母子留学マンスリーレポート #12:留学LAST SCHOOL days
Selamat Tahun Baru! Happy New Year 2025🐍ついに、母子留学の1年間が終わってしまいました!2024年12月30日、ちょうど365日ぶりに日本に帰国しました。最後の月はいろいろ遊びまくったので、最終号は12月中アップロード間に合わず🤣そして何を書こうか悩んだのですが、選びきれないので、何回かに分けてゆっくり書いていこうかなと思います✨
ということで、今回は留学生活最後の学校の日々の記録です。
12/6(金)Spelling Bee Competition
学期末(1学期のおわりです)英語補習クラスを受けている子たちの間で、「単語の綴り(スペル)の正確さを競う競技会」、通称Spelling Bee(スペリングビー)が開催されました。私たちが1年いる間ではじめてでしたが、これはウィキペディアにも載っているくらい英語圏で一般的に行われているようで、課題の単語の綴りを事前に暗記し、出題者から言われた単語の綴りを口頭で答え、正解数が多い人が勝ち、というゲームです。わがこたちは、Primary(小学校)高学年(Year5&6)の部にエントリー。問題はこんなかんじで単語難しい。英検1級の練習問題で見たことある単語もあるよ。
こどもたちの学校は毎週20単語分の単語テストがあり、その際は意味を日本語で把握させつつ暗記させていたのですが、今回は大会とあって綴り最優先、意味は後回しにしてまず綴りを記憶することに😅「大会」という響きで、急に負けん気を発揮して、一生懸命暗記するこどもたち。いいやる気スイッチの入れ方ですね。1学年7~8人いる英語補習クラスメンバーの中で予選を2回行い、各回接戦の上、わが双子のうち一名が決勝に選ばれました。
決勝は、わがこ(Year5 Boy)とYear6代表(明らかにしっかり者のKorean Girl)がガチンコ対決!決勝は舞台装置もしっかりしていて、壇上でマイクを持って立たされるので、緊張感たっぷりです。しかも、出題者は校長先生。なかなか本格的です。
クラスメートの応援メッセージボードを見つめながら、かみしめるようにスペリングを暗唱するむすこ。そして、超接戦(Year6 Girlが1問だけ凡ミス!)の末、息子氏優勝です!おめでとー!!!
生徒の入れ替りが激しいインターナショナルスクール、英語補習クラスに1年いるとすでに古株メンバーではありますが、それでもむすこは優勝が相当嬉しく、自信になったようでした。1年間の集大成として、本当によかった。1年間、がんばったね!(もちろん、ふたりともね!)
12/12(木)1学期の成績発表
成績表は、前学期同様、最終日より1日前の午前中に親に対して電子的な通知表(PDF)が一斉送信されます。子供に対して直接手渡さないので、こどもによっては自分の成績を知らない子もいるんだろうなあ。日本のように成績表で友達と一喜一憂するような文化は生まれなさそう。そこは競争心を煽らない仕組みのようです。
ということで、息子たちの成績をこっそり公開。彼らはEnglish・Math・IPC(理科社会図工などの総合強化)・Music・PE(体育)の5教科を履修しています(マレー語と中国語は、英語強化クラスで代替しているので成績ナシ)が、息子AはB・A・A・A・A、息子BはB・A・A・B・Aでした。4段階評価でAがいい方なので、これはかなり成績のではっ🤩(ほかのこたちの評価は存じ上げませんが。全体的に評価甘いのかもしれないけど。)特に、英語BとIPC Aはすごいー!と素直に親が喜んでしまいます。入学した時は、アルファベットの書き方もおぼつかなかったのに(bとdがよく逆転していた)1年でちゃんとクラスで成績つくまでになったんだなあ。理科とか、難しい用語ちゃんと覚えられてたもんなあ。IPCは毎授業、実験的要素が多い体験型なので、言語によらず体感で覚えやすい先生たちの工夫も功を奏しているのかもしれません。英語はRyme(韻)とか詩の作り方とか勉強してたね。普通の小学生の学習内容っぽくて、英語圏の「常識」を学んでいるなと思ったよ。
1年でこんな風にできるようになると、1年で日本に帰国しちゃうことがとても惜しい気持ちにも実はなります。あともう1年、2年いたらどうだったかなあ。中学受験を優先して最終決断を下した母の立場としては、モヤモヤも今もあり・・・。まあ人生ちょっとやり残しがあるくらいのほうが、今後の動力になっていいはず、と思うことにして、一旦次に進むことにします。
12/12(木)Christmas Assembly
さて成績表が配布された裏で、学校では同じ日にクリスマス🎄集会です。
