ぽんこむ人文学シリーズ2・なるほどなあ
「リベラルは『富の分配』の話ばかりするが、『富の生産』の話はしない」
「なぜなら『富の生産』は、非リベラル的な人生を誰かに押し付けることで生まれるものだからだ」(大意)
白饅頭・その読者氏・あずまんあたりがこんな話をしていた。なるほどなあ。ということはやはり、リベラル思想の本質は搾取であり「他人が生んだ金で善人ぶること」であって、奴隷とともになければリベラル社会は実現できないことになる。そりゃリベラルは移民を入れろと言うわけだ。正確にはあれは「(移民でも誰でもいいから、俺たち以外の)低カーストを増やせ」という行動だったんだね。
しかしこれは逆に考えれば、リベラルは己の社会正義実現のために、奴隷制(それはおそらく美名で修飾され、またそれを奴隷制だと指摘する者は排除されるだろう)を要求・導入するだろう、ということでもある。
既に記したとおり、本邦の人糞リベラルは無限福祉論を捨てられない。だから、膨張する福祉リソース確保のために、介護勤労動員のような権利制限や、それを拒否したら福祉費用を捻出させるような財産権の制限を導入してくるかもしれない。全体主義的な正義の押し付けとともに。
奴隷がいなければ豊かになれないリベラル社会は、いつかその実現の日が来ても、皆が平等に貧しくなるしかない。そうなったときに、責任を押し付けられるジミントーがまだ残っていればいいのだが。