セブ島 語学留学 Day21

目が覚めると・・朝から大雨。これで、予定していたアイランドホッピングはあえなく中止となった。

こんな時は勉強だぁー!
朝食を食べ終えて、早々に自習室に籠(こ)もって約3週間分のおさらいを始めた。
”ちりも積もれば山となる”ではないけど、地味ではあっても小さな事の積み重ねが大切だということを実感する。

kikutan(英単語)が32単語
idiom(慣用語:ことわざ/表現)が20表現

これは、毎夜に出題される単語テストの出題数!これらを入学してからの21日間、毎日欠かさず続けたとして計算すると・・(実際は、2日間欠かしてしまったので、少し少ないが・・)

kikutan(英単語)が672単語
idiom(慣用語:ことわざ/表現)が420表現

毎日勉強していると実感としては分かりづらいけど、数字のように目に見える形にすると一目瞭然だ。実際に脳みそに定着したか!?どうか!?は別にして・・今、こうして見てもこの差は凄いなぁ!これがさらに日数を重ねると・・・ワァオ!!
改(あらた)めて日々の勉強がんばろう!と気を引き締め直すのだった。

8時頃から始めた勉強も一段落して『腹減ったなぁ!そろそろ昼ごはんかな!?』と思っていたら・・隣の自習室から、りょうくんとその友達(Cくん)が
『Jollibee(ジョリビー)に行かない?』と誘いにきてくれた。
『イイねぇ!行こうよ!』

外はまだ多少の雨は降っていたけど大雨ではなかったので、歩いていくことにした。学校からJollibee(ジョリビー)までの距離は、Jeepney(ジプニー)を使うまでもなく、それでいてそこそこ歩く。腹ごしらえには丁度いい距離ということになるわけだ。

フィリピンの中ではマクドナルド以上に有名で、庶民や旅行客に愛され続けているのがジョリビーという名のファーストフード店。何でそんなに人気なのだろうか!? これは、あくまでもオレ個人の私見だけど・・
豊富なメニュー”と”愛らしいキャラクター”が、みんなのハートと胃袋をガシッと鷲掴(わしづか)みして離さないんじゃないかと思われる。

ジョリビーの豊富なメニューをザックリと紹介すると・・・

ドリンク
ハンバーガー
フライドチキン
パイ
ホットドック
フライドポテト
スパゲティー
バーガーステーキ
ファミリーセット
定番メニュー(Super Meal)*ライス、春巻きなど・・
サイドメニュー
キッズメニュー
モーニングセット午前中限定

メニューには、ライスや春巻きなどもあって、洋食がちょっと苦手・・・という方でも選べるものがあるってとこが強みなのでは!?と感じた。 メニューが偏(かたよ)ってなくて、欧米人でもアジア人でも食べられるものを揃(そろ)えてるところに人気の秘密があるんじゃないだろうか!?
フィリピン国内は元(もと)より・・アメリカ、イタリア、香港など・・15カ国以上にも進出中のジョリビーくん。また、いつか何処(どこ)かで会えることを楽しみにしている。
個人的な食べ物の好みになってしまうけど・・オレとしてはライスとチキンを同時に食べられるのが嬉しかった。チキンの塩気(しおけ)はライスにピッタリだと思ってるからね。そのあたりも、しっかりとメニューの中に盛り込まれていて、チキンとライスとドリンクセット(Chicken Joy/チキンジョイ)がオレのイチオシだっだ。

そして・・・

ハチをモチーフにした、その愛らしいキャラクターの名前はジョリビー!
フルネームはリトル・ジョリビーといい
ジョリビーの由来は”陽気な(Jolly)” ”ハチ(Bee)”
ジョリビーのキャラクターを考えた人は遊び心のある人だなぁ〜!と感心する。
滞在期間の短いオレは、店頭に飾ってある等身大のジョリビー人形しか見たことないけど、中に人が入っている着ぐるみジョリビーもいるらしく、イベントなどではキレッキレッのダンスを踊っているようなのだ。留学期間の長いルームメイトのシュウさんは、生のジョリビーダンスを見たことがあるらしく、一目でジョリビーのファンになったと言っていた。そんな愛されキャラのジョリビーはフィリピン国内ではアニメ化されたりゲームのモデルとしても登場したりと引っ張りだこ。超がつく国民的な人気キャラクターってことなんだよね。

そんな訳で・・・週末ということもあってか、本日も大盛況なジョリビーに入ってまずは座席の確保から。すでにメニューの決まっているオレが座席をキープしている間に、りょうくんと友達(Cくん)で注文に行ってくれた。
2人が戻ってきて商品がすべて揃うとようやく食事の時間だ。
”いただきま〜ぁす!”
オレはイチオシのチキンジョイ(+ライス)&ドリンク
りょうくんは、チキンサンドウィッチ&ポテト&ドリンク
友達Cくんは、バーガーステーキ(+ライス)&春巻き&ドリンク
ものの見事に好みが分かれたね。

驚いたことに友達Cくんは現役の京大(京都大学)の生徒さん。
東の東大(東京大学)、西の京大(京都大学)と言われるぐらい頭の良い人が集まっている大学というイメージなので、率直な質問をぶつけてみると・・

オレ『やっぱりみんな相当勉強しるの?』
友達Cくん『いや、そうでもないですよー!』
オレ『えっ!ホントに!』ちょっと驚き!
友達Cくん『テストである程度の成績が取れれば進級できてしまうので、テスト前以外はあまり勉強ってしないですよー!』

あくまでも、友達Cくんの個人的な意見なので京大生すべてがそうだとは思っていないけど、正直な感想として意外だなぁって思った。
一般的に言われているように、東大卒は官僚になって、京大卒は科学者になるっていうのは校風としてはあるようなのだが・・友達Cくんが言うように、”明確な目標がある生徒”と”そうでない生徒”には、かなりな温度差がある。と言うのもうなずける。

丁度、数日前のパターンの授業で先生からフィリピンの大学の話を聞いたばかりなので、大学における、日本とフィリピンの勉強に対する情熱というか温度差の違いに衝撃を受けた。語学学校の中にも、フィリピンの国立大学を目指して必死になって勉強している先生もいると言っていた。国立大学を卒業していると給料が今の3倍!になるそうなのだ。そりゃ必死になるよ。給料が3倍だよー!

こういったリアルな大学事情を聞けたことも留学して良かったなぁ!と思えたことの一つだ。

1週間ぶりに学校の外の空気を吸ってリフレッシュしたオレたち3人は、学校へ戻ると夕食までの時間、自習室でそれぞれの課題克服に向けて勉強を再開した。





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