私の先生
こんにちは、農家をしている素敵な夫と結婚し『ポンコツ嫁』という役職を作って活動している嫁です。
タイトルにある『私の先生』。誰かと言いますと、、、
みんな。
はあ〜⁉︎ってなりますねきっと。恩師とかの話じゃないんかいって。笑
でも今の私はそう思うんです。
例えば私の家族。
長男(中学生)とは結構話をするんです。世間話もするし、時に悩み相談も。
お調子者なところはありますが、基本優しくて押しに弱い、言いたいことを我慢して飲み込んできたことも多かったであろう子です。
その分腹の中には溜まっているのでしょう、一時期家ではイライライライラ、、、笑
そんな彼にアドバイスをしながら『あれ、これって私にも言えることじゃない?』って思うんです。
彼に掛けている言葉はもしかしたら私が誰かに掛けて欲しかった言葉かも!
なんてことを教えてくれます。
長女(小学生)は生まれた時からしっかり者。そして、勉強以外、興味を持ったことはできるようになるまでとことん頑張る。自分の希望を通すことへの粘り強さもなかなか(笑)その粘り強さを見ていると『私ももうちょっと頑張るか』と思えます。
完璧主義な所がある分、失敗してはいけないというプレッシャーを感じやすい子ですが『失敗は悪いことじゃないよね、そこからどうするかが大事だね』と言い合います。
やりたいこといつやるの?今でしょ!
失敗は成功のもと。そこからどう立て直す?
と教えてくれます。
そして次男(小学生)。ザ、天真爛漫。興味があることや好きなことにまっすぐ。他はいらない。
発達が遅いので、保育園の頃はバカにされることもありましたが、ニコニコしながらやりたい遊びに向かっていく。バカにした子が泣いていたら涙を拭きに行きますが、その子が『俺たち相棒だよな!な!』と言ってきても同意はしない。相棒ではないらしい。
小学校に入ってからもそのスタンスは変わらずで『周りの子が彼に興味を持って付いて歩くので、ちびっこ集団がゾロゾロ移動しています』と。ミニオンみたい(笑)
やりたい気持ち、好きな気持ちには素直になろう。
周りの声は気にしない、自分は自分。
そしたら自分を好きな人が集まってくるよ!
と教えてくれます。
夫からも学べる所がたくさんあります。長くなりそうなのでさらっとにしますが(笑)
柔軟でしなやか。
控えめだけど芯はある。
媚びないけど(から?)愛される、応援される。
どんなに疲れていても、しんどくても人のせいにしないし気分屋にならない、その辺の安定感は抜群。
子供の行事は参加するの当たり前スタンス。
私にないもの、たっくさん持ってる。
でも、世の中には嫌な奴っているじゃない?その人から何を学べって?って思いますよね。
私もそう思っていた時期はありました。でもそれこそ
『反面教師』
って言葉があるじゃないですか。
自分はそうしないでおこう、教えてくれてありがとう!って思えばいいわけですよ。
そんな風に思ったら、動物も赤ちゃんも、おじいちゃんおばあちゃんも、好きな人も嫌いな人も、みんな何かを教えてくれる先生です。
私は舐められやすいので(笑)上からマウントを取られたり、自分にだけ高圧的にされることも多かったんです。
当時は相手がドーベルマンや土佐犬みたいに見えていました。吠えられませんように、、、どうか、噛みつかれませんように、、、ってビクビクしていたんです。
そこから『この人との出会いには意味があるはずだ。何を教えようとしてくれてるんだろう?』って気持ちを切り替えられたら。
『上からマウント取らなきゃいけない人は、もしかしたら自分に自信がないのかも』と思えるようになりました。そうすることで何とか自分を保っているというか。
またある時、友人に『会う度に私を病んでる扱いしてくる人がいて、高圧的な態度でしんどい』って相談したら、友人がこんなことを言ったんです。
『それってさ、逆に言うとそこしかつつけそうな事ないんじゃない?他のことはあなたの方が優れてるって言ってるようなものじゃない?』って。
ほおーーーー!目から鱗‼︎って思いました。
あら不思議、ドーベルマンはチワワに、土佐犬は柴犬に見えてきませんか?なんて可愛らしい生き物なんだ、愛すべき存在!って思いませんか?
そうなったらもう、どっちが舐めてるんだって話になりますよね。笑
でも大丈夫、心で思うのは自由。逆にこっちが舐めた態度に出ることはないはずです。反面教師として“そうはならないでおこう”って思ってるんですから。
そうしたら、嫌な奴って思っていた人のいいところを見つけられるようになりました。
そこから私は、取引先の強面で高圧的な社長などにも『こんにちはー!😄』っていけることが増えました。夫は『よくいけるな、、、』って引いていました(笑)
とは言え、気が合う人と同じように仲良しになれるかはまた別の話なので、無理やり相手のいいところを見つけて仲良くしなきゃと思う必要はないと思います。合わない人はいて当たり前です。関係を切るのもアリ派です。
いくら気が合わなくても関わらなきゃいけない相手がいる時は、
いい所だけ見て過ごせる距離を取ればいい
と思います。
私の場合は、相手とのちょうどいい距離感じゃない時に関係が拗れていた気がします。
これ以上近づいたらダメージを受けるな、この辺ならお互いに気持ちよく過ごせるな、という『間合い』のようなものです。
・相手とのちょうどいい距離感はどの辺か
・目の前の人は何かを教えてくれる先生だ
自分を守るためにも、こんな考えいかがでしょうか♪
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