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仕事ごっこ

産休中にふらっと行った図書館で読んだ本のはなし。
読んでみて首もげそうだったのでメモ。


この本は日常の業務に潜む「仕事ごっこ」を、可愛い童話タッチで描いている。
動物たちのやり取りが分かりやすくて、身に沁みる。

例えば、

「メールした後に電話」
「どんなに重要じゃなくても添付ファイルは必ずzip &パスワード」
「会議のための資料作り(なお作るのにめちゃ時間かかるのに結局会議でほぼ触れられない)」
「年末年始の表敬訪問という無目的訪問(しかもアポ取れって言われる時も)」
「何はともあれ相見積(もちろんタダで出せって言われる)」
「見積書や請求書は必ず押印+原本(押印決済に時間かかる)」
「その押印して提出した原本の、文言を変えて至急再提出しろって言われる(押印決済に以下略)」

弊社、心当たりしかない!!!!!!!
社内も社外も、こういう業務ばっかり!!!!!!

偉いひとを筆頭に、弊社全社員にこれを読んでほしい。必携図書にしてほしい。

この本の素敵だなと思うところは、
「仕事ごっこも生み出された当初は合理的な方法だった」と伝えているところ。
過去を全否定じゃなく、こちらの方が今では合理的だよ、とアップデートしていくような。

自分も仕事ごっこを教わってたくさんして育ってきた。
これで上手く行ってたこともたくさんあるから、変えるのは少し怖い気持ちもある。

でも、出産、育児、介護、趣味、余暇…と人生は様々忙しくて、仕事に割く時間や気力を、ずっとこれまで通りの分量で確保はできない。

私だって熱量高く働きたい。
続けられるやり方で、もっと楽しく生産的に働きたい。

仕事ごっこに使っていた時間と気力、もっと別のところに活かしていきたいな。

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