【PONGLISH! #004】pepperって動詞だったの!? / 英語×レシピ編
Hello Japan from Australia!
ケアンズからお送りしています、ゆずぽんの「学び直し英会話フレーズ100!」
今回は「英語×レシピ編」として、料理本やレシピで使われる英語表現をご紹介していきます。私が料理に興味を持ったのではありません。
「英語学習は好きなことから!」をモットーに、英語の個別コーチングをしているのですが、生徒さんの一人がレシピ本に取り組んでいたため、なんちゃってコラボとして始めたのがこのRecipe Editionです。
『塾講師10年の知識』と『現地での実体験』を組み合わせ、お料理の即戦力になるフレーズをお届けしますので、お楽しみに!
Let's enjoy Ponglish!
【Review】
前回は"bell peppers"について学びましたね。
ピーマンやパプリカは英語では全て"bell peppers"で、色で区別するんでした。
最後の挨拶で使った"pepper you with..."の表現、気がつきました??今日はこれを解説します。
【Today's Phrase】
"pepper it to taste"
好みで胡椒を加える
何とこのpepper、便利なことにそのまま動詞としても使えちゃうんです!
割と多くの名詞(ものを表す単語)が、そのまま動詞として使えちゃうんです。vacuum(掃除機をかける)とか。
日本語を勉強する人にもし、「コショウして」と言われたら、「胡椒かけて欲しいのかな」ってなんとなくわかりますよね。同じ感じ。
料理本ではこんなふうに使われます。
"Pepper the soup to taste"
スープにお好みで胡椒を振りかけてください。
会話ではこんな感じ。
A: "How should I season this soup?"
B: "First, salt it lightly, then pepper it to taste."
A:このスープの味付けはどうすればいい?
B:まず軽く塩をして、好みでコショウを入れてね
レストランでだったら:
A: "Could you pass me the pepper?"
B: "Sure. Don't pepper it too much - it's already well seasoned."
A:コショウを取ってくれる?
B:はい。でも入れすぎない方がいいよ。もう十分味付けされてるから
【Aha! Moments】
昨日の最後の挨拶、覚えていますか?
"Let me pepper you with more English phrases!"
「あなたにコショウして」だと、意味がわからないですね。
実は"pepper"という動詞、面白い意味の広がり方をしているんです!
もともとは「コショウをふりかける」という、とてもシンプルな料理用語でした。
でも、「全体に均等にふりかける」というイメージから、だんだん意味が広がっていきます。
The wall was peppered with bullet holes
(壁には銃痕が散りばめられていた)The report was peppered with technical terms
(レポートには専門用語が散りばめられていた)Her speech was peppered with interesting examples
(彼女のスピーチには興味深い例がちりばめられていた)
このように、「〜が散りばある」「〜がところどころに含まれる」という意味で使われるようになりました。料理以外の文脈になった途端、胡椒のコの字もない意味になるのが面白いですね。
これを知ると、最近よく見る表現も理解できます。
"pepper spray"(催涙スプレー)
→ 実際の催涙スプレーに使われているのは、黒コショウ(black pepper)ではなく、トウガラシ(chili pepper)から抽出したカプサイシンが使われています。
ただし、「粒子を"散布"する」という動作から"pepper"という言葉が使われているそうです。
さて、そろそろ前回の挨拶の意味がわかったでしょうか?
"Let me pepper you with more English phrases!"
「もっとたくさんの英語フレーズをあなたに"振りかけ"ちゃうからね🤗」
【Let's Try!】
では、練習問題にチャレンジしてみましょう!
①このスープにお好みでコショウをふってください
"Please ( ) this soup to taste."
②A: How's the presentation?
B: "It's great! But it's ( ) ( ) too many charts."
A:プレゼンはどう?
B:いいね!でも図表が多すぎてちりばめられすぎかも
③英語の例文を使って文法を説明する時
"I'll ( ) my explanation ( ) easy examples."
(分かりやすい例をちりばめて説明します)
ヒント:③は"pepper 〜 with..."の形を使ってみましょう!
【Answer】
おつかれさまでした!それでは、解答例を見てみましょう。
①"Please pepper this soup to taste."
料理での基本的な使い方ですね。
②A: How's the presentation?
B: "It's great! But it's peppered with too many charts."
"be peppered with"の形で「〜がちりばめられている」という状態を表現できます。
③"I'll pepper my explanation with easy examples."
これから何かをする時は、このように能動態で表現します。
今日のフレーズを使えば、料理の指示だけでなく、様々な場面で「散りばめる」という表現ができますね!
💡 "pepper"が動詞として使われている面白い表現、見つけたことはありますか?
コメント欄で教えてください!
みなさんの「へぇ!」が増えると嬉しいです😊
ちなみに、他の調味料も実は動詞になったりするんです...これはまた次回!
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このシリーズは、実は私の英語コーチングの生徒さんが投稿している「Today's learning」から着想を得ています。
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Today's lesson is over. Hope this lesson peppered your mind with new discoveries! Thank you for reading!
Have a happy day with Ponglish٩( ᐛ )و