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【PONGLISH! #026】"toast" パンも気持ちも温かく!乾杯の意外な由来 / 英語×レシピ編

Hello Japan from Australia!
ケアンズからお送りしています、ゆずぽんの「学び直し英会話フレーズ100!」
今回は「英語×レシピ編」として、料理本やレシピで使われる英語表現をご紹介していきます。私が料理に興味を持ったのではありません。
「英語学習は好きなことから!」をモットーに、英語の個別コーチングをしているのですが、生徒さんの一人がレシピ本に取り組んでいたため、なんちゃってコラボとして始めたのがこのRecipe Editionです。

『塾講師10年の知識』と『現地での実体験』を組み合わせ、お料理の即戦力になるフレーズをお届けしますので、お楽しみに!

【Cultural Bites】と題して、【Today's Phrase】に関連した日本と西洋の食文化の違いや、日本独特な食文化の英語表現なんかも解説していきます🍚
Let's enjoy Ponglish!


【Review】

昨日は"broil"について学びましたね。
オーブンの上火で焼く調理法でした。
今日は最も身近な「焼く」、"toast"を見ていきましょう!

【Today's Phrase】

"toast the bread"
パンをトーストする

パンなどを乾煎りして、表面をカリッと仕上げる調理法です。
ちなみに日本人がパンのことをパンと呼ぶのは、ポルトガル語の「pão(パオン)」です。1543年にポルトガル船が日本の種子島に漂着した際に、ポルトガル人によってパンが伝来したことが始まりです。

使用例:
A: "How do you like your bread?"
B: "Lightly toasted, please."
A: パンの焼き加減はどうしますか?
B: 軽くトーストしてください。

実際のメニューより:
"Toasted ham and cheese sandwich with fries"
トーストしたハムチーズサンドイッチ、フライドポテト添え)

【Aha! Moments】

"toast"には興味深い使い方があります。

語源と意味の広がり

  • もともとはラテン語「tostus(火で焼かれた)」から

  • 乾杯の意味は「温かい飲み物を共有する」習慣から発展

  • "raise a toast"(乾杯の音頭をとる)は、実際にパンを掲げていた中世の習慣が由来

使用例(乾杯)
"Let's toast to your success!"
(あなたの成功に乾杯!)
"I'd like to propose a toast to the happy couple."
(新郎新婦に祝杯を捧げたいと思います)

調理器具による違い

  • toaster:縦型トースター(日本・イギリスで一般的)

  • toaster oven:オーブントースター(北米・豪州で一般的)

  • sandwich press:ホットサンドメーカー

表現の使い分け

  • toast the bread:パンを焼く

  • make toast:トーストを作る

  • pop in the toaster:トースターに入れる

動詞になったり名詞になったりerで道具になったりと大忙しですね、toast。

【Cultural Bites ~トースト文化の違い~】

今回は、世界のトースト事情をつまみ食いしてみましょう!

家電サイズの違い

  • アメリカ・豪州:大型オーブンが標準

  • 日本・アジア・ヨーロッパ:コンパクトサイズ主流

呼び方の違い

  • toaster oven:北米での一般的な呼び方

  • benchtop oven:豪州英語

  • countertop oven:英国英語

  • オーブントースター:和製英語(×oven toaster)

オーストラリアの場合

  • 大型オーブンが主流(縦型トースターもよくある)

  • cafe style toastはとても薄切り

  • vegemite on toastが国民食
    (バターやチーズと一緒に食べます)

日本の場合

  • トースターといえば、小さいオーブン

  • 分厚い「食パン」文化

  • ピザトースト、メロンパントーストなど独自進化

冷静に考えたら、「食パン」も妙な名付けですよね。菓子パンとか惣菜パンだって、食(べる)パンなのにね。

ホットサンドの表現

  • grilled cheese sandwich(アメリカ)

  • toasted sandwich(イギリス・オーストラリア)

  • ホットサンド(日本)→"hot sandwich"は通じない!
    これ、「ホットケーキ」と同じです。流入した順番的に、日本では西洋から冷菓子、サンドイッチが入ってきて、そのあとだったから"ホット"とつけて区別したんでしょうか。教えて詳しい人!

【Let's Try!】

①パンを軽く焼く
"(  ) the bread until lightly brown."

②お祝いの場面で
"I'd like to (  ) to our friendship!"
私たちの友情に乾杯!

③カフェメニューの説明
"(  ) sourdough with avocado and feta"
(サワードウのトーストとアボカド、フェタチーズ)

【Answer】

①"Toast the bread until lightly brown."
基本的な調理指示として頻出です。

②"I'd like to toast to our friendship!"
お祝いの席での定番フレーズですね。

③"Toasted sourdough with avocado and feta"
カフェの定番メニューの表現です。

【PONGLISH! 更新中!】

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このシリーズは、実は私の英語コーチングの生徒さんが投稿している「Today's learning」から着想を得ています。
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ぜひチェックしてみてください👩‍🍳✨

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Today's lesson is over. Thank you for reading!
Here's a toast to more English learning tomorrow!
Have a happy day with Ponglish٩( ᐛ )و

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