【PONGLISH! #013】 "soups and salads" 液体なのに複数形?レストランの不思議な英語 / 英語×レシピ編
Hello Japan from Australia!
ケアンズからお送りしています、ゆずぽんの「学び直し英会話フレーズ100!」
今回は「英語×レシピ編」として、料理本やレシピで使われる英語表現をご紹介していきます。私が料理に興味を持ったのではありません。
「英語学習は好きなことから!」をモットーに、英語の個別コーチングをしているのですが、生徒さんの一人がレシピ本に取り組んでいたため、なんちゃってコラボとして始めたのがこのRecipe Editionです。
『塾講師10年の知識』と『現地での実体験』を組み合わせ、お料理の即戦力になるフレーズをお届けしますので、お楽しみに!
【Cultural Bites】と題して、【Today's Phrase】に関連した日本と西洋の食文化の違いや、日本独特な食文化の英語表現なんかも解説していきます🍚
Let's enjoy Ponglish!
【Review】
前回は「和える」という日本独特の概念を英語で紹介する方法を学びましたね。
toss gentlyと、ふわっと投げるような動詞を使うんでした。
今回は少し趣向を変えて、レシピやメニューで見かける「教科書に出てこない」英語表現について考えていきましょう!
【Today's Phrase】
"soups and salads"
スープとサラダ
liquid(液体)なのに複数形?
salad(サラダ)も不可算名詞なのに?
実は、提供される「一品」として見る時、複数形になることがあるんです。
使用例:
A: "I'll have two coffees and three waters, please."
B: "Coming right up!"
A: コーヒー2つと水3つください。
B: かしこまりました!
実際のメニューより:
"All soups and salads come with fresh bread."
すべてのスープとサラダに、フレッシュなパンが付きます
そもそも日本語には単数/複数、可算/不可算の区別をする表記がないので、馴染まないんですよね…私もいまだに処理に困る単語はたくさんあります。
【Aha! Moments】
学校の英語では、
固体として数えられるcatやbookは可算名詞
液体や概念など、数えられないwaterやloveなどは不可算名詞
と、こんなふうに教わります。
でも実は「可算・不可算」は絶対的なルールではありません!
同じ名詞でも、見方によって変わることがあるんです。
例えば「コーヒー」:
coffee(飲み物として)→ 不可算 "I like coffee"(コーヒーが好き)
a coffee(1杯のコーヒー)→ 可算 "Two coffees, please"(コーヒー2杯ください)
つまり、この「複数形のsをつけるかどうか」は、「話し手がその物体をどう捉えているか」を表していたんです。「普段どっちで使うか」を覚えていただけなんですね。
物質として見る → 不可算
提供単位として見る → 可算
これは和食でも同じかもしれません。
「お茶飲みます?」と勧める時、量や単位は関係ないので不可算として捉えています。意識してないけど。
でも、「お茶2つください」これは、提供単位として数えていますよね。
教科書では液体を数える時、
"a glass of water"
"two cups of coffee"
のように、容器を使って表現すると習いますよね。
でも実際のレストランでは:
"two waters"
"three coffees"
という表現の方が一般的だったりします!
なぜでしょう?
より簡潔に注文できる
容器の種類は店側が決める
提供される「一品」として捉える
という実用的な理由があるんです。
特にカフェなどでは、
"a cup of coffee"と言うと、
「カップに入ったコーヒー」という物理的な状態を指してしまい、
アイスコーヒー(グラスで提供)を
注文できない可能性も!
そのため:
"two coffees"(コーヒー2つ)
"one coffee, iced"(アイスコーヒー1つ)
のように、メニュー項目として注文する方が
実用的なんです!
レストランメニューで"soups and salads"となるのは:
提供される「一皿」として見ている
選べる種類があることを示している からなんです!
【Cultural Bites ~和と洋の食文化~】
実は日本語でも、数え方は場面によって変わりますよ。
レストランでの注文:
「ビール3つ」
「カレー2つ」 と、品目として数えますよね。
一方、家庭では:
「お茶を2杯」
「カレーを2皿」 と、器で数えることも。
英語に比べ、日本語は単位を表す表現が発達しています。そのため、場面に応じた使い分けが 自然に定着しているんですね。
【Let's Try!】
では、練習問題にチャレンジしてみましょう!
①カフェでコーヒー2つを注文 "( ) ( ), please."
②A: What's included in the lunch set?
B: "All ( ) come with bread and coffee."
A: ランチセットに何が含まれますか?
B: 全てのスープにパンとコーヒーが付きます
③メニューの説明(種類の表示)
"We offer various ( ) and ( ) for lunch."
(ランチではいろいろな種類のスープとサラダをご用意しています)
ヒント:提供品目として考えてみましょう!
【Answer】
①"Two coffees, please."
メニュー項目として注文する時は、シンプルにこの形で!
②A: What's included in the lunch set?
B: "All soups come with bread and coffee."
セットメニューの説明では、品目として複数形を使います。
③"We offer various soups and salads for lunch."
種類の豊富さを示す時も複数形が自然です。
今日は、教科書では教えてくれない「実践的な英語表現」を学びましたね! 次回は栄養成分の英語表現を見ていきますよ!
💡 レストランで見かける面白い複数形表現、ありましたか?
コメント欄で教えてください!
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