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Geometric Shape. あなたの新しい友達 (P1)

こんにちは。ゴーリストのデザイナー「ティエン」です。
今日はデザイン部のデザトレ(*)のきっかけに、デザインに関する基本の知識についてのコンテンツをみなさんに共有したいなと思います。
この記事でが面白くてお役に立つ情報が入っていますので、是非最後までご覧くださいね! (o.<)
今回は、グラフィックやUI/UXに欠かせないデザインの要素である「Geometric Shape(*)」についてお話したいと思います。

* デザトレというのは、「デザインのトレーニング」の省略の言葉で、ゴーリスト株式会社のデザイン部で、週に1回1時間デザインに関する練習、知識の共有などの打ち合わせが行われるということです。
* この記事では、「Shape」と「形」の言葉が何回も使い交わされますが、意味が同じです。

I. Shapeの種類

Geometric Shapeの具体的な話の前に、「Shapeとは何か」について少しご紹介します。
「Shape」または「形」というと、デザイン業界の中で、一つの大事な要素だと言えるでしょう。さて、どんな種類があるか一緒に見ていきましょう‼

基本的には、3つあります。

1. Geometric Shape

カタカナが「ジオメトゥリック」で、漢字が「幾何学」(きかがく)です。

「形」ときくとよく思い浮かべるのは幾何学的形状でしょう。
円、正方形、三角形、多角形...などは、見慣れたお馴染みの構造で構成されており、それらが、線の繰返し性と対称性によって作成され、または閉じたコーナーからできたものとも言われています。
この繰り返し/対称性/角度により、効率のある組織化が得られます。
Geometric Shapeの中にも、2つの種類があります。
基礎: 円、正方形、三角形の最も基本的な幾何学の形です。

複合: シンプルな形から作成されているように見えますが、ポリゴンよりも複雑な要素が含まれているという形です。

2. Organic – Inorganic Shapes

カタカナが「オーガニック・イノーガニック」で、漢字が「有機・無機」(ゆうき・むき)です。

Organic Shape

自然形状 (Natural Shape) とも呼ばれるOrganicまたは有機的なShapeは、平面に投影された際のそのものの実際の形から描画されるものであると言われています。

Geometric Shapeとは異なり、Organic Shapeは不規則で、繰返し性や対称性がなくて、不均一で、より多くの曲線があります。雲や葉など、自然界のオブジェクトの形を表すことが多いです。

多くの場合が、イラストやフォトグラフィーのテクによって作成されるものです。そして「自由な形」ですので、厳格さがなくて、感情を非常に伝える役割があります。
オーガニック・シャープは見る人に興味を与え、デザインのテーマにすることもできます。

Inorganic Shape

Organic Shapeと同様ですが、Inorganic Shapeは自然界に存在しない形だと言われています。
例えば:高層ビル、飛行機、石像…

3. Abstract Shape

カタカナが「アブストラクト」で、漢字が「抽象」(ちゅうしょう)です。

実際にAbstract Shapeがよく見つかる多くの場合は、単純または複雑なGeometric Shapeによって、アイコンやロゴなどのオブジェクトを記述すると言われています。

基本のGeometric Shapeから抽象的なアイコンやロゴになれる

ある場合は、自然の形をシミュレートされたり、認識の高い特徴もありますが、現実的なものではなくて、連想性があるということです。
Geometric shapeやOrganic/Inorganicの様式化または簡略化されたバージョンでもあります。 

GeometricやOrganicなどのShapeだけで連想性のあるAbstract Art

II. Geometric Shapeの話

それでは、Geometric Shapeについて、お話しましょう!!

1. 実際の使用

まず、Geometric Shapeが実際ではどのように使用されているか少しご紹介していきたいと思います。

建築

建築界では、ネオ・ジオ (Neo-Geo)というスタイルが結構流行があると言われています。ネオが新しいで、ジオがGeometricという言葉の略で、Neo-Geoは、自然界と関係のない単純な幾何学的形状を使用する視覚芸術の一形態です。

幾何学的なスタイルは、建築構造やインテリア・デザインに広く適用されていて、 また新しさを常にもたらし、応用性が高く、アートとクリエイティビティに満ちたものです。

何世紀も前からGeometric Shapeが使用された
Geometric Shapeが多く使われる「ミニマリスト」
50年代からのUS/UKでの「Pop-Art」というアート・ムーブメンツ
(Wikiリンク付き)

映画

普段映画を見ている時、あまり気付かないかもしれませんが、Geometric Shapeは映画言語として物語を伝えるために頻繁に使われています。

人物が長方形の窓で囲まれている。
一人で外の雨を眺めている、まるで「孤独感」のある気色。
SKYFALL (2012)
人物が車のバックミラーで自分の顔を見ている。
完璧な丸には理想的な感覚があるが、楽しさもない顔で、どこか不安感がありそう。
LAST NIGHT IN SOHO (2021)
人物がある女性と話している。
この男性が三角形のある女性の足に囲まれていて、おそらく支配されているようだ。
THE GRADUATE (1967)
Geometricだけでなく、Organic Shapeも映画に使用されている。
山々に向かっているこの女性の姿が完璧のない形に囲まれて、
まるで自由を求めているが遠くて意味がなさそう。
A HIDDEN LIFE (2019)

Geometric Shapeは、登場人物が置かれている状況を、または作者が伝えたいストーリーに焦点を当てるのに役立ちます。これにより、私たちのような観覧者は人物が経験していること、またはこれから遭遇することをより深く理解することができると思われます。
もっと知りたい方は、以下のYoutubeビデオの4分20秒からご覧くださいませ〜

数学、物理学など

学生の頃に数学や物理学などの科目では、Gemetric Shapeをよく見たことでしょう。

幾何学では、Geometric Shapeが頻繁に使用されている
オブジェクトの代表として正方形や円形などが物理学ではよく見つかる。

UI/UX

言うまでもないのですが、Web、アプリではGeometric Shapeを頻繁に見かけるでしょう。Wire frameやボタンやText Boxなど色々なところに正方形、長方形、円形が何度も使用されています。

ご覧の通りにGeometric Shapeがマインの形になっている

Geometric Shapeの用途が他にもFashionや家庭機械やPackingなど幅の広い業界でたくさん応用されているといわれています。


「Geometric Shapeの話」の項目ではもう一つ共有したいことがありますが、文書が長くなりましたので、次のパート2にお伝えさせていただきたいと思います。
パート2では、デザインに関する正方形や円形などのそれぞれの意味をお話しします。そして、デザトレですので、トレーニングの内容も含めてお送りします。デザイン部のメンバーから面白かったというコメントもいただきました。読者の皆さんも、とても興味深い練習時間になれると思います。
是非、後編もお楽しみに!!

最後までお読みになっていただき、誠にありがとうございました。

そ〜れ〜で〜は!!またね!!

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