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ひとりでねむるよるは

久しぶりに1人で眠る。
温かくて柔らかい大きな体が隣りにいない。
鼻先も唇もつんと尖らせて
すぅすぅくーくー眠る貴方がいない。

暗闇の中ふとんを足でかきまぜてももっちりとした太ももに行き当たらない。
手を伸ばしてもわしゃわしゃの黒髪に届かない。

隣に寝るってことは
しあわせってことなの
『どうした?』と聞かれることは
愛されてるってことなの。

1人でねむるよるは
つまんなくて
さみしいってことなの

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