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好きの種類ってひとつじゃなかったんだ

わたしには”好き”って感情が一種類しかない。

それが普通と違うって気がついたのは割と遅かった。



友達や周りの話を聞くと
みんなの好きはどうやら二種類あるらしい。

「人間として好き」 と 「恋愛としての好き」 だ。


私は「みんな好き」。
それは友情としての「好き」なのか
恋愛感情としての「好き」なのか
全然わからないままだった。


学生の頃などみんなで恋バナで盛り上がっている時に
この好きの概念を話した時、誰にも共感されず、
むしろ冷ややかな目で見られてからは
誰にも話さないようにしていた。


友達としての好きも
異性としての好きも
家族としての好きも
ぜんぶ同じ種類の”好き”なのだ。


わたしと同じく”好き”が一種類しかない特別な人種は
まだ出会ってないだけで、
この世界のどこかにきっといるはずだと今でも思っている。

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