心が踊れなくなったら。

いつもと同じ顔をして
いつもと同じ声色で
いつもと同じことをしてるつもり

けれど、そこに笑顔はなくて。

自分では気づけない、
教えてくれるのは鏡の中の自分。

いつからだろうか
笑顔を作ろうとして
顔が引き攣るようになったのは。
胸の鼓動が僕の人生を
急かしてくるようになったのは。

何をしなければいけない訳でもないのに
あれをやれ、これをしろと
脳からの信号はうるさい。
今までは正常に動いてたのに、
今では常に青信号。一息つく間もない。

精神科の先生曰く、
そう言う症状は僕のせいではないと言う。

あなたは病気を患っているだけ。
あなたが病気そのものではない。
いつかは治るのだと。

そんな遠い先の希望なんて
塵やホコリと一緒だね。

陰も俺だ。

ただ、僕の状態を加味して
それでも励まし続けてくれる友人や
支え続けてくれる彼女や家族はいる

そんな人達を悲しませるほど
僕はバカではないのである。
今日も元気はないけど、元気です。生きるぞ。