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ダービーでダノンプレミアムは本当に信頼できるのか?

先週のオークスのアーモンドアイの圧勝を見てダービーも一番人気が固いみたいな思考になってしまっていたので、ここで再考してみる。
ダノンプレミアムは本当に信頼できるのか?

懸念1:皐月賞回避
挫石で皐月賞を回避してしまった。
3歳の若い時期はレースで経験値をためて成長することもあるのではないかと思ってる。G1を一つ経験できなかったのは他の馬たちと比べて成長力に不安。
予定していたローテーションを組めなかったのは事実。

懸念2:距離適性
ディープインパクトなので父系には問題がない。
ディープ産駒は母系の良いところを引き出しつつキレ味を追加するイメージなので、距離を考えるなら母親を重視したい。

とりあえずインディアナギャルでディープ産駒の兄弟が2頭いるので成績を見てみる。
ロードグランツは地方へいってその後不明。抹消?
ロードプレミアムは2000mくらいが中心。

距離適性は中距離馬と思われる。
もしかしたら2400mは長いかもしれない。

懸念3:上がりタイム
オークス同様にスローペースで上がりが速いと有利な展開になりがち。
最速の上がりの速い順で並べてみると。

ワグネリアン(32.6)
ゴーフォザサミット (33.2)
コズミックフォース (33.2)
ブラストワンピース (33.3)
アドマイヤアルバ(33.3)
オウケンムーン (33.4)
サンリヴァル (33.4)
キタノコマンドール (33.5)
タイムフライヤー (35.5)
ダノンプレミアム(33.6)

って感じでそこまで速いタイムをもってない。
先行して、そのまま押し切るイメージなので東京の直線でかわされる可能性はある。
オークスの3頭はこんな感じ。
ラッキーライラック  (33.1)
アーモンドアイ (33.2)
リリーノーブル  (33.5)

ラッキーライラック、アーモンドアイはちょっと速すぎるけど…
そうなるとワグネリアンがハマったときが怖い。

信頼1:2歳王者の実績
朝日杯は強かったし、弥生賞も強かった。
たぶん皐月賞出てたら掲示板には載ってたと思う。
絶対的な能力は疑う余地はない。

信頼2:川田騎手
リリーノーブルで2着。
ダービー勝利の経験もあるし、最近好調。
騎手での不安は一切ない。

信頼3:調教
先週調教
95.6 79.0 63.8 49.9 36.8 11.3 栗CW良 強め
最終追い切り
69.4 52.6 37.8 11.3 栗CW良 馬なり

馬なりで11.3は素晴らしい。
先週の調教でも強めに追って抜群の数字。
状態はかなり良いとみてます。

総括

朝日杯の圧勝と弥生賞の危なげない勝利のインパクトが強すぎて少し過信してしまっているのではないだろうか?
キタサンブラックがいなくなり次のスターを望む気持ちが、ダノンプレミアムの圧勝劇を期待してしまっている気がする。
牝馬はアーモンドアイ、牡馬はダノンプレミアム。
新星が2頭同時に出た。
みたいなことを望む気持ちがある気がする。

調教は良いので力は出し切れるはず。
ただし単純にローテーション不安、距離不安なら買えない気もしてきた。

絶対的な信頼は置けない可能性があるが、掲示板は外さないだろうな。1着固定では買えないという結論。

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