床材と建具のカラーコーディネート~部屋のコンセプトを決める~
昔は、この床材だったら建具にこれは邪道でしょ!みたいなのがありましたが、今はそれが個性!って言えるようになりました!
どーも、Ponchaです(‘ω’)
リフォームの醍醐味とも言える、お部屋のカラーコーディネート。
リノベーション、リフォームをする上でお部屋の雰囲気を決めるのが、床材と建具!
ということで今回は、
フローリングと建具のカラーコーディネート
というテーマでお話ししたいと思います。
今は、どの床材・建具を選んでも、それが個性です!
なので、こういった選び方もあるよ!こういう選び方をしたらこんな雰囲気になるよ!
という感じで、一つの参考にしていただければと思います!
自身で運営しているブログからそのまま転記しております!
今回はこちらの記事
https://ponchablog.com/2023/03/14/%e5%ba%8a%e6%9d%90%e3%81%a8%e5%bb%ba%e5%85%b7%e3%81%ae%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%8d%e3%83%bc%e3%83%88%ef%bd%9e%e9%83%a8%e5%b1%8b%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%b3/
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流行は行ったり、来たりする
ファッションでもトレンドがあるように、住宅のカラーコーディネートにも流行はあります。
一昔前までは、新築でもリフォームでも
ダーク系の濃い床材や建具が主流でした。
使用するフローリング材や建具なども、比較的濃い商品が多かったのも、選ばれる要因だったかもしれないですね!
しかし、時代が変わっていくとともに、明るい感じの色が主流となってきました。
白やメープルを基調とし、お部屋が広く、明るく見える仕上がりですね。
さらに、床材も様々な色が追加され、単純な白の床材ではなく、少しグレーも含まれている、下記のようなフローリングも人気が出るようになりました。
、
白を基調とした内装は、どんな家具やインテリアでもなじむことが出来ます。
そのため、住む人の好むで部屋の雰囲気を変えることができるので、万人受けする仕上がりでした。
その反面、家具やインテリアがない状態のままだと、どのお部屋も似たような仕上がりといった印象を与えてしまいます。
万人受けする内装から、こだわりのある内装が人気に
床材や建具の商品が、どんどん新しくなる中で、デザイン性のある建物が注目され始めます。
それに合わせて徐々に仕上げにも変化が出てきました。
建物のコンセプトに合わせてカラーコーディネートを決めるといった、差別化をはかる仕上げが浸透し始めました。
新築の建物の場合、モダンテイストな外観の建物にしたので、内装もその外観に合うモダンテイストな仕上げといった感じですね
併せて、リフォーム・リノベーションの需要が増えました。
今まで
住宅購入は新築一択!
という考えでしたが、その考えが徐々に変化し、
中古物件を購入して、自身が好きなお部屋に仕上げたい!
という方が増えてきました。
・建材の種類の増加
・SNSの普及
ということもあり、簡単にお洒落なお部屋が検索ができ、自身のイメージする建材を選択できるようになりました。
少し前まではこの色にあの色を合わせるのは、タブーなコーディネートだから合わないよね!
という感じで業界内ではダブーとされるカラーコーディネートがありました。
しかし今ではそのタブー的要素ですらも個性として扱うようになり、どれが正解でどれが不正解といった概念はなくなりました。
買取再販物件の仕上げの変化
少し前までは、新築の賃貸住宅やリフォームをして売り出す再販物件などの仕上げは、比較的無難な仕上げを選ぶ傾向がありました。
万人受けするするためです。
賃貸や再販物件などは、より多くの人に見てもらい、検討してもらう必要があります。
そのため、必要以上に個性がある仕上げにしてしまうと、一部の人にしか評価してもらえず
借り手や買い手がつきにくくなります。
特に濃い色で仕上げたお部屋は一見モダンな感じでオシャレに見えます。
しかし、実際の印象は部屋が暗い、圧迫感があるといった感じであまり良い印象を与えません。
そのため、白かメープル色を使い、お部屋全体を明るく広く見せていました。
しかし、SNS等が普及したことで無難な仕上げより、個性があるお部屋の方がいいと思うお客さんが増えてきました。
そういったニーズに合わせて、買取再販のお部屋の内装の仕上げにも変化が出てきました。
昔の床材の幅は、75㎜~90㎜が主流でしたが
最近の床材の幅は、120㎜~210㎜
といった幅が広い商品の方が人気が高く、
色もオーク、チェリー、ウォールナット
といった濃い色が再び選定されるようになりました。
万人受けする無難なお部屋だけでなく、ターゲットをある程度絞った個性のあるお部屋が増えてきました。
リフォームする時は、お部屋のコンセプトを決める
現在のお部屋のニーズについてお話してきましたが、実際に自身でリフォーム、リノベーションする際、どういった床材や建具を選ぶのが良いのか?
