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【PONGLISH! #009】"stir" コーヒーもカクテルも中華も!?混ぜ方の違いが見えてくる / 英語×レシピ編

Hello Japan from Australia!
ケアンズからお送りしています、ゆずぽんの「学び直し英会話フレーズ100!」
今回は「英語×レシピ編」として、料理本やレシピで使われる英語表現をご紹介していきます。私が料理に興味を持ったのではありません。
「英語学習は好きなことから!」をモットーに、英語の個別コーチングをしているのですが、生徒さんの一人がレシピ本に取り組んでいたため、なんちゃってコラボとして始めたのがこのRecipe Editionです。

『塾講師10年の知識』と『現地での実体験』を組み合わせ、お料理の即戦力になるフレーズをお届けしますので、お楽しみに!

【Cultural Bites】と題して、【Today's Phrase】に関連した日本と西洋の食文化の違いや、日本独特な食文化の英語表現なんかも解説していきます🍚
Let's enjoy Ponglish!


【Review】

前回は"whip"について学びましたね。
「鞭を打つ」という意味から、クリームを激しく泡立てる表現になったんでしたよ。
今回は、もっと優しい混ぜ方を見ていきます!

【Today's Phrase】

"stir the sauce"
ソースをかき混ぜる

コーヒーにシュガーを入れる時や、料理の煮込み中によく使う表現です。

使用例:
A: "The sauce is sticking to the bottom!"
B: "Keep stirring it to prevent burning."
A:ソースが底にくっついてる!
B: 焦げないように混ぜ続けて

実際のレシピではまた「〇〇になるまで」系が多いです。

"Stir the sauce occasionally until it thickens."
ソースが濃くなるまで、時々かき混ぜる

カクテルの世界では、混ぜ方の違いがとてもわかりやすく表現されています。

  • shake(シェイカーで振って混ぜる) 

  • stir(バースプーンでゆっくりかき混ぜる)

ステアというテクニックとしても紹介されたりします。
ポイントは

  •  氷を砕かない

  •  優しく回す

  •  透明度を保つ

という特徴があり、マティーニなどのカクテルで重要な技法です。

このように"stir"は「ゆっくり、丁寧に、円を描くように混ぜる」という イメージがはっきりしている表現なんですね。

【Aha! Moments】

改めて、他の混ぜ方の動詞を「どう混ぜるのか」の違いで見比べてみましょう!

  • whisk(泡立て器で素早く混ぜる)

  • whip(激しく泡立てる)

  • stir(ゆっくりかき混ぜる)

"stir"は特に:

  • 円を描くような動き

  • 継続的な動作

  • 比較的ゆっくりした速度

が特徴です。ぐーるぐる、って感じですね。

だから料理では、

  • stir the coffee(コーヒーをかき混ぜる)

  • stir the pot(鍋の中身をかき混ぜる)

  • stir-fry(かき混ぜながら炒める)

なんて使われていきます。

さらに"stir"の「円を描くように回す」というイメージは、 自動車の用語にも表れています

  • - steering wheel(ハンドル)
    → stir(回す)+ -ing(継続)+ wheel(輪)
    → 「回し続ける輪」という意味

  • - steer(車を操縦する)
    → 「進む方向を決めるために回す」という意味

このように、「円を描く」「回す」という動作の イメージは、料理以外の分野でも活きているんです!

車関連の英単語への愚痴記事はこちら笑。

【Cultural Bites ~和と洋の食文化~】

実は日本語も、混ぜ方の違いをしっかり表現する言語なんです:

  • かき混ぜる→全体的に

  • かき回す→大きく円を描くように

  • かき立てる→より活発に

カクテルの世界では英語の表現がそのまま:

  • ステア(stir):バースプーンでゆっくり

  • シェイク(shake):シェイカーで振って として定着。それぞれの技法の特徴をうまく表現していますね。

中国料理の影響を受けた:

  • 炒める も、英語では"stir-fry"として、 「かき混ぜながら炒める」という動作を そのまま表現しています!

【Let's Try!】

では、練習問題にチャレンジしてみましょう!

①ソースが焦げないように混ぜ続けて
"Keep (   ) the sauce to prevent burning."

②A: My coffee is too sweet.
 B: "Did you (   ) it (   ) adding sugar?"
 A: コーヒーが甘すぎる。
 B: 砂糖を入れた後かき混ぜた?

③料理の手順を説明(炒め物)
"(   )-(   ) the vegetables until tender."
(野菜が柔らかくなるまで炒め続けて)

ヒント:③はstir-fryを使ってみましょう!

【Answer】

①"Keep stirring the sauce to prevent burning."
継続的な動作を表すのに最適な表現です。

②A: My coffee is too sweet.
 B: "Did you stir it after adding sugar?"
"after 〜"で「〜の後で」を表現できます。

③"Stir-fry the vegetables until tender."
中華料理でよく使う表現ですね。

今日のフレーズで、様々な混ぜ方の表現ができるようになりましたね!
次回は「練る」という、また違った種類の混ぜ方を見ていきますよ!

💡 "stir"が料理以外で使われている例、見つけましたか?
ステアリングホイールやカクテルなど、身近なところにもありますよ!
コメント欄で教えてください!

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📝 料理×英語学習の素敵なコンテンツ

このシリーズは、実は私の英語コーチングの生徒さんが投稿している「Today's learning」から着想を得ています。
@iamsasanqua さんのインスタグラムアカウントでは、日々の料理から学ぶ英語表現を素敵な写真と共に紹介されています。
ぜひチェックしてみてください👩‍🍳✨

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Today's lesson is over. Thank you for reading! Stir up your curiosity and see you tomorrow! Have a happy day with Ponglish٩( ᐛ )و

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