意図せずしてタイムカプセル その1
フィルムカメラでの撮影を再開して、ふと昔、といってももう40年近く前になるが、フィルムで写真を撮ってた(当時はそれしかなかった)ことを思い出し、久しぶりに見てみたくなって、実家の母に電話してみた。
「昔撮影した写真のネガ、どっかになか?」
「そうね、もう捨てたと思うよ。要るとやったと?ごめんね」
まぁ、しょうがないかと諦めて、そのことはすっかり忘れていた。
それから数週間後、母から電話があった。
「ネガあったよ!倉庫の中のダンボールの中に入っとったよ」
なんとういう朗報!
ちょうど翌週実家に帰る予定だったので、帰って開けてみることにした。
これがそのダンボール。
倉庫からリビングに運び込んで、開けてみる。
そうすると、出るわ、出るわ!
ネガの入った袋、その数40。その他にも国鉄に勤務されていた叔父さんからいただいた鉄道の記念きっぷ、国鉄全線を踏破する企画「チャレンジ20,000km」のパンフ、高校の体育祭の写真、高校2年生の時の男子クラスで作った文集、処分したはずの昔の彼女との写真w、、等々
こういう風に保管されているということは、自分がどこかの時点で整理して箱詰めしたに違いないが全く記憶にない。タイムカプセルはクラス全員がひとりひとり記念になるものを小学校の校庭に埋めて、数十年後に開けるというのがが定番だが、今回は思いがけず、マイタイムカプセルとご対面することになった。
折角なのでひとつひとつnoteに記録を残そうと思う。
まず最初はこれ。
1984年に公開された映画「風の谷のナウシカ」のパンフ。
おぉ、なんとちょうど40年前!
映画館でパンフを買うことをしない私が、それも大してお小遣いもなかった中学生の頃に買っていたということは、よほどこの映画のインパクトが強かったからだろうと思うし、確かにそうだった。今でもこの映画は懐かしいからというだけでなく、ストーリーや登場人物のキャラ立ち度合い、映像の美しさ、そしてこの作品がメッセージ性が素晴らし過ぎていまだに何回観ても観飽きない作品。
そして、この歳になって気づいた。ユパ様はかっこいい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?