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#弾丸ツアーズ セブ島 出発‼️
バスターミナルには、雑多な店が沢山並んでいた。その中から旨そうなパン🥐を売っていた店で足が止まった。何個かパンを買う。
セブ島でのコーヒーは、まだインスタントが主流だ。以前来たときは、一杯5ペソで飲めるセルフ・コーヒーマシンが元気に稼働していたのだが…今は壊れたままで修理されることもなく、また修理する気もないのか…コーヒーマシンにはガムテープで❌バッテンがしてあった。良い意味で、このあたりの良い加減さが南国だと感じる。
それでも、どぉしてもあの味のコーヒーが飲みたかったので🍩ドーナツ屋で『ホットコーヒーだけ売ってくれない?』って聞いてみた。
ドーナツ屋なだけに、ちゃんとしたコーヒーが飲めることを少し期待したオレは、あっさり裏切られることになった。
店員さんが手にしたのは、商店で普通に並んで売っている一袋2ペソぐらいの粉末コーヒー・ネスレ!それをプラスティック・カップに入れてお湯を注いだものだった。(*ドリップコーヒーはセブ島では高価で一般的ではなかった。)
『はい!お待たせ。14ペソ!』
おいおい‼️
ここまで商魂たくましく商売に徹している姿は見事すぎて笑いが🤣がこみ上げてきた。
あっぱれ‼️
あの懐かしいコーヒーの味を期待してフゥフゥしながら一口すする。…マズッ‼️ 14ペソのコーヒーはコーヒーの香りのするお湯だった。
それでも、なんとか朝食の準備がととのった。
ナオとマミちゃんもそれぞれの朝食を買い終えていた。
バスに戻るとすでに座席は埋まっていた。2人分の座席は確保したが…
『オレの席がないよ!』って車掌さんに聞いたのだが…
一番後ろの通路に、料金回収係の人がさっきまで読んでいた新聞を敷いて
『ここ座って!』って真顔でそこをすすめてきた。
『えっ⁉️ここって床だぜ!』おれが文句を言い終える前に係の人は、しらぁ〜っとどっかへ行ってしまった。
ここセブ島ではなんでもありなのだ。でも、これぐらいでハラを立ててはいけない。
後部座席には、レディー・ボーイのグループが座っていて…『あんた、朝からついてないわねぇ〜‼️』って、同情してくれた。
オレも『だよなぁー!ひでぇーよ!』なんて返事したら、彼女⁉️たちのマシンガントークが始まってしまった。みんな普段からバスに対して何かしらの不満を持っていたようなので、ちょっとした炎上が起きてしまった。
旅先では、どんなアクシデントでも人と知り合えるキッカケになったりするから…ハプニングはネタ作りには欠かせない要素なのだ。