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意図してなかったタイムカプセル その2 いい旅チャレンジ20,000km

今年7月に実家に帰省した時に、倉庫のダンボール箱から40年近く前の懐かしいものがいろいろと出てきました。その中身を紹介するシリーズで、今回は第2回。なにせ40年前のものなので懐かしく思う方や初めて見る方もいらっしゃる思いますが、特に鉄道好きの方に見ていただきたい回です。

昭和55年。JRがまだ国鉄(日本国有鉄道)だった時代。国鉄全路線20,000kmの踏破にチャレンジしようという企画イベントがスタートしました。企画・運営は、国鉄と弘済出版社と富士写真フイルムの3社で構成されるいい旅チャレンジ20,000km推進協議会事務局でした。(当時は「富士写真フイルム」だったんですね)

全ての国鉄路線の踏破が最終ゴールで、それを達成すれば「総裁賞」もらえました。ちなみに、私は20路線で終了。各路線を乗車した証明は、各路線に実際に乗車し、始発駅と終点駅で駅名表示板とともに今でいう自撮りをしてその写真を事務局に送る。そうすると、事務局で審査され踏破証明書が送られてくるという仕組み。

ここから、倉庫から出てきたものを紹介します。

まずは公式パンフレット。もちろん弘済出版社の出版

国鉄は日本の鼓動だ
青臭いけど、正面切った問いの立て方やメッセージがぐっとくる
踏破した路線が色塗りできる地図
チャレンジ20000kmのルール解説
踏破証明写真の撮り方。三脚は当時もNGだったので一緒に旅をしている友人か、ホームにいる人にお願いして撮影していた。
フジカAFデート
完全踏破は「総裁賞」 
国鉄なので社長ではなく総裁
♪フイルムもプリントもフジカラー
我ながらきれいに書き残していると感心
昭和59年の青春18きっぷが出てきた!このころはまだ5枚つづりの時代。右側は列車内で車掌さんから買った急行券 手書きです
昔も今もやっていることはほとんど変わらない(笑)
約40年前の小型時刻表 
ずっと封筒の中にあったので、汚れもヤケもなくほぼ新品状態
なは、あかつき、明星、有明 懐かしい特急の名前が
事務局からの送られてきた封筒を開けてみる
メンバーカード 
区間踏破賞
踏破記録証明書 
踏破した路線毎にシールが貼られているけど、事務局は手間がかかって大変だったはず
東急インとのコラボ
筑肥線の線路名称変更のお知らせ 昔は鳥飼や高宮にも国鉄が走っていたんだよなぁ
筑豊本線桂川(けいせん)駅のスタンプ これを押すのも楽しみの一つだった。


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