金持ちはもっと金持ちになっていく世の中

今回は題名にもありますがお金持ちと一般人を比べるとお金を増やすチャンスってどれくらい違うのでしょうか。

フランスの経済学者トマ・ピケティが「21世紀の資本」という本でも書いて
ありますがざっくり言うと、資本主義社会だとお金持ちは投資をして
どんどんお金が増えるのに対して一般人は労働を続けるだけで
ずっと貧乏という悲しい現実がこの日本でも残念ながらあります。
前回、投資にかかる税金と労働の税金を比較しましたが、それはホント氷山の一角でまだまだ色んな面でお金持ちは有利です。

《IPOは労せず儲かる確率高し》

参考までに紹介すると証券会社の口座に多額の残高がある場合
IPO銘柄を優先して割り当てられるってのがあります。
まず投資しない人にとってIPOって何だ？と思うでしょう。
IPOは簡単に言うと今まで株式市場に上場していなかった会社が新しく上場するってことです。
その際に株価は初期に設定された価格よりも挙がることが多く
かなりの確率で儲けることができます。
※その時々によって異なりますが9割くらいの確率で儲かったりします。

そんな勝ちが見えている条件がお金持ちなだけで目の前に転がってきます。
何でそんなことがあるの？っていうと以下の流れです。

【証券会社】
今度新しく出す新商品<投資信託>をたくさん売りたいなぁ(10億くらい)。1億円を10人に買わせるのと100万円を1000人に買わせるのどっちが楽だろう？
うーん、どう考えても1億円を10人に買わせる方が楽だよね。
俺らには餌(IPO)もあるし。
投資家さんIPOで美味しい思いさせるので新しい商品1億円分買って下さ～い。

【投資家】
いいよー(・o・)ノ ごちそうさまです♪

ってな感じでお金が口座にあるだけでこんな羨ましいお話があったりします。

こんな状況が日常的に存在しているのがお金持ちの世界です。
一般人は知る由もないし知っていてもどうすることもできない状況です。

《まだまだあるよ、マンションも》

他にもマンション購入するとして例えばお金持ちは最上階のペントハウスを
買ったりします。
私たちは普通にどこかのフロアを買います。
そうすると、私たちの購入した部屋はその瞬間に価値が大きく下がる可能性が高いのに対して、ペントハウスは価値があまり落ちなかったり上がったりします。
これはペントハウスは当然数が少なく希少性があるのと、そもそもそんな部屋を欲しがるお金持ちは価格が高くても関係なく購入するのが大きな理由になります。

今回はあくまで例として話を出したので当てはまらないこともありますが事実このようなことが起こっていることは皆さん知っておくべきだと思います。

＊編集後記＊
色々考えてみると資本主義って思っているより壮絶ですよね。
でも日本に住んでいる以上は資本主義社会に属すしかないのでその中でいかに生き残り、勝ち残っていくかを考えるしかない時代ということをまずは
自覚しなければいけないと思います。
"気付いたら取り残されていた"ということにならないように勉強しましょう。

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