GRⅢのおかげでEOS M2が復活
GRⅢを購入して早や3か月。
購入以来、1日も欠かさず撮影している。
その理由はいろいろあれど、そのうちの大きな理由の一つが
「手にしていて心地いいこと」
大きさ、重さ、グリップの形状、中指・薬指の腹にあたる感触、、、
50数年生きてきた中で、こんなに身体にフィットしたプロダクトは
なかったかもしれない。あらためてGRシリーズが培ってきた技術の蓄積と、デザイナーのセンス、いや、アイデアとこだわりに敬服するばかり。
GRⅢのあの軽さ、小ささを経験してからというもの、それまでメインで使っていたSONY αⅡの出番がすっかり減ってしまった。価格がお値打ちで、使い勝手も写りもよいTamron 28-200mmのレンズもお蔵入り状態。
そんな中、Youtubeをみていたら、こんな動画がアップされていて、建物好きの私はモノクロで建物を撮ってみたいと思うようになった。
「都市と写真」https://www.youtube.com/watch?v=N_2wzQtEmwM
GRⅢも28mmで広角だけど、さらに広角で撮ってみたい、、、
それでワイドコンバージョンレンズ(21mm)を購入。
しかし、10mm台のレンズで撮影したいという欲が出てきた。
SONYのEレンズで広角レンズを探したが、値段が高く、建物の写真のためだけに投資するのは割に合わない。それにフルサイズは重たくてレンズも高いので避けたい。
小型で軽いカメラで画質はAPS-Cで十分、、、ならば、この際、FUJIFILMのカメラに乗り換えるか!しかし、予算がなぁ、、、と考えていたと時に、ふと、5-6年近く眠らせたままになっていたCanon EOS M2の存在を思い出した。
EF-Mレンズだと安い広角レンズがあるかも?と思って探してみたら、
あった!
Canon EF-M 11-22mm(35mm換算で18-35mm)
値段は中古で2万円台。価格ドットコムのレビューも悪くない。
もう買うしかないとフリマサイトで購入し、早速、昨日、品川のオフィス街に出かけて撮影。
EOS M2の弱点である持ちにくさを解消するために、外付けグリップを購入。重くはなるが格段に握りやすくなった分、重量UPは感じなかった。
このレンズで11mm(18mm)で撮影した感想を一言でいうと、
「難しい」。
28mmと18mmは全然別物。
撮影対象をかなり選ばないといけないし、その時の光と影の影響も大きいので時間帯も選ぶ。
今回撮影した写真を見ると、22mm(換算35mm)で撮っている写真も多い。
広角は「こんなに広く写真が撮れるんだー!!」という面白さだけであれば誰でも撮れる。そうではなく、建物の形状や手前に配置する被写体と背景の組合せで見せる写真を撮ってなんぼの世界。
えらいものを買ってしまったが、まずは練習。
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