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結節点2020

はじめに

 こんにちは!この春入社した社会人一年目のほんだです。この人生でもう二度と戻ってこない”一年目”の所信表明を書いてみました。リモートでお疲れのところ申し訳ありませんが、さらに疲れが増す内容となっています(白目)。お時間ある時に読んで頂けると嬉しいです。

家業、経営者。

 僕自身は遅くとも35歳までには、入社した企業の経営陣の1人になるか、自ら事業を起こし経営したい。経営者になりたい理由は単純。これまで先祖代々経営者で(少なくとも7代上までは把握している)、そんな本田家の長男として経営者のスタイルを後世に受け継ぎたいからだ。ちなみに、先祖が代々やってきた事業は、漁業、林業、農業である。僕自身が入社した企業は組織人事コンサルティングを生業にしているため、本田家の歴史を俯瞰すると、僕自身はかなりイレギュラーな存在となった(許容し、背中を押してくれた家族には深く感謝している)。
 また、35歳という目標年齢に関しては明確な根拠はない。自分のライフイベントを現時点でラフにイメージしときにこの年齢がしっくりきた。ただそれだけだ。

経営者に求められる9つの要件。

 上記の目標を達成するためには、35歳までにはどんな状態になっておくべきなのだろうか。お金周りの知識やセンス、マネジメント力、高度な思考力(論理的思考、システム思考など)あたりはおそらく必要だろう想像がつく。参考程度に調べて見たら経営者には下記のような8つの要件があるようだ。
https://jfc-guide.com/basic-knowledge/2663/#1

1.「論理的な考えを持っているか」
2.「戦略的な思考をもっているか」
3.「需要(ニーズ)を作り出せるか」
4.「経営者の立ち位置を理解している」
5.「全体像を把握できる能力と先見性」
6.「共感力とコミュニケーション能力が高い」
7.「財務や会計の知識が備わっているか」
8.「資金調達がうまい」

なるほど。見てみると、ポータブルスキルやテクニカルスキルがほとんどだ。もちろん実務を考えると、そういった能力が必要なのだろう。ただ一つ疑問が残る。”経営者に求められる要件は本当にこの8つで満足するのか”と。個人的には優秀な経営者は、「深遠な哲学」を有しているイメージがある。例えば、松下電器の松下幸之助さんや京セラの稲盛和夫さんが挙げられる。それぞれの著書の「道をひらく」や「生き方」に現れている哲学・思想はまさに”人としてどう有るべきか”について書かれており、いわゆるポータブルスキルなどについてはあまり触れていない(いわゆる”スタンス”というものにフォーカスした内容)。この哲学・思想が上記の八つの要件の上位概念になるのなら蛇足ではあるが、僕自身はこれから上記の8つに「哲学・思想」を加えた9つの要件を満たす人材になることを目指すことにした。というのも、”優秀な経営者”になるためには、まず”人として優秀”である必要があると思うからだ。


”経営者”になるためのこの一年。

 ではでは、具体的にどうやって上記の9つの要件を満たす人物になるのか。そのプロセスとしてのこの一年の行動指針を要件別に考えてみた。

1.「論理的な考えを持っているか」
  ”試行錯誤のやり方”にこだわる。
2.「戦略的な思考をもっているか」
  “競争に勝つ”ことにこだわる。
3.「需要(ニーズ)を作り出せるか」
  ”当たり前のことを当たり前にできるようになる”ことにこだわる。
4.「経営者の立ち位置を理解している」
  ”勤め先の経営陣の役割をアクションレベルで把握する”
5.「全体像を把握できる能力と先見性」
  “コロナに対する今後の経営陣の意思決定を想像し、実際の意思決定と比較する”
6.「共感力とコミュニケーション能力が高い」
  ”積極傾聴、および積極的開示”
7.「財務や会計の知識が備わっているか」
  ”簿記の勉強、ならびに業務の理解に徹する”
8.「資金調達がうまい」
  ”資金調達(方法、およびそれぞれの特徴)への理解を深める”
9.「哲学・思想」
  ”勤め先のミッションやビジョン、DNAへの理解の深化”


うううううん、多すぎるな。まずはフェーズ1として、スタイル(フォーム)形成にフォーカスして指針を絞ろう。

1.「論理的な考えを持っているか」
”試行錯誤のやり方”にこだわる。 
文脈的にここでいう”論理的な考え”は、「行動→結果→行動」の間にまたがる論理に対する考えのように感じた。具体的なやり方に関しては、都度自分でも思考するが、先輩から盗む(学ぶ)所存

3.「需要(ニーズ)を作り出せるか」
”当たり前のことを当たり前にできるようになる”ことにこだわる。
今回、ここでいう”需要(ニーズ)”を、周囲の人が”自分という商品を使いたい=仕事を頼みたい”と捉えた。そういった需要を生むためには、当たり前のことを当たり前にこなし、信頼残高のロスの抑止もしくは形成の第一歩であるこの行動指針を掲げた。

6.「共感力とコミュニケーション能力が高い」
”積極傾聴、および積極的開示”
コミュニケーションの要素は、「聴く、処理する、伝える」の3つ。中でも、「聴く」と「伝える」は、意識次第でいまからでも変えられる。「処理する」に関しては、コミュニケーションの量をこなす中で質を上げていく。


まずは、これらの行動指針を「謙虚に、ひたむきに。」実行していく。この三つを習慣化できたら、その時の自分の優先順位に従って他の指針を意識するフェーズ2に移行することにする。

意味のあふれる社会を実現する。

 これまでの文脈からして僕自身は”経営者”になることが目的になってしまっている。あくまで経営者というのは、自分の成したい”世界観”の実現のための手段・立ち位置のひとつである。だから現在の自分の目的”経営者”は良い考えではないのかもしれない。もちろん、自分にだって独自の実現したい”世界観”はある。ただ、その”世界観”を具体に落とし込めていないし、正直いまはその必要性やモチベーションもあまり湧かない。「いまから具体に落とし込んで、そこに向かってアクションしろよ」という意見は至極まっとうであるが、いまは個人的な”世界観”以上に成したい組織の”世界観”がある。それは”意味のあふれる社会”だ。だから今回は、自分自身の”世界観”についてあえて深堀をしなかった。そう、あえて今の自分の”目的”を言えば、それは”意味のあふれる社会”の実現だ。

最後に

  変てこりんな文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。長々と書きましたが、”研修後のマジの仕事が本当に楽しみ。早くオフラインでも仕事したい。コロナの馬鹿野郎。”これに尽きます。これから何卒よろしくお願いいたします。

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