【気まぐれトリリンガルへの道〜BABY CHINESE編①〜】私は辛ラーメンが好き!
【はじめに】
とまあこんなコンセプトでシェアメイトと新シリーズを始めました。記念すべき初回のポイントはこちらです。
I like~がいえる
中国語の文でのイントネーションの雰囲気を知る
さっさとこの2点を学びたい方は、次の2章分飛ばしてお読みくださいね。
【柑橘の中国語レベル】
なんか同じ音でもイントネーションが4種類ある
あいさつ⇨ニーハオ
ありがとう⇨シェシェ
おはよう⇨ザオシャンハオ
語順って英語と一緒なんでしょ?
くらい。つまり何も知らん。でも偽中国語会話はたまに友人とふざけてやります。これとか使って。
せっかく話の通じる&一緒に暮らしてる中国語ネイティブがいるわけなので、どうせなら教えてもらおう!と思い立ったわけです。
【相方について】
ちなみに相方となるNeroは、日本語の日常会話は速くなければ7割聞き取れると言う強者。海外日本語学習者によくあるパターンで、アニメ好きが高じてそのレベルまで来たんだとか。すげぇ。好きこそものの上手なれとはよく言ったものです。
そんなわけで、お互いに英語を使って、
彼にはゆるっと日常の中でのフレーズなんかの補足をし、
私はガッツリゼロから中国語を学ぶ
こんな言語交換が実現した運びです。
【No.1 私は辛ラーメンが好き!】
初回特有の前置きはこのくらいにして、本題に入ります。
記念すべき第1回で教わったことは、全てこの画像に入っています。
私が発音に悪戦苦闘しながらもなんとかこの文章の、特に発音を習得していく様子は以下の音声でお楽しみいただけます。
【気づいたこと】
実を言うと、彼の作ってくれたトリリンガルノートが完璧すぎて、大して話すことないんです。ただ、言語学徒として発音を練習したり、文法解説してもらったところでの気づきを残しておきます。
【語順は英語と一緒】
ノートでご覧になった通り、中国語の語順は英語と一緒でした。SVO文型ってやつね。英語でも文構造アレルギーを患ってる方は、ノートに引かれた3種類の線の順番が違うことだけ見といてもらえれば十分です。
今のところ。
彼曰く、語順を入れ替える場合も数多くあるんだとか。今後の展開が恐ろs…楽しみですね!!
【冠詞・単数複数はなし!】
辛拉麺の部分を見ていただけると分かるように、中国語にも日本語と同様段数複数の概念はないらしいです。冠詞もつけなくて大丈夫とのこと。
ただ、個数があるようなものの場合はまだちゃんと聞いていないので、今後数を伝える必要が出てきたらまた詳しく聞いていきます。
【アクセント】
4種類あるという各単語のイントネーションと、それを文章にした時の発音がなかなか掴めません。上げて下げるアクセントを2単語続けるとか、まだ「ん???」と笑ってしまうような言い方しかできん。あと、ゆっくり1単語ずつ練習した時と、その後文で続けて読んだ時が、やっぱり違って聞こえる。そこは英語のリンキングみたいですね。
【日本語にない発音】
まあこれが大量にあるから難しいわけですが。興味深かったのは、私の中国語発音が英語母語話者のように聞こえるんだとか。英語の発音に関してはちょっと音声学も齧ったので、なんとなく口の中の動きが想像できるから、その影響なのかもしれません。カタカナに勝手に寄せないようにしていたようです。これも3ヶ国語目を学ぶメリットですね。
個人的には拉麺のメンの発音が中国語の方が可愛かったです。「ミェン」みたいな感じで。台湾、韓国系だと「みょん」ぽく発音するんだとか。
微妙な訛りは何語でもあるんですね。
【発音練習】
これはnote限定のコンテンツです。
Neroが録りおろしてくれた練習用の短い音声です。もし私と一緒に中国語を勉強したい、もしくはそっちはともかく英語を勉強したいと思った方は、英語のネイティブスピーカーに挑んで自信が粉々に砕け散る前に、第二言語話者で耳慣らしをすると良いかと思います。
ゆっくりバージョンには、中国語・英語・日本語全部の音声が入っています。
中国語もネイティブスピードに挑戦してみたい!と言う方は、下の音声で一緒に練習しましょう。
【おわりに】
と言うわけで、記念すべき第一回は漢字六文字、しかも割と基本的な「私は〜が好きです」の言い方の練習に終始してしまいました。
音声版を聴いてくださっている方はお気づきかと思いますが、初めは「私は伸びた辛ラーメンが好きです」と言うなんともふざけた例文にしようと思っていたのです。だってその方が面白いじゃん。
ただ、「伸びた」の部分の発音がえげつないほど難しかったので、今回は断念して基本的な表現にとどめました。初学者には無謀でした。反省反省。
今回の学習ポイントとしては、
I like~がいえる
中国語の文でのイントネーションの雰囲気を知る
この二つでした。次回はもう少し他の食べ物とかも単語を教えてもらって、いろいろなものが好きだといえるようになろうかなと思っています。
それではまた第2回か、Adult Japanese編でお会いしましょう。
May everyone decide to be stronger.
See you later!