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年収1000万なんて誰でもなれる!必勝4手メソッドはこれだ!!

誰でも年収1000万になれるわけないだろ。世の中を甘く見るな。

ツイッターやnoteを開くとやれ転職で年収1000万!脱サラ起業で年収1000万!情報商材で年収1000万!副業と正業合わせて年収1000万!パパ活で年収1000万!年収1000万ないとまともな育児が出来ない!年収1000万は実は悲惨!年収1000万なんて大したことない!と年収1000万がゲシュタルト崩壊しそうな言葉が濁流のように流れてくる。

はっきり断言しよう。年収1000万はもう相当凄い。ほとんどの男は生涯年収1000万に届かぬまま死んでいく。年収1000万は一握りの男にしかたどり着けない稼ぎの頂きである。

若いうちから年収1000万なんて当たり前、と勘違いしてしまうことは危険だ。勤めている会社が20代で年収400万稼げるホワイトな企業であったとしても、年収が少なすぎる!搾取されている!と思い込みせっかくの優良企業から退職してしまったり、今の彼氏素敵だけど20代後半なのに年収400万って低すぎない?こんなんじゃ育児もままならないしマジムリ別れよ…という悲劇が起きかねない。

そんな悲惨な若者を少しでも減らすために何度でも言おう、アラフォー以下で年収1000万は相当凄い。

筆者の観測範囲でもサラリーマンで年収1000万に到達したアラフォーは1人もいない。親の会社を継いだ自営業者、医者一族のもとに産まれた開業医、整骨院3店舗経営の柔道整復師、この3名の自営業者のみ年収1000万(サラリーマンのように正確な収入は計算できないが)を超えている。サラリーマンでアラフォーの間に年収1000万を稼ぎ出すのは至難の業である。

それは統計でも明らかだ。2022年最新の統計ではアラフォー男性(35~44歳)の年収中央値はなんと400万円を割り込んでいる。女性に至っては300万円以下だ。筆者は年収400万あれば人生を前に進められると以前書いたが、世の平均的なアラサーアラフォー男性は年収400万円前後で結婚し、人生のコマを進めているのである。年収1000万ないと家も買えないし育児も何もできない!という意見がいかにバイアスに支配されたズレた意見に過ぎないかわかるであろう。

PRIME TIME: 2022年統計アラフォー男性の年収中央値は400万円以下、女性は300万以下


増える非正規雇用が年収中央値を押し下げているだけで正社員の給与はもっと高いはず、と思うかもしれない。しかし正社員に限ってみてもアラフォーの年収中央値は400万円を割り込んでいる。非正規雇用者に至っては200万円ちょっとという悲惨な年収である。Uberイーツで年収400万楽勝!などというツイートに騙されて絶対に正規雇用を手放してはならない。待っているのは寒い日も暑い日もチャリを漕いで年収200万生活である。

PRIME TIME: 2022年統計アラフォー男女正社員の年収中央値は400万円以下、非正規は200万


肌感覚でも、アラサーアラフォーで2人以上育児している世帯年収(夫婦の年収の合算)は旦那の年収が400~500万円で妻の年収が60~100万、併せて450~600万円程度の家庭が最も多い。これは統計とも合致している。世帯年収が500万を超えていれば2人以上の子供を大きな不自由なく養育していくことは可能である。これは統計でも肌感覚でも示されている紛れもない事実だ。

All About : 30-50代の既婚子育て世帯のおよそ6割が世帯年収600万以下


アラフォーの男性労働者の中で年収1000万を超えている割合は3.5%に過ぎない。70%以上の労働者の年収は500万円以下だ。年収1000万生活を夢見るよりも年収500万円以下で幸せな生活を送る方法を考えた方が7割以上の人にとっては有益であることがわかる。

データエッセイ:アラフォー男性の年収1000万以上は3.5%、70%以上が年収500万以下


地方が貧乏なだけで東京には年収1000万の30代40代が溢れている!という意見も間違いだ。確かに東京の年収は全国平均から見て高いがその差は1.24倍程度に留まっている。日本の富を結集する東京都においてもアラフォー以下で年収1000万は高い壁であることにかわりはない。地方民が東京に過度な憧れと期待を持つことは危険である。東京の若者たちも能力が高い一部を除き苦戦していることにかわりはない。

平成29年賃金構造基本統計調査:東京の平均年収は377万で全国平均304万の1.24倍に留まる
MONEY PLUS:東京都男性正社員の年収は全国平均の1.24倍で500万となり1000万の半分程度

このように統計が示す通り、年収1000万はそびえたつ高い壁であり、それを乗り越えられるのは極々限られた才能や環境に恵まれた男女のみである。誇れるような学歴や資格、スポーツや芸術などの特別な才能、人が羨む実家の太さなどを持ち合わせていない人々が年収1000万を目指すのは無謀である。大多数の我々凡人が目指すべきは年収1000万ではない。年収400万以上稼げるホワイトな環境の仕事なのだ。

以前に筆者自身も所属する製造業界で年収400万を目指すための記事を書いたが、今回は製造工場の現場職以外で年収400万以上を稼げる職業を紹介する。

筆者の観測範囲には東大京大早慶などといった高学歴男性はいないが、業界を上手く選んでホワイトな仕事環境で年収400万円以上を稼いで家族を持てている男性が沢山いる。実際に彼らが働いている業界を紹介するので、これから就職、もしくは転職を考えている人は是非参考にして貰いたい。また数は少ないが40代で年収1000万を超えている友人の仕事に就いても紹介する。年収1000万をどうしても手に入れたい!という人はそちらを参考にして欲しい。

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