沖縄 家族旅行 Day4

Good Morning OKINAWA!(おはよう!沖縄ゎ〜!)

4日目!ついに最終日の朝!
今朝も朝食はバイキングでモリモリと頂いた。
胃袋を満たし、荷造りも終えて旅の思い出がいっぱい詰まったキャスターバックをコロコロと転がしながらエントランスへと向かった。
姪っ子も小さいながらも自分のキャスターバックをコロコロしている。その中には飛行機で食べるつもりの沖縄限定のお菓子が沢山入っていることを大人たちはみんな知っている。
それでも、キャスターバックをコロコロして歩く姿は、いっぱしのレディーなのだ。今回の旅で少しだけ大人の仲間入りをしたのかもしれない。

エントランスでスタッフの方々に御礼を言って快適な滞在だったことを伝え、ホテルを後にした。
車が走り出してからも良いホテルだったねぇ〜と話題は尽きなかった。

そして車で向かっているのは・・・海好き、魚好きがいくところと言えば・・
”美ら海水族館” は絶対に外せない。
滞在していた北谷町からは、飛行機に乗る那覇空港とは真逆の方向なのだが・・
水族館までは高速道路を使って1時間20分ぐらいで行けるようだ。子供たちも大好きな水族館へ向かってると思えば、車での移動も少しは我慢してくれることだろう。

北谷町から水族館までの道中は、ずぅ〜っと左手に海を見ながら走ったんだけど、どこをみてもホントキレイだったなぁ!
たった3日間では沖縄の良さに数%(パーセント)しか気づけなかった。
子供たちが時間を自由に使えるようになったら、またみんなで来たいと思った。
今度はもう少し長く滞在したいな。

そうして、遂に・・美ら海水族館に到着!

この場所は、美ら海水族館を含めた総合施設になっていて、他にもイルカショーをやっている場所があるかと思えば、ちょっと歩くとエメラルドというとってもキレイなビーチがあったり、1日のんびり過ごせそうな場所だった。

それでも子供たちにとってのメインはやっぱり水族館のジンベイザメだ。ジンベイザメの他にも大型のサメ、エイ、イルカが悠々と泳いでいた姿は迫力満点だった。

『もう水族館でキレイな魚たちを見ても感動できなくなっちゃったよ!』と人生初の体験ダイビング後に言っていた甥っ子だったが・・これだけの圧倒的な大きさのジンベイザメを目の当たりにしちゃうと、目をキラキラさせて見入るしかなかったみたいだ。水槽のガラスに顔を押し付けて食い入るようにずぅ〜っと飽きるまで見ていた。

キレイな熱帯魚が泳いでいる姿も素敵だけど・・ジンベイザメは別格だね!
もし甥っ子がダイビングライセンスを持っていたら、大海原でこれらの大型の魚たちを追いかけていくんだろうなぁ!

水族館を満喫し西海岸のエメラルドビーチまで歩いてみた。
ビーチからは目の前に伊江島が見えた。
エメラルドビーチを歩きながら視線の先を360°見渡してみると・・濃いブルー、淡いブルー、エメラルドグリーン、白い砂、真っ青な空にカラッと乾いた空気。
ここはホントに日本なのか!? まるでどこかの離島に舞い下りてしまったかのようだった。ここで1日中海を眺めながらボォ〜っと過ごすのも良いかもしれない。

帰りは少しだけ寄り道してみた。

美ら海水族館から、来た道を車で15分程戻った場所にある瀬底ビーチだ。
エメラルドビーチと同じように伊江島に向き合っていた。
ロケーションはエメラルドビーチ同様、素晴らしかった。
『海水浴シーズンだったら絶対ここで泳ぎたいねぇ〜!』
姪っ子が目をキラキラさせていた。

水族館もキレイな海も充分に楽しんだので、いよいよ沖縄ともお別れだ。

みんなの残念そうなため息で車中が満たされそうになったので、
『おっ!なんか美味しそうな店があるよー!入ってみようか?』
昼時でもあったので腹ごしらえすることにした。その店は名護湾の目の前にあった。確か・・名護曲と書いて名護曲(なぐまがい)と呼ぶレストランだったかな!?

沖縄料理屋さんではあるんだけど何とメニューの数は200品目以上あるとか!?
スパゲッティーなどの洋食、うなぎ、肉じゃがなどの和食に寿司、刺身に煮付けに山羊(やぎ)料理、イラブ(海蛇)料理、イルカ料理なんてのもあった。
もちろん”スペシャルステーキ”と書かれていた肉料理もあった。

あれほど、沖縄との別れを惜(お)しんでいたはずだったんだけど・・
みんな美味しそうな物には目がないようだった。メニューを見つめながらこっちもいいなぁ〜!? あっちもいいなぁ〜!? って目をキラキラさせていた。

オレは、みんなより一足早く”スペシャルステーキ" を堪能していた。
食べてびっくりとっても美味しかった。
アメリカの文化をダイレクトに受けた沖縄。食文化もしっかりアメリカナイズドされていて、”しまんちゅ” にとってステーキはとっても身近な食べ物だったんだね。
沖縄料理にステーキ。
食べる楽しみに満ち溢れていた ”名護曲レストラン” だった。

みんなもお腹いっぱいで大満足だったようだ。
店内で ”おからコロッケ” なんて珍しいものが売っていた。
帰りにみんなで機内で食べようと思って何個か買ってみた。

帰り道はひたすら沖縄自動車道を南下していくだけだった。
ガソリンを満タンにして車を返却。

姪っ子『ホントにこれで沖縄とお別れだね。寂しいね!』
オレ『うん!沖縄はいつでもみんなを待ってるよ。また、来よう!』
姪っ子『うん!約束!』

こうしてたった4日間の沖縄の旅は終わった。

後日、父と母から電話があったそうだ。体験教室で作った全員分のグラスが埼玉の実家に届いたようだ。
今頃は、父と母も沖縄での4日間を思い出しながら、届いたばかりのグラスで晩酌しているはずだ。

ありがとう。沖縄ゎー!
また、みんなで遊びに行くからなぁー!

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