マレーシアはイスラム教の国ですが※、そこはさすがインターナショナルスクール、クリスマスもちゃんと気合いを入れてお祝いします。子供たちにもドレスコードが設定され、赤・緑・金・銀のいずれかの服を着用せよとのこと。ほんと、インターナショナルスクールは形(衣装)大事にするよね。これ、何回目のコスプレ🤣
※余談ですが、マレーシアはイスラム教国にもかかわらず、12月25日は国の祝日です。他宗教を排除しない寛容さを感じます。でも、イスラム教国なので、親サンタ制度や家でのクリスマスツリー設置についてはあまり家庭に浸透していないらしく、「煙突がないからサンタは来ない」っていう見解で通している親が多いそう。よく日本で「サンタは世界中にやってくる」ていう言い方をしますが、マレーシアには来てなかったことが判明!サンタが”世界中”にやってくるっていう言い方自体、欧米世界中心の価値観だったんだなとふと気づきました。
クリスマス集会自体は、他の宗教のお祝い(中華旧正月、ハリラヤ、ディパバリ)と同様で、学年ごとの出し物をみんなで見る、というものだったのですが、今回一つ母が新たに「クリスマスバザーに出店」に挑戦してみましたのでご紹介。
保護者有志の出店募集があったので、学校の日本人お母さんたち(6名ほど)で参加してみました♪ 食べ物はハラル対応(豚とかお酒とかNG)が自信がなかったので排除し、結果的に水引をストラップとヘアピンに仕立てて「Japanese Lucky Charm」として販売。結果的に、生徒たちに50個くらい販売できて、プチ文化祭気分が味わえて、親としても楽しいイベントになりました✨
12/13(金)学年末持ち寄りパーティ
そしていよいよ最終日。わが学校の習わしは、学期末一番最後の日はクラスで持ち寄りパーティをして午前中で終了、という流れなので今回もそのように。持ち寄りは、事前に保護者WhatsAppグループで調整して被りがないように(一応)なってます。参考までに、こんな持ち寄り内容。
今回我が家はスモークサーモンのてまり寿司にしてみましたが、息子曰く、好評で全部売れたとのこと。以前、日本のパッケージの日本のお菓子は全然売れなかった(日本語が読めなくて怪しいから?)のですが、お寿司はそれなりに人気がある様子。こどもたちは、おやつを食べつつ、教室でゲームをしたりして、最終日を楽しんだようです。
パーティの最中に友達から「いなくなっちゃうの寂しい Why do you leave? I miss you!」とか言ってもらえたみたいで、名残惜しそうに学校を後にしました。仲がよく、かつ親が繋がれた子たちとは学校終了後もPlaydateする機会もあったのですが、これで一旦マレーシア学校生活は終了です。母も、毎日刺激的な日々が終わるのはかなり寂しいよ😢1年間、本当に充実してたね!3人でがんばったよね!
こどもによる、次留学する人へのアドバイス
さて、今のところこどもたちは「Secondary(中学校)になったらまたマレーシア戻ってきたい」とのことですが、そんな彼らに「自分のこどもが、将来海外にいくとしたら、なんてアドバイスする?」と質問してみたところ、このような回答でした。
母的には、いろ~~~~~~んなひとたちの経験談を踏まえて、日本語の基礎(漢字の読み書きとか)ができた3年生3学期を留学時期に選択したのですが、将来、自分たちにこどもができたときに、どういう結果になるかぜひ実践してみていただきたいです。
また、日本人がいないクラスのほうが、英語伸ばすには絶対いいということは、本当に繰り返し言っております。そういえるくらい自信がついたんだなっていうのと、意外とちゃんと子供心なりに理解してるんだな、と親として感心です🤗
私が小学校2年生の時に、イギリスにいながら日本人学校に行くことを選択したことを、大人になった今なお気にしているのと同様、こどもたちも、今回の経験・選択について今後長く「あの時、ああだったら・・・」と思い返すことになるのかもしれません。
そんなこんなで、丸1年間のこどもたちの留学生活(母のニート生活)に、無事幕を下ろしました。
とにかく思うのは、大きな病気・怪我なく、病院にお世話になることはほぼなく(唯一こども1名がインフルエンザになったときだけ)走りきれたことが、母としては一番良かったです。日本に帰ってきたから、安心してこれから風邪ひけます(まだ引いてないけど)🤣
これまで1年間、このブログをお読みいただきまして、大変ありがとうございました。ブログネタを探す目的もあって、充実したマレーシア生活を送ることができたようにも思います。
せっかくなので、学校がおわったあと帰国までの2週間強、なにをしていたのか、また総括して1年間を振り返る記事は別に書きたいと思いますが、一旦今日はここまで。
Thank you very much for your warmest support ever! Jumpa Lagi!(またね!)