床材と建具の色を決めるうえで大事なのが、どのようなお部屋にしたいかということです。
いわば、コンセプトを決めることです。
というのも、ポップな色の家具・机やいすなどを配置する予定なのに、建具や床材をモダンに仕上げてしまったら家具と部屋の雰囲気が全然あってきません。
それも個性と言えばそれまでなんですけどね・・。
持っている家具やどのような雰囲気のお部屋にして家具を揃えるかなどを検討して床材や建具の色を選ばないと、統一感のないお部屋になってしまいます。
・既に持っている家具に合わせて、床材と建具を決める
・床材・建具に合わせて、新規の家具を揃える
かで大きく変わってきます。
無難に仕上げるならメープル色がおススメ
好みは人それぞれです。
そのため、個性的な部屋にしたい人もいれば、本当に無難な部屋でいいという人もいます。
無難なお部屋にしたい場合は、メープル色がおススメです。
白という人もいますが、白は部屋が明るくなり、部屋を広く見せることが出来ますが、汚れが目立ちます。
また傷も目立ちやすいです。
白かメープルで悩んでいるのであれば、部屋も明るくでき、傷や汚れもほどほどに目立たないメープル色の方がメンテナンスは楽です。
モダンなテイストならダーク系の色
逆に、モダンな感じでシックに行きたいのであれば、床材にウォールナットやチェリーを選定するとお部屋の雰囲気が固まります。
併せて、よりモダンな雰囲気を出したいのであれば、建具や家具なども床と併せて濃い色を選ぶとよいです。
あまり重いお部屋にしたくないのであれば、建具は薄めの色を選ぶと、お部屋全体が軽くなります。
逆にモダンなお部屋にしたいけど、あまり圧迫感を出したくない場合は、
白や薄めの床材
濃い目の建具
にすると、建具等で存在感を出しますが、床が白いのでお部屋全体は広く見えます。
モダンすぎるお部屋にはご注意を!
デザイナーズマンションなどの内装でよくある、
濃い茶色や黒を基調とし高級感を出したカラーコーディネートで、落ち着きのある仕上げ。
ショールームや画像を見るとお洒落で、憧れますよね!
ただ、いざ自分の家も!となると、なかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
モダンなお部屋というのは、高級感があり、非日常的な落ち着いた空間ですが、何よりも暗い!!
また、家具が色、インテリアの色に制限がかかりやすいです。
モダンすぎるお部屋にすると、アクセントとはいえ、パステルカラーの小物などがびっくりするぐらい浮いてしまいます。
色のついたインテリアを取り入れる場合は、壁紙やカーテン、照明などの色にもこだわりを持ち、うまく中和できるような商品を選んだ方が良いですね。
こだわりすぎてしまうと、好きなインテリアや小物が欲しいと思っても、お部屋に合わない!
という理由で揃えられなくなってしまいます。
そうなると、オシャレだけど住みにくい部屋で終わってしまいます。
ですので、モデルルームやショールームなどモデルとなるお部屋があった場合、
まず自身のライフスタイルを考え、メリットとデメリット両方を比べて検討するとよいでしょう。
床と建具の色を使い分ける
床材と建具の色は、お部屋全体の雰囲気に大きく影響します。
床材と建具を同じ色にすれば、統一感のあるお部屋になりますが、
家具などで、うまくアクセントをつけないと、パッとしないお部屋になってしまいます。
ただ、モダンでシックなお部屋にしたいからといって、
床材も建具も濃い色にしてしまうと、
高級感のあるお部屋になりますが、とても暗くなってしまいます。
床材と建具の色をうまく使い分けることで、お部屋全体の雰囲気の調和がとれます。
床材を明るい色にすることで、明るさをキープしつつ高級感のあるお部屋になります。
注意すべきところは、
家具も含めてモダンで落ち着いたお部屋を検討している方からすると、白の床材は、落ち着きが欠ける色になってしまう可能性があります。
床材や建具を選ぶ際は必ず、サンプル調や実物を見て、商品を選定する必要があります。
壁紙でアクセントをつける
床材と建具というのは、気に入らないから交換する!といって簡単に交換できる物ではありません。
そのため、よく検討して決めた方が良いのですが、悩めば悩むほどよくわからなくなってしまい、先に進めなくなってしまいます。
その場合におすすめなのが、壁紙でアクセントを作る方法です。
床材や建具を無難な色で仕上げ、アクセントクロスを要所要所に張り、家具で整える
というやり方もできます。
壁紙を変えるだけでも部屋の雰囲気は全然変わってきます。
また、壁紙はフローリングや建具と違って、比較的簡単に張替ができます。
中にはDIYで自身で張替を行っている方も少なくありません。
どうしても床材や建具の色が決まらない場合は、一旦無難な仕上げで
床は明るめの色
建具を白系
にすることで、比較的どの家具を置いても違和感はありません。
コンセプトは決まってないけど、ちょっと変わったお部屋にしたいからという理由で、下手に床材や建具をこだわるより、
無難な床材と建具で納めて、家具やインテリアでお部屋の雰囲気にアクセントをつける方が、結果お洒落なお部屋になります。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、
床材と建具のカラーコディネート
というテーマでお話しさせていただきました。
床材と建具は部屋の印象の決め手となりますので、こだわりを持って、コンセプトにあったお部屋作りをしてみてください!
頭の中のイメージだけではうまくいかないので、サンプルやショールームなどで実際に目で見て、判断するのが良いです!
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