これから双子ちゃんを迎える方へ 〜成長の差・個性〜
(2024.3.29音声追加しました)
こんにちは😊
前回の双子ちゃん向けの配信で、
次回は
こどもちゃ〇〇じのお話をします
とお伝えしましたが、
双子ちゃん育児で
先にお伝えしたいなと
思うことがありましたので、
今日は、予定変更で、
双子ちゃん育児で感じる
成長の差・個性
について、
にさせていだだきます。
先に知っておいた方が
子育てに関する心構えも変わり、
お子さんにとっても
お母さんにとっても
マイペースで穏やかに
過ごせるかと思います。
ただ、双子の事例としては、
うちの子どもたちと、
保育園で保育させていただいた
本当に少数となるので、
参考程度にしていただくことが
良いかなと思います。
うちの子たちは、
二卵性双生児で、
一卵性のお子さんとも、
また違うかもしれませんが、
お腹の中にいる時の
成長スピードはほぼ同じ。
身長も体重も同じように
増えていき、
出産時もほとんど
差はありませんでした。
出産後も身長や体重は、
若干、男の子の方が大きいものの、
伸び率は、同じ感じで、
双子だからなのか、
たまたまなのか、
ありがたいことに
同じように順調に
大きくなっていってくれました。
(若干小さめでしたが)
ですが、成長とともに、
性格や個性みたいなものが
見え始めると、
今までとは真逆。
全くと言うほど
似ているところが無く、
双子どころか、
兄弟とか姉妹という感じにも
見られないんじゃないか
というほど、
見た目も含めて、
似ていない2人でした。
そうなると、
もちろん行動は違いますし、
快、不快も違い、
片方はとてもよく泣く子、
もう片方はとても活発な子、
歩き出すのが遅い子、
早くから言葉が出た子、
おトイレの自立が凄く早い子と遅い子、
歩き始めで言うと、
4、5ヶ月は差があったように
思います。
兄弟、姉妹でも、
成長の差が見えることはあると
思いますが、
双子ちゃんの場合、
全く同じ年齢、月齢で
目の前にいるので、
どうしてもはっきりと
その差が見える傾向に
あると思います。
私の場合は、
男の子と女の子であったこともあり、
差があっても、
それはそうだよね。
と思えるところもあったのですが、
性別も同じだとすると、
その差がよりはっきりと見えたり、
気になってしまうことも
あるかと思います。
特に幼稚園などに入園すると、
運動会や発表会など、
それぞれの姿がはっきりと
見える場面がやってくるように
なります。
うちの子の場合でいうと、
比較的運動ができる子が、
運動会は楽しく参加できますが、
もう一人はちょっと走る事が苦手で、
結果が分かりやすい
リレーのようなものでは、
本人が得意では無いことを
自覚しています。
もちろん、まだまだその後に
変化していく可能性もありますが、
本人たち自身が、
どういう事ができるのか、
そしてできないのかを、
自覚するようになり、
結果、自信を無くしているような
様子を見せる事もありました。
小学校では、運動、勉強など、
益々結果として評価されていきますよね。
そんな時、親として
どう子どもたちと向き合っていくのか。
それは、
目の前にいると難しいかも
しれませんが、
それぞれを、
それぞれ別の人間である
と捉えてあげることだと思います。
もちろんあなたも
分かっていることかと思います。
でも、目の前に2人が並ぶと、
どうしても『差』とは言わなくても
『違い』は見えます。
だから難しく感じますが、
例えば、うちの子の場合、
歩き出すのに4、5ヶ月の違いが
ありました。
その期間で見れば、
差が大きく見えませんか?
でも、今は、
足が早い遅いの違いはあっても、
生活に困ることは無いですし、
友達と鬼ごっこなどもできて、
とても楽しんでいます。
(運動会などは悔しいような
悲しいような思いもしていますが)
おトイレの自立が遅い子は、
生活に支障が出るかなと思う
ところまでいっていたので、
結局、専門の先生に見てもらい
おしっこが溜められる量が
少ないことは分かったけれど、
他に病気は無さそうで、一安心。
自立に向けて、一歩一歩
進めています。
専門家の先生に聞くことで、
少しずつですが
前進しています。
言葉の出始めが遅く感じた子は、
もう一人との出始めの時期が
違った為に、
遅いと感じましたが、
今では、うるさーいと感じるほど、
お喋りです😅
今回の事例はうちの子の場合ですが、
保育園で関わらせていただいた子も、
それぞれのスピードで成長している
事が分かりました。
乳児の時期から未就学の頃は、
特に、発達が気になってしまう
かもしれません。
そして、双子ちゃんは、
比較対象となってしまう相手が
すぐ隣にいるので、
尚更、心配になってしまうかも
しれません。
でも、比較する相手が近くに
いなかったら、案外、
こんなものかな、と
ゆっくりと見守ってあげられる
かもしれません。
例えば、結果、
歩くことができていれば、
遅いなと気付くことも
無いかもしれません。
(育児本をよく見るという場合は
心配になるかもしれませんが、
本当にあくまで目安です。)
双子ちゃんということが、
あなたに必要以上に
心配をさせてしまうところが
あるんじゃないかなと
思っています。
でも、双子ちゃんって、
発達にとっても、
良いところがたくさんあります。
言葉の遅かった子は、
早かった子の影響を受けて、
一緒に本を見たり、
声を出したりしていて、
結果、お喋りになりましたし😅
歩き出しが遅かった子は、
歩き出した後も、比較的、
動きが少ない子でしたが、
運動が得意なもう一人の影響を受けて、
鬼ごっこをしたり、
かけっこをしたり、
遊具で遊んだりして、
楽しみながら、
体を動かすきっかけを
もらっていたように思います。
もう一人に発達を促して
もらっていたところも
大いにあるように感じています。
長くなりましたが、
双子ちゃんの子育ては、
比較しがちになってしまう
ところがありますが、
あくまで、
一人ひとり別々の人間であること
を忘れずに、
あなたはあなたで大丈夫と
温かくゆったりと見守って
あげて欲しいなと思います。
そして、別々の人間だけど、
良い影響を与え合える
恵まれた立場でもあるので、
子どもたち同士で
発達を促し合ってくれる
ところは上手く利用して、
あなたは、発達に関して
過敏になり過ぎずに、
長い目で見ていって
あげられると良いかなと
思います。
ということで、
今日は、
双子ちゃんの子育ての場合に、
発達の比較をしてしまいがちに
なるのではと感じたので、
ぜひ、事前に知っておいて
いただけたらと思い、
お伝えしました😊
双子ちゃんだからこそ、
マイペースにゆっくりと
穏やかに子育てができるように、
心構えとして、
知っておいていただけたら、
お子さんにとっても
あなたにとっても
良い環境を作ることが
できるのではないかな
と思います。
それでは今日はここで終わります。
最後までお読みくださいまして、
ありがとうございました🍀