部費を活用して技術力をアップしよう!
2024年3月に某進学高専を卒業予定のPondです。僕は高専生活で部費を色々使わせてもらって楽しい技術活動をしていたので、その記録と部費をうまく使用した質のいい技術、ものづくり活動についてこの記事に書いていこうと思います。
部費について
高専によっていろいろ部費の使える用途や予算感など違いがあると思うのでここでこの記事における部費の実態について少し解説しておきます。
僕のいた高専では学生やOBから集めた後援会費というものから部活ごとに使える予算が割り振られていました。また、後援会費以外にも部活によってはその部活に所属している部員からも追加で部費を徴収していました。
部費で買えるものは基本的には消耗品ということになっていて、大きな機械や機器を買うというよりは細々したものを買うことが多かったです。ただ僕が部活をしていた時は本やグラボ、望遠鏡、はんだごてなど消耗品以外のものでも普通に買うことが出来ました。あとは遠征に行った際の交通費+宿泊費の半分も出してくれました。
部費の予算感は中規模の技術系部活で3~8万、大規模な技術系部活では20~3桁万円の部費がありました。僕は中規模な部活に所属していたので自分でも買うことが出来る価格帯のものを部費で購入することが多かったです。(というか何か買うときは料金立て替えであとから領収書を学校に渡して返金をもらっていたのでそうするしかなかった)
弊高専では部費についてはこんな感じでした。
部費で買ったもの
部費の使い道(どう技術力に貢献したか)については実際に買ったものを見た方がイメージがわきやすいと思うので早速紹介していきます。
Raspberry Pi 4/Zero W
缶サットの作成用に買いました。Linuxで遊んだり、Pythonのプログラムを動かしたりしました。各種センサー
9軸、温湿度気圧、紫外線、圧力など。9軸センサーは色々出来て面白い。PSコントローラー
使う頻度に対して意外と高い。作ったものをコントローラーで動かすのは楽しい。技術書
アルゴリズム、CTF、その他プログラミング関係の本を買いました。図書館の本は古い本が多いから部費で最新の本を買おう!PC
2年間かけてPCを買いました。1年目にグラボを買って、2年目にそれ以外のパーツを買いました。サクサク動くPCはもはや生活必需品はんだごて
温度調節機能がついてるとはんだ付けがやりやすい電子工作用の部品色々
電子工作ってPCがあればいいプログラミングと違って意外とお金がかかって自費だと出来ることに限りがあるけど、部費を活用すれば色々試すことが出来ていい
他にもケーブルや細かい消耗品など買いましたが、印象に残っているのはこんな感じ。消耗品は自分でも買えるけど塵も積もれば山となるということで部費で買えるなら買った方がいいと思います。
部費を使おうとしたときの失敗談
話の本筋とはそれるのですが、部費を使おうとしたときに色々迷惑を掛けたり、かけられたりしたので参考程度に書いておきます。迷惑かけた人ごめん🙇
コンビニ支払いでAmazonの商品を購入したときの領収書の話
Amazonは送料が安いのでよく使っていたのですが始めはどの書類が領収書なのかよくわかっていませんでした。Amazonではクレジット払いの時はAmazonのWebページから領収書を取得できるのですが、コンビニ支払いの時はコンビニでもらうレシートが領収書になります。ただ、Amazonのページを見たことがあればわかると思うのですが、コンビニ支払いの場合とクレジット払いの場合のどちらもAmazonの同じようなページから似た領収書のようなものを取得することが出来ます。僕は始めコンビニ支払いの時はレシートが領収書と知らず、そのページの書類を出せばいいものと思っていてレシートを捨ててしまっていました。(というかレシートをもらった時に荷物が来なかったらここに連絡してねとコンビニの店員に言われて、「この紙は荷物の引換券的なやつなのかな」と始め思っていた。)学校金庫に入っているお金は学生の立て替えによる支払いが認められていない
DCONに出た際にDCONから予算をもらったのですが、そのお金は自分たちのもとに直接来ず、いったん学校に入る形になっていました。学校に一旦入ってしまったお金は公的な金銭となるので不正利用防止のために色々めんどくさいルールがありました。自分たちで得たお金が自由に使えないということでブチギレ案件です()。始め、普通に立て替えで使えるものと思って商品を買ったら後から、「実は学生の立て替えは無理なんだよね」とか言われて完全に後出しじゃんけんを食らいました。
まとめ
なんか落ちがしょっぱい話になっちゃったけど、基本的には部費を使って良い経験をしたことが多かったです。
年度末に部費が余ってどうしようか迷ったときや、部費の使い道がよく分からないなと思った時はこの記事を見てもらえると幸いです。
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