良さに泣きました。しかもギロチン採用率が100%なんてどうなってるの…。
(対 ジャローダ) 0勝1敗
初手のリフストをアンコするまでは想定通りでしたが、思ったよりも火力が高くて無事死亡。普通の臆病CSなら炎テラス+タラプ+ドレパンの回復でリフストを3回耐えて炎テラバで勝てる予定でしたが眼鏡は無理です。
(対 エルフーン) 1勝1敗
対エルフーンはムンフォ警戒で炎テラスしてのアンコール始動でした。1勝のほうは相手が珍しい格闘テラスでタラプの耐久UPで殴り勝ちました。1敗のほうは宿り木をアンコしたものの残飯+守る+身代わりが崩せずにTOD負けです。
後で統計を見ると攻撃手段が宿り木だけの型が一番多かったようです。特性はすり抜けがトップ。さすがにズルズキンはメタられてないはずなのでサザンドラ意識と思われます。草さえ割り切ってしまえば試合時間12分ということもあって残飯+宿り木+守る+身代わりでのTODが安定と見ての採用だったのでしょう。
(対 フリージオ) 1勝0敗
ここにも一撃技ギャンブラーが居ました。初手で溶けるをアンコールしてしまったので急所でしかほぼ勝ち目が無い状態になってしまいましたが、運よく先に急所を引き当てて勝ちました。
これ以外は事前想定から漏れていた相手でしたが、不利な相手には順当負けしました。霊獣ランドロスの飛行テラバで1敗、キリキザンに負けん気でA上昇されて1敗、コバルオンには1勝1敗でした。
【おわりに】
今回は5勝10敗で順位も99名中の93位と大惨敗でした。前半だけはそこそこ思っていた通りの戦いができていましたが、後半に8連敗して最下層まで一気に転落してしまいました。どうしてこうなった…。
それでは、当日マッチングして戦った皆様、また最後まで記事を読んでくれた皆様ありがとうございました。
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